
千葉県房総丘陵の高宕渓谷に伺って来ました。マニアには有名です。昔日、オフロード雑誌で紹介されオフ車がバンバン行って、水道源として利用している集落住民と警察沙汰になりました過去があります。
林道がそのまま入渓して反対側にも作業林道があり、川床は平らで水も10cm位しか無くオフ車は川床を走行できるのです。
高溝集落からT秘境と呼ばれましたが。
ネットで良く見る崖の中のトンネル、この崖も人工的な物とは思います。トンネルも抜けた後の土手林道も作業道として40年位前ではと思います。
トンネルを抜けた所です。入り口は20mの崖ですが、出口は5m位しかありませんね。人造と思う林道はそのまま川に入っていきます。
川に入った所です。右上にトロッコ道だったトンネルが見えます。反対側にもコの字型に岩を削った道が続きます。
川を渡った所に林道が続いています。杉造林の作業道なのでしょう。
川床は平らでオフ車は走行できます。人も長靴で歩いて行けます。ここは明治時代に川廻しのトンネルで出来た人工の川なのです。
川をトンネルで水を下に落として、旧河川を農地や牧場としたのです。
すてきなナメ(平らな岩盤)が続き、登山経験や沢登りの経験が無い、一般の方でも歩いて行けます
2m位の滝がありますが、左にステップも切ってあり楽勝で行けます。
やがて急シ滝と呼ばれる高さ30m長さ45m位のトンネルから流れる滝が左に現れます。写真は登ってから下を写した物です。右側にロープもあって楽勝で上がれます。
上がってトンネルの先を写した物です。長さは20m未満でしょうか。
出て20m進んでから写した物です。本来は右の杉造林へ流れていたものをトンネルを掘って下に川を落としたのです。ここまでは一般の方でも行けますが、行く時は集落手前の幅の広い側道に車を停めて、最初のトンネルまで行かない配慮はされて下さい。家の前をよそ者の車が走るのは誰だって嫌でしょう。
その先も素敵なナメは続きますが深みもあったりで、経験者の世界になります。一般の方は滝で戻って下さい。
新しく作られた観音尾根直下コースは熟練者向きで、きつい登り上げになります。途中、高宕観音が望め、高宕山へと続いていきます。
エキスパートコースで周回して、高溝集落へ戻れます。
Posted at 2021/05/24 22:01:32 | |
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