メンテンナンス終了し、無事自宅へ帰ってきました。
もっと早くに納車される予定でしたが、最後のチェック時にウォーターポンププーリーのユガみ、ボンネットフードを支えるロッドのキャッチ折れが見つかり、部品調達待ちと交換作業が行われました。
今回はパーツインプレ的なブログになります。
後ほど個別にパーツレビューにも掲載したいと思っています。
今回のメンテナンスで特に変わった感じがしない地味な整備を数多く実施したので、外観上大きく変わったのは透明カムカバーとサージタンクの塗装剥離ぐらいです。
サムコのホース類もほとんどがサージタンク下に隠れたのでほとんど見えません。
下回りはミッションメンバーカラーが見えるぐらいでこちらも見た目上の変化なし。
代表的な各項目についてインプレを少しずつしていきます。
①スロットル関係オーバーホール、インマニガスケット交換、各種エアホース交換作業
くたびれたリターンスプリング交換やスロットル洗浄、ガスケット、各ホースは強化品へと交換し、
リフレッシュおよび耐久性のアップが図られました。
スロットルコートがなじむまではアクセルの引っ掛かりがあるものの、
アイドリングの安定やレスポンスも本来の状態に戻っているようで、
エンジンがきれいに回転しているように感じます。
これでしばらく安心です。
②クラッチ交換、マウント交換作業
クラッチはニスモのスポーツクラッチキット、エンジン・ミッション・デフマウントをニスモ強化品へ。
ミッションメンバーカラーは関西サービス(HKS関西)のものに交換。
プロペラシャフトのセンターベアリングも新品に。
クラッチはノーマルよりも軽くなりました。
フライホイールの軽量化でエンジンレスポンスがアップしています。
レーシングスペックではないのでシフトチェンジでギクシャクするようなことはありませんでした。
マウントの硬度増加、メンバーカラーの装着によってダイレクト感が増加しましたが、車内への駆動音も増加しています。
クラッチのミートポイントが奥になりますが慣れれば大丈夫です。半クラも純正同等で扱いやすいです。
1800回転から1900回転付近でクラッチの共振ジャダーが出ます。しょうがないです。
エンジンの出力がダイレクトにタイヤへ伝わるような感覚で出足鋭く、かなり爽快感があります。
③タイミングベルト・Vベルト交換作業
タイミングベルトはニスモ、アジャストカムプーリー、透明カバー、
ウォーターポンプ、テンショナー、カムシャフトオイルシール、クランクオイルシール交換です。
定期メンテナンスと強化品導入、ドレスアップ、それぞれができた作業でした。
④ハイキャス撤去作業
ハイキャスキャンセルロッド取付、ハイキャス配管全撤去を行いました。
走行してみての感覚はクルマがマイルドな動きになり、ピーキーさが無くなったように感じます。
ハイキャス特有のクイックな動きは無くなり、ステアリングを切った後にリアがついてくるような通常のクルマになりました。
タイヤのグリップを感じることや、サスペンション、アライメントのセッティングを再考する必要があるかと思います。
車体の軽量化にもなっていますね。
⑤油脂類交換
エンジンオイル、ミッションオイル、トランスファーオイル、前後デフオイル、アテーサフルード、ブレーキフルード、クーラントも新品へと交換しています。これらに付随する漏れ修理なども同時に行いました。これからも定期点検・交換を心がけます。
ざっとインプレをしましたが、個別のパーツについてはパーツレビューのほうに少しずつアップしていきたいと思います。
ブログに載せきれなかった細かいパーツなどや小技も随所に入れられ、見た目は地味ですが、永く乗れる仕様にできたかと思っています。
今回の工賃だけで〇〇万円でした。(パーツ代金含まず)超ハイスペックパソコンが買えます(笑)
ここまで、BNR32GT-R冬季リフレッシュ計画をご覧いただきありがとうございました。
また面白そうなネタがあったらアップします。
今後ともよろしくお願いします。
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BNR32GT-R | 日記
Posted at
2020/03/08 20:17:39