今日まで本店業務のため東京出張。
夕方まで在席し業務の予定でしたが、急遽取りやめてホテルチェックアウト後、すぐにスーパーこまちに乗って秋田に帰りました。
スーパーこまちは行きは3月末以降乗り続けてきましたが、帰りは今回が初めて。
理由は、おとといあたりから体調に異変があったため。
- 肩と首の後方にコリが出てそれが次第に激しさを伴っていた
- ついには両腕に若干のしびれを来していた
- さらには頭が重かった
ただのコリならまだしも、先日の定期健診で高血圧気味である点を指摘されて精密検査するよう指示されていたこと、さらに近所で僕より若い方が高血圧で最近お亡くなりになっていることで、高血圧に起因するような症状が出たらすぐに診てもらうようにと家の人に口酸っぱく言われていました。
それだけにおいら、出張先で倒れたらとんでもないと思って早々に帰ることにしたのです。
帰りの電車は昨夜時点で変えておりました。
長時間座り続けるのと壁に乗っかかりやすいのもあって、いつもなら窓際の席を取るところ、東京を9時前に出発するスーパーこまち7号は通路側しかなかったのになぜか快くOKしたのでした。
でも今思えば、これが後に運命さえ感じられる出来事になるとは思いもよらなかったですね。
で今日、スーパーこまち7号に乗って東京を出発。
窓際にお座りの方は上野から乗車、その方はお淑やかで品のある、おいらの母より少々若いぐらいの女性でした。
しばらく一言も介さなかったのですが、大宮を出てから車内販売が来た時に呼吸ピッタリに停めたのです。
そこでもうお互いに気があってしまって、その女性はその後すぐに車内販売で買ったお菓子をお裾分けしてくれましたので、これにはびっくり。
なんだか急展開さながら、地元大曲に着くまでお互いのことをずっと話していましたね。
色々と聞いていると、その女性は東京へ嫁いた同じ地元の方で、前回から十何年も帰省されていないとのこと。
しばらくぶりの里帰りでとてもワクワクされて、地元秋田のことにとても夢中に話されていた様子でしたよ。
あまりにたくさんお話したこともあって、正直細かいところまで掴みきれてないぐらい…
でもこれだけは、はっきり覚えています。
下積みさながらコツコツとやって実績を積み上げていくのが、秋田の人のいい所。
ちょうどあなたも若いし、東京と秋田を行き来しながら頑張ってるんだよね。
だからあなたもそのように頑張れば、それがきっと評価に繋がって認められるから自分を信じて。
あと、東京で悩むようなこととか、都内滞在中に震災起きたりして困るような目にあうこともあるでしょう。
その時私はいつでも相談相手になってあげるから、いつでも連絡ちょうだい。
更には、秋田出身の都内在住の方々をご自宅にお招きしては地元料理を振舞ったりされているそうです。
これほど優しくて心強くて、地元秋田の人・物・文化ををここまで愛してくれている。
勤務先の同僚や家族除くと、僕にとって心の拠り所になりそうな地元出身者の方は都内にいなかった。
そう思うと今回の偶然の出会いって、なんだか嬉しかったですね。
話に夢中になってるうちに、気が付いたら大曲に到着寸前。
またいつかお会いできるのを楽しみにしています。
久しぶりの秋田を思う存分楽しんでいって下さいね!
そう交わした後、駅で別れました。
その後一旦自宅に帰り、かかりつけ医に行って診察。
その結果、首や肩のコリは高血圧などではなく環境が原因とのこと。
デスクワークで露出しやすい首や肩が冷房に当たりすぎたり、温湿度が極端に違うと神経痛を伴うそうです。
コリの部分をレントゲンで撮ってもらったりしても、シコリになるような箇所は見られませんでした。
尚、健診で引っ掛かった高血圧についても、毎朝正しく測定して残している結果を見る限りは大丈夫とのこと。
結果オーライで何よりでした。
でもやっぱ、あの女性との出会いが今回の症状を和らげてくれたとさえ錯覚しちゃうほど。
今日という今日、想定外ではあったものの気分的に最高の1日でしたね。
Posted at 2013/07/26 22:43:40 | |
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