
先週末は長野県南部で過ごしましたが、偶然に素敵なドライブコースを見つけました。それは長野県飯田市上村の、しらびそ峠から「ハイランドしらびそ」というホテルを通って御池山(おいけやま)登山口の先までです。
私は御池山登山で行ったのですが、ドライブコースとしてもなかなかと思います。南アルプスのジャイアンツと呼ばれる山々を車から走りながら見れるというのは、ここだけでしょうか。
飯田市から東へ上村(かみむら)へ向かいます。4km以上の長いトンネルを抜けて直ぐUターンする形で林道をしらびそ峠へ向かいます。舗装の林道でけっこう走りますと峠に着きます。峠は鞍部となっており、杉造林で眺望が無かったものがいきなり南アルプスのジャイアンツと対面となります。
人里から離れ、前側に山々があるため、なかなかその姿を見る事はできません。
左から荒川三山、赤石岳、兎岳、聖岳となります。手前の山は大沢岳です。
峠から下がる感じで直ぐに「ハイランドしらびそ」というホテルになります。同じ様に南アルプスが見え、反対の西側に中央アルプスが見えます。両方見えるのはここだけで、さすがに1番良い所に建ててあります。
ここから平らに御池山登山口までが4km位ですがハイライトです。
20日は快晴でしたので素敵でした。
御池山は駐車場から往復1時間半で4歳の孫と一緒に登ったというブログもネットで見ましたので、簡単なピクニックコースでしょう。下栗から登るのも良いとは思います。
山頂から下栗方面を写したものです。気持ちよさげな道が続いています。
車に戻って下栗へ向かいます。日本のチロルとも呼ばれ最近は観光客でにぎわっていますね。

写真は歩いて15分のビューポイントから写したものです。ここだけなだらかだからでしょう、他は崖ですからね。
集落の上部に宿泊や観光の施設があり、蕎麦を食べて赤崩沢の日本一と言われる栃の木を見に行きます。
私は巨木が好きなので見れて良かったです。下栗から更に奥に向かいます。探して見つけました。赤崩橋の手前でした。林道から80m位、ガケ下にあり幅1mのしっかりした階段が設置されています。西側から階段を降りコの字型に周りを柵と床が設置されています。
階段の少し上からです。高さは25m以上、根回り直径3mくらい。八方に太く直径30cm程の枝を伸ばしています。
コの字の北側からです。根元の水平直径は3m位ですが40度近い斜面ですので斜めに地面に接触してる径は5m位あります。階段が写っていますね。
そして反対の南側に行きます。
あっ、と驚きます。反対側は木の中が大きく欠損しているのです、75%位。つまり、根元は三日月型になっているのです。前に富山で見た古木もそうでした、栃の古木は中が空洞になる事は珍しくない様です。でもこの辺は江戸時代から人が入ってますので、この状態だから伐採されなかったのではないでしょうか。
今は嵐などで、いつ倒れてもおかしくはないですね。下栗でデジカメは電池切れになったのでスマホ写真なのでいまいちですね。自然の造形という感じで見れて良かったと思います。
しらびそからのドライブコースは林道ですので落石や段差に気を付けなければならないので神経質な方には不向きでしょう。私はガチ足のVetteで走りましたが。
なお、上村観光案内所の話しでは大型観光バスも走るとの事です。
Posted at 2017/05/22 15:06:04 | |
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