やってみようブレーキフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ブレーキフルード交換
さて いきましょう
用意するもの
・廃液を入れる容器(ペットボトルがお手軽です)
・新しいブレーキフルード・ワンマンブリーダー
・メガネレンチ各種
まずは
馬とかリフトに上げて
タイヤ4本外しましょう
そして 一人でフルード交換には欠かせない この子「ワンマンブリーダー」を用意します
売ってる物を買っても良いですが
お値段ピンからキリまであります
節約したい場合は作ってしまえばOK
簡単ですから
狙いは逆流を防げれるラインを儲ける事なんで
材料
・二輪用のワンウェイバルブ
・対油ホース
2輪とかエアツールの「ワンウェイバルブ」
後は対油の透明なホースを繋げるだけでブリーダー完成(笑)
これで充分です
2
フロントが一番わかりやすいので
フルードの出口?には砂とかが入らないようにゴムで蓋してありますので
ゴムキャップを外します すると 差し込み口と ナットが見えたり見えやすくなったりすると思います
メガネレンチ→チューブの順で装着します
装着したら ボンネット開けて ブレーキフルードタンクのキャップを開けます
フルードタンクの場所
は
エンジンルーム運転席側の タワーバ付近にあります
これで準備完了です
3
写真のような状態に メガネレンチを合わせ直してください 理由は後でわかると思いますが
準備段階でこのようにすれば良かった(爆)
さて 構造説明です
ナットを緩めたり閉めたりでフルードが出たり止まったりします
ちなみに今はナットしまっている状態です
んで
運転席に乗り込みブレーキを踏み踏みしてください
うちは 10回位です
4
踏み踏みしたら
ブレーキフルードのナットを写真のように緩めます 左回りが緩まり 右回りが閉まる です
緩めたら運転席に戻って
ブレーキをこんどは床につくまでゆーっくりと 2回ほど
フコーと床までいくならばフルードは抜けてます。
そうしたら車から降りてブレーキフルードのナットを右回りに閉めます
そして また10回ほどブレーキ踏み踏み
これを繰り返すわけです
手順はこんな感じですが
注意がいくつか
ブレーキフルードが抜けるわけですが
それはタンクにあるフルードの嵩も下がってるってことです
ブレーキフルードの抜きに集中するがあまり
タンクが空になってしまうと エアがみして
交換終わった後でもブレーキがフカフカ~
となりますので
ブレーキ10回踏み踏み→ブレーキ側のフルードのナットを緩めて2回ゆっくり踏み込み
をワンセットとし
ワンセット事にエンジンルームに行って
フルードの量がどれくらいか確かめましょう
当然減ってると思いますから 新しいフルードを足してください
んで ブリーダーの透明なホースからブレーキフルードの状態を確認して下さい。
これ何回やれば良いってのがありません(爆)
いわば「新品のフルードの色になるまで」やりますので
綺麗なったら完了って感じです
綺麗になったら
ナットを締め込み
チューブ→メガネレンチの順で外します
抜きの手順としては運転席(10回踏み)→ブレーキ(ナット緩め)→運転席(フルード抜き)→ブレーキ(ナット閉め)→色確認→エンジンルーム(フルード補充)→綺麗になったら外す
の流れが良いかと思います
5
さっきまではブレーキ単体のやり方
ここでは
エア抜きをやるブレーキの順番
と注意その2
順番は
左後ろ→右後ろ→左前→右前
とやっていきます
前だけやるときも
左からやるのが原則
後これは準備段階での注意ですが
ワンマンブリーダーのつける向きを間違えないようにしてください
ブレーキ→廃油にフルードを送るので(笑)
逆向きにつけるとフルード抜けません(爆)
ちなみにリアのフルードラインはドラムブレーキの裏側にあります
タイヤハウスに頭つっこんで真上から裏側を見るとわかりますよ
6
そしてクラッチ
MTのファミリーカー等はブレーキフルードで賄ってる事が多いです
ブレーキフルードタンクからクラッチへもラインがつながってます。のでクラッチもブレーキも同じフルードを使ってます。特にMTのDYデミオはそうです。やり方はブレーキのフルード抜きと同じ手順です
が
クラッチはナット緩めてフルードが出る状態にして 床まで踏むと 戻って来ません(笑)
ので手や足で戻してあげてください
チューブ繋ぐ場所はミッション付近?です車の下に潜ります。
さてこれでフルード抜き&入れ換えは終り
締め込みの最終確認をして運転席にて動作チェック
クラッチは底に張り付いてる事があるので戻して数回踏んで きちんと戻ってくるか確認
オールOKだったら
ゴムキャップをして
タイヤはめて終りになります
7
最後に
ブレーキフルードは浸透性があり 塗装に入り込んで塗装を劣化させてしまう性質があります
ので万が一塗装面についてしまった場合
水で洗い流せばOKです
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