
ひつじ年の今年に登ろうと思いながら、Vetteの故障修理、悪天等で何度も何度も流れた新潟県の未丈ヶ岳(みじょうがだけ)に登って来ました。ま、マニアの山です。
今年最後の機会なので吹雪でも登ろうと雪山装備で行ったのですが、先月24日の車から降りると膝が痛い位寒かったのと大違い。初夏の様に暖かく夏服で登りました。それでも先週は雪で真っ白で登るのをあきらめたという方と登山中に会いました。
入り口を見つけるのに散々てこずって8時12分出発、車に帰ったのは16時40分。山間部ですので、もう暗かったですね。
1時間休憩はとりましたが、しばらくぶりの山でしたので楽ではなかった。

トンネル部分が18kmの奥只見シルバーラインのトンネル内から緊急避難所のシャッターを開けて外に出るのです。そこが登山口で日本でもここ位でしょうか。オレンジ色なのはトンネル内のナトリウム灯です。

最初3ヵ所、川を渡るのですが、100%天然林ですと水はこれだけきれいになります。杉やカラマツといった人工植林の針葉樹に浄化作用はないのです、保水力も。産卵期は岩魚の群れが見えるそうです。

標高800mから1000mは雲海で抜けると遠望できますが、更に2000mにも雲があり、写真は山頂手前から手前ピーク越しに越後駒ケ岳を写したものですが山頂部は雲に隠れています。時々晴れ間から見えるのですが、山頂は雪で白いですね。
この手前ピークの下、標高1400m位で私のすぐそば(1.5m位)の薄い笹藪をズザーザーザーとすごい音をたてて何かが逃げていきます。この山域ですとカモシカと熊しかいませんし、カモシカはそんなに人を恐れないので熊の可能性が極めて高いですね。
1度会って写真を写したいと念願なのですが、かなってはいません。もちろん、ちょっと離れてですよ。
運の良い方は何度も写真やビデオをとっているのですが。

山頂直下北側には長さ2000m程の広大な草紅葉が広がります。20分程寝転んで持参のマスカットをかじりました。枯草はカラカラに乾いています、暑くも無く寒くも無く。
1カ月前のぽかぽか陽気でしたら、さぞかし気持ち良いでしょうねー。

晴れてきた下山終盤に山頂を振り返ったものです。1番奥が山頂です、左側に見える尾根筋を延々と行くのです。写真では感じませんが両側は崖で、それしか道はありません。下は紅葉を、上は落葉樹を楽しめます。
アッパーアームとボールジョイントをバンスティールの物に換えていったので、(ボールジョイントはガタガタでした)東京から関越小出ICそして奥只見シルバーラインのドライブは楽しめました。
やはり幹線高速をVetteで走るのは最高に楽しい。
Posted at 2015/11/08 14:56:44 | |
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