2019年03月30日
使い慣れた工具
M3ねじを締めつけて、ねじ切った私、「立石かんな」でございますw
まあ、新品ねじが欠陥だったんだけれどね(^^;
あの感覚は嫌ですね。
使用しているドライバーはロングのドライバーで。
くるくるとねじをシャフトで入れていって、最後にグリップでグッと締めるのですが、装置によってはというか業界によってはというか、規定トルクよりもオーバーして締め付けることがあります。
例えば、1.8Tとか2.4Tとかね。
まあ、今回はそこまで厳密ではないので、T系列で設定したトルクレンチで締め付け確認はしますが、それ以上のトルクが掛かっていればOKということで。
使用するのはダブルセムスですが、最初はトルクなんてほとんどかからず、座金が当たってから潰れていくに従いトルクが上がって、最後にグッと強いトルクを掛けています。
押す力7割、回す力3割なんて言われていますね。
で、嫌なのが立ち上がったトルクがギュッとなるまで行かずに、突然ガクッと落ちたり、そのままの状態で回りづ付けることなんです。
あっ…。(^^;
挟みこむ対象物にもよりますね。
柔らかいもので傷つけたり、陥没させたくなければ、それこそトルクドライバーで締めるわけであって、そうでもないものは潰れ具合にもよって変わります。
例えば、ドレンボルトのアルミワッシャーとか。
潰すことが前提のものもあります。
または、丸端子なんかも柔らかいので、潰れ気味になることもあります。
(ドレンボルトのワッシャーと同じ感じ。)
締めてグッと掛けた時に、ガクッと下がる直前でギュッとなって止める感覚に慣れる必要があるわけですが、締め付けるものに多少のばらつきがあると、あれっ?ってなるわけです。
これは、対象物が潰れていく感覚なのか、それともねじが降伏した感覚なのか(^^;
特殊な状況だと間違えやすいのです。
で、心配になり(締め付け不良だと緩むので)、さらに確認でグッと力を掛けた瞬間ガクッと(正確にはヌルっと)トルクが落ちました。
作業を短時間で終わらせなきゃいけないのに、やばいっ!折っちゃったと顔面蒼白な私w
と、その瞬間、バキン!という音とともにねじの頭が取れるorz
なんてことでしょう…。
幸いにも正常なねじをねじ切ったわけではなく、不良ねじをねじ切ったので、相手側の雌ねじには影響なく、また噛みこんだりすることもなくスルスル状態。
不良で耐え切れずに頭だけが折れたようです。
使っているドライバーは、長年使用しているベッセルでいうところのクリスタライン。
ベッセルでいうところの…というのは、使用しているのがベッセルではなくルビコンだからです。
(コンデンサのルビコンではない。)
ラインカラードライバーだったかしら?
#2サイズの長さが超ロングのシャフト440㎜。
元々は、セブン君のスロットル調整に買ったものです。
(ただ、最終的にはわけあってマイナスしか使わないんですが。)
超ロングではお気に入りなドライバーで、クリスタライン系はベッセル、アネックス、ルビコンの3種類だったかしら。
たまに、中国製の焼きが入っているのか入っていないのかわからないやつとか、シャフトが撓んでるのとかコピー品みたいなのが出回っていますが。
で、もう一本ルビコンが欲しかったんですよね、予備に。
もう、20年も前に、ジョイフル本田で買ったもの。
どうやら、ルビコンは倒産してしまったようです。
丸シャフトで440㎜付近となると、ベッセルにもアネックスにもないんですよねー。
角シャフトはベッセルにあるのですが、角シャフトだと例えば周りにケーブル類などが通っていると回した時に負担をかけやすいのでできれば丸シャフトが良いです。
あと、クリスタライン系の六角グリップに慣れてしまったためか、ボールグリップとかメガドラ系とかだとトルクを掛け過ぎてしまう傾向があるので、私には合わないのです。
(緩めるには、ボールグリップの方がトルクが掛けられるので良いのですが…。)
まあ、掛けるトルクを調整すればって言われればそうなんですけれどね(^^;
なかなか体に染みついた感覚は取れないもので…。
それに、ゴム系とかクッション系は加水分解することがあるので、永く使いづらいことがあります。
weraもちょっと使いづらい傾向がありますかねー。
逆に、クリスタライン系のグリップの欠点は、手が脂ぎっている人やベタベタな人に貸すと、滑ってトルクが掛けられなくなること(^^;
あんまり共有はしたくないのよねorz
あんまり、工具のベタベタ感やヌルヌル感が好きではなくて。
また、ボールグリップもベタベタしたり、扱いが雑だと黒く汚くなってきますよねw
もう一点、今は使っていませんが、どうしても欲しいのが昔ベッセルが出していたラチェットドライバーでしょうか。
(多分、ベッセル。)
実家にはあるのですが、クリスタライン系のグリップで黄色と黒色の色分けのラチェットドライバー。
太さはクリスタライン系と変わらず、細身ですがしっかりしています。
回転の切り替えも素早く出来て、締め付け時に邪魔にならず。
差し替えタイプではないので、その分本数は用意することになるとは思いますが、今だいたいあるのは太いんですよね、グリップ。
もう40年位前のラチェットドライバーだと思います。
(ずーっと実家にあったので。)
色々なタイプのドライバーが色々なメーカーから出ていますが、やはり売れ筋というか良く使うラインナップばかりで、長さにしてもラチェットにしてもちょっとかゆいところに手が届くようなものが微妙に無い気がします。
やっぱり使い慣れた工具で作業をするのが、一番早くて一番確実かなと。
皆さんも使い慣れた工具で、もう手には入らないようなものはありますか?
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Posted at
2019/03/30 15:32:07
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