これはかなり、うるっときた。「八九寺 真宵、そこにいるという嘘」

＜物語＞シリーズ セカンドシーズン、

第20話「八九寺 真宵、そこにいるという嘘」

すみません、ネタバレ注意でお願いします。

それでも、このお話は見ていて久しぶりにうるっときて

どうしてもお伝えしたい衝動に駆られてしまいます。(>_<)


●ストーリー

今回、暗闇に忍野 忍が狙われているのかと言えばそうでも無く、暗闇に狙われているのは、八九寺 真宵ちゃんだ。

何故、八九寺 真宵が狙われたのかといえば、怪異の道から外れた存在、

即ち非存在的存在となった八九寺 真宵が狙われる。

八九寺 真宵の付いている嘘、それは、彼女は11年前、幽霊となった存在。

そして、彼女の迷いは解決したはず。そうなると彼女は成仏して消滅しなくてはならないのですが…。

そうなると八九寺 真宵は迷い蝸牛に戻れば大丈夫ということですが…。

暗闇を消すためには八九寺 真宵が消滅するしかない。しかし、彼女は現在でも存在しているので…。

「いつか消滅するのが分かっていた。」

彼女は全てを悟りきったように、

「何の不満もありませんよ。消える、という言葉でなければ空の上から見守るという言葉で。」

それを聞いた阿良々木 暦は

「僕が迷い蝸牛となって迷い続ければ、お前は消えないよな!」




そして彼女の目には涙が…。最期の言葉は彼とキスをして、




「失礼、噛みました。」

八九寺 真宵は静かに消滅しました。


八九寺 真宵がいなくなった世界、それは阿良々木 暦の心の中にも大きな穴が開いたような…。


これを見た時、思いました。

楽しい時や人の命、(幽霊ですけど)は永遠にはつづかないのです。

だからこそ、今を一生懸命に・・・。