
東京都江戸川区のJR総武線の駅近に4LDKのマンションに会社事務所があります。最近は私一人ですのでリビングだけしか使用していません、他は空き室となっています。分譲ですので賃貸とは坪単価が全然違って明るく、とってもきれいです。
一昨日は江東区南部にワンルームの賃貸事務所を探しに行ったのですが、10万以下では汚く暗く、嫌になってしまいました。
今日は9時過ぎに事務所に行って連絡調整を行い、11時24分に昼食に行こうと玄関に行ったら焦げ臭いんですよ。玄関隣の部屋の曇りガラスを開けると、木造2階建ての古い隣家が燃えています。老主人が走って逃げていきます。同時、自室の火災警報器が「近くで火災が発生しました。安全を確認して避難して下さい」と警報音の次に連呼を繰り返します。
チョロチョロと見えた火、そして次の瞬間、白い煙が煙幕のように凄い。視界0です。
出火と同時に警報機が消防に自動的に通報となったのだと思います。11時27分には多数の消防隊員が殺到します。
玄関の西隣の部屋はすぐ横なので一つ手前の部屋からデジカメで撮影します。とにかく煙が凄い。
LPガスボンベとかが誘爆してるのでしょうか、ポーン、ポーンと軽い爆発音が続きます。
今日の東京は無風快晴、煙や火は真上に立ち上がって行きます。1階玄関前には多数の消防隊員が。2、3名が玄関前に置かれた灯油のポリタンクを表通りに運んでいきます。
右下のヘの字型の白い塀は私のマンションの塀です。表に出て地下の自転車置き場への階段があり、そのため7m程の距離があるのです。左の建物は木造2階建てのとんかつ屋さんです。とんかつ屋さんの前が大通りとなります。
つまり、炎上家屋は南の大通り側にとんかつ屋、他の三方を高層マンションに囲まれているわけです。
とにかく煙が凄い、そして無風のため直上に立ち上がっていきます。私の部屋はまだ離れていますが、北側の部屋は隣接ですので居住人はあせったと思います。
現況確認のため消防隊員達が自室の玄関を開けて入ってきます。すぐ隣の部屋は煙で視界が効かないので「こっちー、こっちー」と隊員達を手前の部屋に誘導します。完全装備の隊員達は現況確認後、北側のマンションに向かいます。玄関を出て「あの真っ直ぐの階段を上がっていって」と指示すると隊員達は向かっていきます。
炎上家屋の南側のとんかつ屋さんの上にははしご車が伸びていきます。大通りからです。「はしご長ーー」と下から声が上がります。ゴンドラはとんかつ屋の上に伸びていって指揮をとっています。
1階の地下室への階段前、2階の自室の玄関前からもホースが伸びて各方向から放水が続きます。
その後、化学薬品なのでしょう。白い泡状の消火剤も散布されます。炎上家屋玄関前とその南側への通路は雪が積もった様に真っ白となります。
100m以上に煙は上がりましたが、20分程で鎮火していきます。
北側マンションは壁が焼けて、雨どいは焼け落ちています。自室もとにかく焦げ臭い。
炎上家屋玄関と手前とんかつ屋さんです。全くの無風でしたが、強風でしたら類焼もあったと思います。
左側が自室マンション、奥が大通り、右がとんかつ屋さんです。通路は幅1m80cm位でしょうか。
鎮火後の燐家です、外側だけ残ってますが屋根は焼け落ちています。私的には全焼ですが、保険屋さんの判断はどうなのでしょうかね。
管理会社から「換気をして下さい」って、隣が炎上家屋で窓を開けるのははばかられます。っていうか兎に角焦げ臭いんですよ。
数日経って匂いが残る様では損害賠償も起こると思います。
Posted at 2017/01/12 21:12:54 | |
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