
川崎浮世絵ギャラリーで開催中の「歌川広重 行書・隷書東海道」展前期へ伺って来ました。
五十三次の内二十七までの行書と隷書の題目の物が並べて展示されており大変にお薦めです。絵はそれぞれで全く違います。
五十三次は何度も摺られており、そのたびに絵は異なりました。
また、同じ絵では飽きられるため人物や船を入れたり、雪の降らない静岡に雪景色を多用した様です。
この美術館がある事も五十三次が何シリーズもある事は知りませんでしたね。
運よく五十三次の二十七までの前期展は今日が最終、後期展は10月8日からとなります。
大田記念美術館にも展示されていた平塚 馬入川の渡し。これは上に藍が入っていません。
平塚 繩手道
川崎 六郷の渡し舟 これは行書体
川崎 隷書体
平塚 馬入川の渡し これは上に藍が入っています
十四 原
愛鷹山とと富士を望んでいますが、鶴がいますね。
江戸時代は静岡に鶴がいたのでしょうか。
東京の日暮里には鶴の給餌場があって、朝廷に献上されていたという記録はありますが。
平塚
大山と富士山が見えています
1から順々にそろって展示されており、中学以上のお子様でももちろん大人でも大変にお薦めです。
Posted at 2022/10/02 20:43:13 | |
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