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2016年10月13日

第16章 レースの世界の内側

1年半の日本語化も16章が最終章です。やっとこれで一段落 (o^∇^o)ノ ※日本語化の苦労にイイネをお願いします。 (-人-) 過去の記事は、こちら

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もしあなたがアマチュアレース志向でも、プロのキャリアを熱望していたとしても、自動車レースの現実を明確に描くことに注目するだろう。
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あなたがレースカーのドライブに興味ある、または真剣なプロのレースに参加するつもりがあるならば、膨大な選択肢があなたの前に広がっている、それにはレースのタイプも、クルマの種類も。
しかし今現在の選択肢を離れて、まっすぐなひとつを選択してみよう。レースは、どこまでもレースである。カートでレースしようが、自分の市販車、地方のオーバルのダートを走るボンバーでも、古いスポーツカーやレジェンド、またフォーミュラダッジでも、どれでも構わない。レースは、チャレンジングで浮き浮きしていて、明白な楽しみに満ちている、それはどんなスポーツへの参加であってもである。
我々は、あらゆるタイプのレースの連絡先と情報元を付録にリストアップしてある。しかしながらスキップバーバー・レーシングスクールでの、方向性はロードレーシングであるが、我々がベストだと知っている一派である。ケースバイケースだが、我々はできないしやることもないことに、レーシングカートやオーバルで、どこでどのようにエキスパートになるかがある。しかし、あなたがレースへの階段をどのような道筋を選ぶにせよ、一般的なアドバイスはできるし、そのスポーツの参加者になるための準備にあるていどの注意も与えられる。


現実的に

レースカーにはお金がかかる。そこに靴紐も含まれるかもしれないが、それに大きく失望することもある。資金面についてあなた自身にウソ偽りがあってはならない。あなた自身でどれほど使い、またセッション毎にどれほどの資金をこの趣味に使うのかを決める。そこに願望やファンタジーはない。あなた自身で稼いだだけが、サーキットでの挑戦と興奮の対価として惜しみなく使えるものである。もしあなたの頭の中に、費用を充当するためのスポンサーを募る考えが渦巻いていたならば、幻想はすぐに捨てろ。どれほどあなたがこのスポーツに参加したいと思っていても、そのためには自分の資金を多額に使うことになることが、すぐに頭をよぎるだろう。そのことを他の誰かに話すことはできて、力づけてくれるが、それを計算には入れられない。
非情でウソ偽りない資金繰りに思い至ったとき、その資金の一部には移動、宿泊、食費などのようなレースには関係ない費用もあることを忘れてはならない。自分の車でレースに参加するとしても、装備や準備、タイヤ、燃料、エントリー費用などが毎週かかる。我々も、ビギナーが資金の95%を車を手に入れるのに使ってしまい、すぐに資金を使い果たしてしまうのをしばしば見てきた。あなたは運転したいはずで、ガレージで車をうっとりと眺めるのではないだろう。
また、リスクにも向き合わねばならない、それはあなた自身と車の両方にある。レースの環境にはどちらもダメージになる。それは避けようがない事なので、自分で受け入れられるようにならなければならない。

レースに何を望むのか?
この質問には、数多くの答えがある。スリルを求めている?未知で難しいスキルへの挑戦?いつか有名なプロレーサーになることを望んでいる?
この質問への最初の答えがなんであれ、それ以上の成功と楽しみが得られるだろうし、レースを選んだのは、もっとうまくやりたいとの望みがあるだろう。そのための呪文は"うまくやれよ"

一息つく
サーキットでの究極の成功は勝利であるが、速く走ってレースに勝利することは、もどかしくリラックスとは程遠い。リラックスしていこう。どんな複雑なレースをドライブするときに、身につけないといけない様々なスキルがあっても、正しく行なうことができただろう。あなた自身へのプレッシャーを和らげたほうが、良く学べる時間を取れる。自己研鑽の時間を取る。レースの基礎を完璧に学ぶのには、同じタイプの車で3年間過ごすことも合理的だ。
とにかく困難に挑戦する。ここに至って我々が"ハードに行け"と言うと、新人ドライバーは、ハードに攻めることは、クルマをハードにドライブすることだと、短絡的な結論に結びつける。そうではない。ハードに行くということは、必要なスキルを磨き上げるための努力を積み上げていくことを意味している。何周にも渡ってクルマを完璧にラインに乗せていく事に、トラブルに直面するだろう? もっとハードにいって参照地点を見つけ、クルマの位置を正確にして、そして早すぎたり遅すぎるクリッピングポイントの兆候を読み取る。するべき事に集中する能力を向上させるためにハードにいくのである。それを続ける。してしまいそうな大きなミスを基礎から取りのぞき、もっと速く走るための不安の中で失敗をすること。

経験を積む
鍵は経験を積むこと。良い事は、数多くドライブしなければいけない、ドライブ中は常に何をするべきかに集中する、そして自分の能力について自己批判する。レースには多くのレベルがあり、それぞれの階層から次へ上がるには経験と研鑽(ハードワーク)がいる。サーキット経験の最初の数年では、レーサーに勝つというプレッシャーを減らすこと。代わりに全てにわたって微細なことまでの完璧さへの熱望を増大させる、それが常にフロントでレースを終え、より高いレベルのレースへのステップアップの機会になるだろう。

どこを目指すのか?
ほとんど多くのレースドライバーの始まりは、プロとしてのキャリアの野望とは関係ない。レースカーをドライブする誰もが、心の中のコーナーで持っているのは"インディでも、デイトナやセブリングではないなら・・・" そしてプロの階層を目指すことを決めるものが出る。
多くのビギナー、特にキャリアを熱望するものは、すぐに勝利するという大き過ぎるプレッシャーを持って、かえって成長を阻んでいる。ときには彼らのレースキャリアのレジメが、勝利を続けてチャンピオンでありつづけることで、将来のスポンサーに印象づけをしなければならないとの間違った考え方からきている。真実は、あなたがレースしている初心者レベルのスポーツは、無名である。あなたは全員が注目していると考えているかもしれないが、現実にはあなたの家族と何人かの友人だけが、あなたの結果に関心を持っているものである。あなたはスポットライトに当たらずに、技術を学ぶためのアドバンテージとして、その状況を使うことが出来る。いつか、あなたは会得した全ての技術を動員しなければならなくなるし、全ての経験が大きなチャンスでアドバンテージをつかむことに役立つ。早いうちにその日に備えるのである。
ドライバーたちの中には、未来のゴールに執着するあまり今現在を無駄にしている。それは、レースキャリアを作ろうと心に決めている若いドライバーたちに良く見かける。そして3日間のレーシングスクールでは常である。レースカーに乗る最初の日に、彼らは"可能な限り早くプロシリーズにたどり着くためには何をするべきか"と尋ねてくる。
どんなレースドライバーでも始まりに、受け入れがたいことは、基礎を成長させるには時間がかかることにある。この点ではレースも他のスポーツと全く違いはない。ハンディゼロのゴルファーになるのにどれだけの日数がかかるか? 野球のマイナーリーグレベルまで成長するのにどれだけの期間の練習が必要か? オリンピックチームに認められるためには、何年のトレーニング、専念、練習が必要か? 素晴らしいレースドライバーになることに、どうして違いがあるのか? そう、違いはない。

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誰でもレースカーは運転できる - 単に練習がいる、例えばバイオリンの演奏のようなもの。このジャンルの唯一の問題は、ママがグローブやバット、ボールを買って、練習のためにバックヤードに送ってくれるようなものとは違うことである。だからレースドライバーになるには、それ以外の練習が必要である、レースカードライバーにとって不幸なのは、練習するために費用が莫大にかかることである。私は非常にラッキーだった、子供のときは、毎週火曜日か水曜日に$50を払って、コネチカットのトンプソンで一日中ドライブできたことだ。$50で、午後いっぱいを走ることができた。私は4枚の厚みのあったタイヤを2枚の厚みになるまで走った、そしてそれはどれだけ速く走ったかということには無関係だった。それは、私が走り、走り、走り、走った結果、直面した経験であった、遠い日のことだ。 - デビット・ローリング
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ステップを踏んでいくべき。誰もフォーミュラフォードからインディには行けないし、扱い方を学ぶ時間を費やすことなしに成功できない。単に馬力を知ることを超えて、それぞれの段階で学ばなければいけないことがある。それぞれの段階が重要である。
もし今のレベルで成功して心地よいならば、あなたは次のレベルへステップアップする準備が整っている。物事がクイックに起こるか、未だに車の挙動の予想ができないなら、今いる場所に留まるべきである。また今のレベルで成功していないときも、留まっていなさい。次のレベルにステップアップする前には、そのレベルである程度の成功を収めるべきであると、私は固く信じている。 - ブライアン・ヘルタ

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レースは違う

あなたが望んでいる自動車レースの世界の旅を描くことは出来る、しかしやがてこのスポーツが他のプロスポーツとは才能の取り扱い方について異なるという、厳しくも冷たい事実に直面しなければならない。もしそれが野球のマイナーリーグ選手で、打率が.420、400フィート飛ばし、バズーカー砲のような腕を持っていれば、誰かが彼らのチームでプレイするように手厚く払ってくれるだろう。
しかし、レースのマイナーリーグは、プロのトッププレイヤー以上に十分な、いやそれ以上の才能を持つドライバーがひしめいている。彼らに欠けているものは、トップランクのクルマをドライブするチャンスと、クルマの特性を扱うのに必要な経験年数である。

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世界で最も偉大なドライバーでも、カートやフォーミュラフォードに最初に乗ったときには、ミシガンで行なわれるインディにジャンプアップできるような能力は得られない。時速230や240マイルでは、物事があまりにも早すぎるだろう。そのことに気づくのに、私は何年もかかり、私が高出力のクルマに慣れた後でさえ、自分の経験のなさと簡単にぼろが出ることに気づかされた。それは単にパワーで失敗するのではなくて - 状況にある。
覚えているのは、インディアナポリスの最初の年のクラッシュである。後でリック・ミアーズが言ったが'お前は、ターン4とグランドスタンドの間の風にやられたな'と。グランドスタンドの間には隙間があり、風はその隙間を抜けてクルマの鼻先をピン止めしてしまう;それで私はレースの終盤でスピンした。他には、私はそれ以前に500マイルに達しておらず、レース終盤で必要な注意を知らなかった。それらは全て経験である。全てがあなた自身に起こることである。それを他人に教える事もできない。そのことを話すことはできるが、実際に学ぶには、直面しなければならないのである。 - ダニー・サリバン

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"プロになるには何をするべきですか?"と尋ねられる。答えは、プロのレースに参加する事だ。何も必要なことはない。それが心構えの変化になる。私は勝てると思える状況がなかったからプロのレースに参戦しなかった - 私のクルマは古く、使えるお金がなかった、ただ自分のポケットから全てをまかなっていた。もし私がそのようなことができれば、もっと良い結果を出せるだろうと知っていた、しかし私は他の人がしているようにはそれを追求しなかった。それでもいつか私にもチャンスが来る事を望んでいた - 私が全てに勝ち、誰かが心意気に気づいてくれるだろうと。しかしその方法では結果が出なかった。そのことに私は気がつくのに、あまりも長すぎた。しかし何年もそこにいることで、あなたは人と彼らにプレゼンするチャンスに出会えるだろう。私にチャンスが来たとき、私には相当の経験があり、来たチャンスで良い結果を出すことができた。 - ドルセー・シュローダー
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もしあなたが真剣ならば、あなたのレベルで最良のレースに参戦しなければならない。それが、私が1971年にヨーロッパに行った理由である。同じ日に、ブランズハッチではBOCチャンピオンシップに140台のレースがあり、95人がサンビーム・エレクトリック・チャンピオンシップでスネッタートンにいた。それは私にとって本当のレースであった;つまりレースドライバーになるためには、現実の人々とレースをしなければならなかった。あなたは自分自身を競争のレベルまで引き上げることを強いられるのだ。
私が後にしたチャンピオンシップであるBOCチャンピオンシップは、年間に25戦のレースが出来た - それは私がこの国で1年半にできる以上の数だった。サリバンと私は一緒に戦った。フォーミュラフォードとフォーミュラ3で彼は1年で60戦した。ここではそうすることはできない - 厳しさを忘れても - それはたいした事である。そこにいるものたちは全て、チャンピオンシップに勝つために、そして次のステップに行くためにそこにいる - フォーミュラ3やフォーミュラ2、またフォーミュラ1に行くために。 - デビット・ローリング

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思うに、クルマをドライブする能力の他に最も重要な要因はスキルではない、本当に。それは性格の特質:尋常ではない忍耐力。徹底的にスポンサーやスタッフの代弁者になることがある。私が見たところ、適切な状況で忍耐力と幸運を呼び寄せられる人よりも、レースカーをドライブするスキルを持った人の数の方が多い。
喜んで受け入れるのは、諦めることではなく全てを耐えることである。多くドライバーたちが、彼らの望みをかなえるために多くのことをあきらめているにもかかわらず、最終的に成しとげる以前にそれをあきらめているのを、私は見ることがある。ロジャー・ペンスケレベルをドライブするのには、魅力的な性格であったり、良きエンタテイナーだったり、何かを深めていくことではなく、個人の特質が重要になるのだろう。真っ先に注目するのは、彼らが言ってきたように、ガスに立つ人間である(stand on the gas???) - スキップ・バーバー

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才能
プロのレースドライバーになるのに才能は必要である、しかしそれは成功の保証にはならない。何年も何年も才能を開発して経験を得るためには、クルマに乗り込むことを可能にしなければならない。
化学では、化学反応が起こるのを決定する二つの条件がある。ひとつは"必要条件"-つまり原料の組み合わせと反応が起こるために絶対必要な環境である。しかしそれだけでは反応が起こることは確実ではない、さらに反応が起こるためのきっかけあることが必要である。そこでまた、"十分条件"がある-それは、実際に反応を起こすための処方である。レースで才能は、"必要条件"だが"十分条件"ではない。才能にはチャンスの到来したときに発揮されねばならないが、それでチャンスが到来することにはならない。
それはあなたが仲間からプロとしての才能があると思われているレベルに到達したとしても、あなた自身を良いクルマに続けて押し込むためのあがきがいる。レースドライビングは、職の保障の価値をあげてくれるようなキャリアではない。

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もっとも重要な事のひとつは、熱望である。私は今でもそうであり、それゆえに、心の中ではそのひとつの事に焦点が当たっている。それが私の人生のあらゆる面におよんでいる。しかし他の人で強い熱望を持っていても、たどり着けないのを多く見ている。それは持たねばならない、しかしそれでは不十分である。そこで死ぬほど頑張りぬけることも必要であり、そうしてこそチャンスがつかめる。
例えば、私がバーバー/サーブのチャンピオンを取ったとき、17万8千ドルの賞金を得た。しかし私がチャンピオンを取ったにもかかわらず、私にインディ・ライトをドライブさせてくれるようなオファーは誰からもなかった。私がレースを続ける唯一の方法は、銀行の口座に入っていたそのお金を取り出し、自分のレースキャリアのために再投資することだった。私は信じるしかなかった、それが長期的には戻ってくると。
私は過ぎるほどの幸運で、家族は協力的で出来る限りの支援をしてくれた。能力こそが最後の要因である。ある人たちはそれがあるが、それがない人たちもいる。おそらく勝利する能力ある人が5人いるだろうが、しかしたった一人だけしか勝利できない。あなたの決断力と知性と若干の幸運によって、勝利の行方が決まる。
インディには、ミカエル・アンドレッティのような男がいてレースに勝利するが、一方でレースに勝てない人がいるのは、彼らが道を見つけることを望みすぎるからである。そこには他にも速い者がいる、しかし彼らは勝ち方を知らない。それは単純なことで、あるものの勝ち方を知っていて、勝つための道筋を見つける。それが出口である。 - ブライアン・ヘルタ

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資金
レースカーに毎年乗り続けるにはお金がいる、そしてプロになりたいと熱望しているなら、最初からその事実を受け入れなければならない。資金は、自分のお金でも他の誰かからかもしれないが、それは問題ではない - お金はお金である。
コメディアンのスティーブ・マーチンは、"お金持ちになる方法"についてセミナーという寸劇をする。彼はこういって始める、"まず百万ドルを得る"ことと。あなた自身のレースキャリアを資金的に支えるもっとも簡単な方法は、このアプローチである、なぜならあなたには確かにお金が必要になるからである。
現実は、誰かが彼らのレースカーをドライブするあなたに払ってくれるまでは、あなたに潤沢な資金があるか世界最高の交渉者なければ、あなた自身で才能を磨き、経験を積まねばならない、つまりあなたのキャリアの初期の段階はあなたが勘定を持つことになる。
コース外であなたの才能をデモしても十分ではないだろう。必要なのは、次のシーズンや次のクラス最速のクルマのために使う資金に頑張ることが必要であるが、それは毎シーズンである。もし我々がこの偉業を成し遂げるのに確実な方法を知っていれば、我々はスポンサーのブローカービジネスをしていた。単純なことは、有効であると保障できるような極めて簡単な戦略はないということである。

スポンサー

大きな企業はマーケティングや広告部門を通じてレーシングチームに巨額の資金を投じる事で貢献している、しかし彼らのマネジャーは、それが企業の最善の利益になり、上位の承認に応えられるように動くので、その資金はプロの世界で実績のあるレーシングチームに流れがちである。

広告
多くのケースで、特にプロの世界の初期段階では、レースのスポンサーとしての広告費を正当化することが企業にとって難しい。言うまでもないが、レースチームのスポンサーになることに経済的に正当化することは不可能である:もしそうであるなら、例えばNASCARで企業スポンサーを見つけることはできないはずである。しかし、そのレベルのスポーツでは、実際にTVを通じて、数百万の視聴者の目をスポンサーロゴに見せつけている。少数の観客の地方のレースに参加している小さなチームにとっては、レースチームに使う資金が、広告に比較できるほど潜在顧客に届いているかについての議論をすることは難しい。

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レースをしたい人へのひとつのアドバイスだって? 諦めるな! 何度も何度も乗り込むことが出来なければ、レースの全てに失望と困難を経験しなければならないだろう。しかし私は、最終的な良い1年のための失望の10年を経験しなかった者を知らない。そこから飛び出す一人は、関心を世界の誰よりも強く彼らが望むたったひとつのことに焦点を当て続けた者であった、諦めないこと、それが希望にたどり着くひとつであり、他の人がなしえなかったことである。それはおそらく、もっとも報われず、正当でもなく、無慈悲なスポーツかもしれない。本当に馬鹿になって望んだものだけが成し遂げる、なぜなら彼らは彼らの望むたったひとつのことに集中し続けるために他の全てを諦めざるをえなかったからである。お前は諦めるな。 - ドルセー・シュローダー
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私は数年前に、モータースポーツの殿堂にダン・ガーニー氏とドン・プルドム氏の招待でディナーに行った。プルドム氏が子供だったときの話はとても素晴らしかったが、ダン・ガーニー氏がそれを遮って言った"どうやって私がこのスポーツに入ったと思う?" ガーニー氏は、彼を会話から追い出すようなことはしなかったが、彼はこう言った、"君、どこに道があると思う? もし君が馬鹿になるほど好きだったなら、その道を見つけ出すだろうか?" 私はその通りだと思った。明らかに時代は少しずつ変わっていて、スポーツには企業のお金によって回るようになった、それはドライバーが才能で幸運をつかむよりも強い。しかし私は今でもそこにいたいと望むなら可能性はあると考えている。 - ロビー・ブール
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企業を助ける
チームやドライバーのどんなスポンサーでも重要な役割は、スポンサーのニーズを満たすプログラムを一緒にすることである。クルマのサイドに貼られた名前が、効果的な広告になるという単純な考えかたは通用しない。レースカーに関わった企業にもっとも有効なのは、参加することで熱狂、興奮とブランド信仰を作り出すデバイスとして使えることである。
加えて、クルマを走らせるコストの直接的なスポンサーには、レースの予算にさらなる役割がしばしばあって、企業のスタッフや顧客、潜在的な顧客を楽しませるホスピタリティも含まれている。そのような予算へのさらなる役割が、レースカーへのキャンペーンに向かわせるのだろう。端的には、企業スポンサーへのきっかけづくりは、疑問への答えを含んでいる"あなたは我々に何をしてくれるのか?"
このスポーツの低いレベルでは、あらゆる種類のスポンサー名が並んでいて、地方の自動車パーツショップからの$100分のパーツから地域のレーシングチームを持ちたいと思っている風変わり者まで。どんな場合でも、あなたは、スポンサー名に並ぶ潜在スポンサーが何を望んでいるのかを理解して、確実に与えられるようにしなければならない。

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レースは巨大ビジネスになりつつ-すでになっている。インディカーチームの運営には、何百万ドルもかかる。また弱小チームでも数十万ドルかかる。その資金は通常はスポンサーからのもたらされる、つまりレースがビッグビジネスであることは、ビックビジネスを理解することが必要である。それが学位であってもそうでなくても、またそれが広告やマーケティング、会計の授業であったとしても、いずれにせよビジネスのある程度の理解がいる。
取引というものはスポンサー側で成立している、それらの多数の取引は直接的なお金の取引ではなく、例えば製造された製品であったり、他企業から抜け出るためにあなたはひとつの企業やスポンサーを使うこともある。
そのような条件がどのように影響しているかをある程度理解しなければならない、そうでなければレースに参加するための資金を得る方法を何も理解していないことになる。
あなた自身をドライバーとして出来る限り完全になるようにチャレンジする。それはつまり、レースカーについて理解し、セットアップを理解し、レース運びを理解する、そしてそれだけではなくこのスポーツのビジネス面も理解することである。 - ブライアン・ティル

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見せるべきもの
かつてはサポートの保証の重要な点に可能性のあるスポンサーを現実的に持っていることがあった。もしショップやクルマなど実際の運用があるサポーターの可能性を示すことが出来れば、もっと成功したであろう。そのことは今でも真実であるが、現在多くのレーサーは、ヘルメット(とチームを助けることになる資金)を既存のチームに持ち込んで、特定のクラスで競争力のあるクルマで勝負できる経験と知識を得ている。ドライバーは本質的にシートを買い、チームは資金がどこから出て来るかは気にしていない。その資金は、ドライバー自身からかもしれないし、ドライバーが個人スポンサーから盗み取ったのかもしれない - いずれによせそれがチームに入る限りは問題はない、例えばフォーミュラアトランティックのチームを運営するのには年間60万ドルかそれ以上がかかる。
バーバーダッジ・プロシリーズのようなワンスペックシリーズにおいても同じ事であり、シリーズの運営者が全てのクルマを所有しているが、ドライバーはシーズン戦に参加するための資金面のサポートは自分で見つける責任を負っている。クルマはスポンサーカラーに塗られてスポンサーロゴがのる、それが自分の店でなく、彼らに見せるためのクルマである、それはプロシリーズの実績にスポンサーを関わらせるための確かな取引であり、事務所にいるPR担当やマーケティング担当、テレビ担当にアピールする。

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私がビジネスをした20年で学んだ最も大きなこと、私がレースをしていて評価されたかったことは、忍耐である。私はレースカーをドライブすることが大好きで、丸一年間をそこから離れることは考えられなかった。お金を得ること、節約すること、資金を受けるために動いて挑戦すること、ドライブする代わりにそのような行動をとることを私は全くする気がなかった。毎年私は、どうにか、なんとかしてレースに出る事は非常に稀だった。常に資金難で、常になんとかしようと挑戦していた。私は計画を立てた事がなく。そのようにドライブしようと考えたこともなかった、だから上に上がったが-とにかく私はできる限り早くドライブした、その結果常に破産状態だった。
辛抱強さ。それが、私が自分を引き上げるために学んだことだった。私は、今は良いマーケティングスタッフであるが、レーサーとして私はシャイ過ぎた。覚えているのは、ライムロックでの初めての勝利したときに、あるオフィシャルがこう言った"サーキットのオーナーに会ってみたいか?" いや、結構だ。
私は十分な働きをすれば誰かが来てくれると考えていた。そのときには、それが傲慢であると、残念ながら私は考えていなかった。私は、チームのクルマをドライブするために頼み回る事もしなかった。もしもう一度があるなら、絶対に違うだろうし、もっと良い結果になっただろうと思っている。あなたはドアを叩くことを学ばねばならない。 - スキップ・バーバー

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ロジャーペンスケが電話をかけてきて、契約を提示してくれるという夢物語は捨てなければならない。もっとありがちなのは、運送会社を所有している男とか、電気器具を販売している男がいるだろう、もしやその二人がまとめてあなたを好んで、あなたがレースに参戦する支援を提示してくれるかもしれない、そうすればこの先数年の成長のチャンスを与えてくれるプログラムを組み立てられるだろう。それは誰かがあなたに契約してくれるのを待つよりもありそうな取引であり、それであなたは次のダニー・サリバンになれるだろう。 - ジム・ペース
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パトロン
数多くのレーシングチームが、たった一人がレースに関わりたいと私財や会社の資金を投入して設立されて長い年月が経っている。例えば、ジム・トルーマン、ガービン・ブラウンやテッド・フィールドらは、それぞれがボビー・ラハール、ダニー・サリバンやダニー・オンジャスのキャリアの重要な場面で背後にいた。彼らは自身のレーシングチームをドライバー、またはそうするためにチームオーナーと個人的な関係を結んで始めたが、ドライバーが何かを起こす鍵であった。そしてチームオーナーは、財布の紐が固い人の決断を正当化することに甘んじてはいなかった。彼らは、彼ら自身が願っているように行動し、続けるための経済的な正しさに従っていなかった。

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もしあなたが外科手術を受けるとき、あなたの手術以前に20や30の死体を積み上げている外科医を選ぶか。それは、チームオーナーがルーキー(新人)からアプローチされたときに考えることである。もしあなたがクルマのオーナーであったなら、テストした事のないルーキーを乗せるか、20年レースをして、クラッシュしない男を乗せるか? - それから誰よりも速いドライバーで行くだろう。 - デビット・ローリング
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私は、ガービン・ブラウンに出あうまで何年もあがいていた。私には資金がなく、パートナーのフランク・ファルクナー、彼は私をレースに引っ張ってきたが、観念的な男だった:彼にも資金がなかった。ガービン氏が私のキャリアを救ってくれた。私はヨーロッパから戻ったとき、キャリアは行き詰っていて、将来には明かりが見えなかった。ガービン氏が私を助けてくれたので、私は飛び出すことが出来た、もし彼がいなければ、私はそれ以上動けなかっただろう。それは紙一重だった。 - ダニー・サリバン
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お金が全てではない

プロのレーシングドライバーになりたいと熱望することには、単にお金以上のものがある。レースカーで時間を買うことが出来れば、ドライブを続けられるし経験も得られる、しかし才能や決断、モチベーションを買うことは出来ない。それらは自分自身で焚き続けなければならない。もしレーサーとしてのキャリアの成功にもっとも重要な要素について尋ねられたとき、一流のドライバーたちがモータースポーツへの忍耐と専念が鍵であると、繰り返し答えるのに気づくだろう。

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プロになりたい人へのアドバイス? 外に出て大金を作れ。 伝統的な言葉がある'私はそこに大金があるのを知っている、なぜなら私がそれだけ投じたから'
ドライビングについて始める実際に良い方法は、カートである。私は、それはほぼ全員に言えると考えていて、なぜなら安いからである - そして、だからコストパフォーマンスが良い。
第一にレーシングスクールへ行って、スキップ・バーバーのようなシリーズ戦に参加すること、それで短時間で多くを学ぶ。マーケティングについて学ぶ。ビジネスについて学ぶ。プレゼンテーションについて学ぶ。他人とのコミュニケーションについて学ぶ。それらはうまくやるには非常に難しいが、様々な職種の考え方を身につけなければならない。不幸にして出来ないことについては、自分のドライビングに集中するほかない。それが出来なくても、単に失望するだけである。
他の多くのスポーツのように個人の能力に基づくスポーツではない。クルマの中だけでなく、外でも素晴らしくなければならない。クルマでの経験を積むだけでなく、全体の他の部分も備えていなければならない...中には外に出て売り込む方法を知っている者もいる。あなたはそういう才能を持った人間と組むことがベストである。あるドライバーは、異なる職種の人たちとの交流に長けている - おそらくケニー・バーンスタインが好例である - しかし大部分では、あなた自身が売り込むよりも他の誰かにあなたを売り込んでもらうほうがずっと易しい。 - ジェレミー・デール

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ジョブ

一般的にプロのレースドライバーになる現実的なストーリーがある。それはTVインタビューやファーストレーンの生き方ではない。デイトナ24時間やインディカーのようなプロのイベントに行ったなら、そこは高揚して魅力的なシーンだろう。しかしその内幕は、きらびやかさに欠けている。ドライバーにとってビッグレースイベントはビジネス優先であり、仕事にB面はつきものである。数人のドライバーには大きく声をかけることが出来るかもしれないが、全てのレースイベントではリスクの声は小さい。
エントリーレベルでは、スピードは比較的低く、悪い事が起こっても、無傷で立ち去る可能性はとても高い。トップレベルでは、本当の危険が常にある。ときにドライバーがそれについて語るが、明らかなリスクを常に否定する状況で戦っている。

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集中と真剣さが、取るべきものである。つまり、あなたがそうしたいと思っているなら、本当に挑戦して実行すること、あなたがそのことに集中するのは、一日で24時間、1年で370日だ。 - デビット・ローリング
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どんなクルマでも最後の一秒以内に到達すると、状況はとてもハードになる。最後のわずか1/10秒単位は、本当の本当にハードである。あなたがどんなドライビングをしたかにかかわらず、ボード上では真実を表示する。思うに、別のタイプのクルマにステップアップする毎に、最初はパフォーマンスが良くなっていくのでグッドだと思うだろう。しかし、あなたがベストドライバーと同等にやろうと挑戦すると、新しい壁に直面する、それがタフな部分だ。
ドライブを深めていくと、心の中でまだいけるとまだ生きているとかんじる-そして、クルマは以前よりもずっと速くなれる。だからあなたはそろりそろりとそこへ近づいていく。もっと深く挑戦すると、そう、"それは悪くなかった"と言える。しかし、1秒以下のドライビングにたどり着くと、それは悪くなる。設計上の限界が立ちはだかる、それからその問題をなんとかする方法を学んで、対抗するしかない。 - ドルセー・シュローダー

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高速での接近スピードが、特にIMSAレースでは問題であった・・・それもかなり大きい。コース上には様々な性能を持った数多くのクルマが走行している。クルマの速度の差は大きく、ドライバーたちの能力の差も大きい。だから1時間のスプリントレースでは特にトラフィックで大きな問題に直面する。しかし選択肢はなく、あなたは信じられないようなリスクを取るだろう。もしあなたが誰かを追いかけているときに、彼がトラフィックに到達しても、あなたは手玉に取られないように。あなたが考えていた事を評価しなおし、少なくとも私はしていたが、用心深いドライビングスタイルにする。用心深いこととは、自分にとって変化した、関係のある物事である。
私がGTSカーを初めてドライブした場所はリバーサイドであったが、私には経験がなかった。だからまったく簡単なコースであるとは言えなかった。そこは、すごくプレッシャーのかかるコースでもあり、とても素早いコースである。私はクルマの中にいたが、コースは良く知らなかったし、知っていることは、私はバック80を取ることとこのコースをわかっていないこと、そしてコースは本当に速いことだった。数秒の時間があった。。。私は快適にクルマをドライブしている間は決してスピンをしなかったし、やがてスピードにも慣れた。 - ジェレミー・デール

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良いことと悪い事

レースに熱狂的な者にとって、トップレベルで走ることの深刻な悪い面はほとんど想像できないだろう。しかし多くのドライバー達は、個人的には単にクルマを走らせることを望んでいて、ドライブすることは、全てドライバーズシートを獲得するためのバックグラウンドの活動の結果であると気づいている。

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我々がインディのルーキーイヤーでやったアプローチは、全てを心地よく維持するためであった。コース上どこでもアクセルをメンテナンスしようと試みていたが、良くなったときにはちょっとした障害があった。私は、ターン中にリフトすることのない快適なレベルを作り上げようと何周も何周もした。それによって213から214、216に上がったが、それにはフルスロットルや最大ブーストは使わなかった。
全てが順調だ、それから-私は何が起こったか知らなかったが-我々はクラッシュした。クラッシュはコーナーの初期で起こった...クリッピングポイントよりも前で私はスピンした。だから多くの人は何かが壊れたに違いないと思った、しかし我々は、クルマが酷く壊れてしまったので、説明できなかった。おそらく私が何かをしたのだろう、しかしショックで私はそれを覚えていない。そして私はその4、5日前後も知らない。
4日後、予備のクルマで私は戻り、それで4周走ったがトランスミッションが2速で嵌って、リアがロックして、再び時速200マイル以上で壁に激突した。少なくともクルマは壊れてしまった事は確実だった。しかし人生で最も大きなクラッシュをした4周。心の中では、こうだった、何てこった" - ロビー・ブール

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私は好きだし、どんな物とも取引しない。それについて文句を言うのは馬鹿に決まっている。私は常に夢見ていたことをできるのを本当にラッキーだと感じているし、それで暮らしていけるのは十分も幸福で、だから全ての時間をレースに集中することが出来る。
おそらく私の一番大きなフラストレーションのひとつは、理解していない人々にこのスポーツを説明しようとすることだ。私はそれほど好きで、そこから個人的には大きな満足を得ていることを、全ての人に私が見て、あなたにはたどり着けないそれを理解して欲しい。 - ブライアン・ヘルタ

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ドライブすることで報酬を受け取るときには、ハードなのはユーモアのセンスを持ち続けることだ。多くの人が唐突にそれをもっとシリアスに受け取る。私はそれを軽くするよう心がけている。もしチーム全員が彼らの仕事を楽しんでいれば、表彰台の上に乗れるチャンスがもっと大きくなる。
私は世界中でもっともラッキーな男だと感じる。良いチーム、良いオーナーそして良いコ・ドライバーから恵みを受けてきた。計算した日にちが着たら、私は関わった全ての人にサンキューと言うつもりだ。私自身でレースにひとつかふたつ勝てたかもしれない、しかし、それを覚えていない。なぜなら勝利は常にチームの努力であったからだ。 -テリー・イヤーウッド

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私が熱烈にビッグタイムにあり続けようと挑戦していたとき、それは私には不要だった。その後、ほぼ好きなところへ行けるようになり、フリーを想像してから、そのことを真剣に考えるようになった。本当に真剣に考えると、私のパフォーマンスはそこにはなかった。私にはファンがいなかった。
やらなければならない物事の時間が過ぎた。あまりに多くの仕事、多すぎるプレッシャー。私は自分のままに行動していなかった。私は、皆が私に望むように行動しようとしたが、そのようには行動できなかった。私は自分がしている事にハッピーではなかった。あなたは、自分自身であれ...それこそがあなたをそこへ連れて行ってくれる。 - ドルセー・シュローダー

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レースドライバーというのは、ちょっとサーキットドッグのようである。裏庭に出て輪くぐりジャンプの練習をして、観客へのチャンスをつかむことを希望して、そして活動の場を大きなリングへ移る。そのようなチャンスは訪れないかもしれない、しかしそれでも輪くぐりジャンプを続けなければいけない、そうしていればあなたには準備が出来ている。
クルマに乗っているときは、クルマの故障やレースを終えられないこと、またチャンピオンを獲れないことやエンジンのブローアップを受け入れるよう準備する。そしてそれを受け入れなければならない。
もっと大きなフラストレーションは、サポートしてくれると言っていた全ての人が、サポートしないことだ。それは人格の興味深い研究のようである。それを何度も何度も聞く事になる。'私たちは本当に興味を持っている。参加させて欲しい。私たちは大きな事をするつもりで、一緒になって素晴らしいプログラムにしよう。 "その後、彼らから電話の返事もない、一ヵ月後には電話番号も変えられている。思ってみるといい"もし数ヶ月前にNOと言っていたら、双方が数多いいらだちから救われていただろう。 レースに関わるものは全てが、こういう状況にそれぞれのストーリーを持っている。
しかし、あなたは取引が、全てをやりの上に落とすような懐疑的にさせてしまうことには出来ない。だからあなたはディナー毎にモチベーションを持って、興味があるといってくれる人のグループと食事をするべきである。そしてあなたは常にあなた自身の営業マンに機会があるたびに毎回ならなければいけない。それは賭けだと知っていても。あなたが何をしているかに関わらず、あなたへの掛け率を知ることになる。
思うのは簡単である。 '同じ歌を違う節で'、違う人の集まり、違う年。しかし最初には、いや毎回楽観的であるべきである。冷酷であるようにしてはいけない。自分への大きな目標のひとつは、スポーツに対して老獪で冷酷ではないことである。多くの人が輪くぐりにさえ到達できないことは冷酷である、そしてもっと悪く冷酷なのはそのような人たちにもチャンスがあったことである。
あなたを続けさせていくものは、レースには多くの明るい面があるからである。競争、それは他人に対してだけでないが、自分自身にではない。あなたが会った人々。同じ目標を共有する素晴らしいグループがいて、サーキットでクルマを完璧にして、良い仕事をする。もっとも達成するのが困難な物事のひとつ、しかし最も大事なものは、仲間たちへの尊敬である。あなたのフィールドに人々への尊敬を持つことで、あなたと一緒に働く人たちが、もっとも素晴らしい褒美であると、私は思っている。 - ジム・ペース

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ブログ一覧 | ドラテク | 日記
Posted at 2016/10/13 10:20:11

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この記事へのコメント

2016年10月13日 20:00
長文。
お疲れ様でした。

私も昨年からサーキット走行を楽しんでおります。
定年になると、そういう楽しみも出来なくなりますが、最低でも後1年は身の丈にあった楽しみ方で行こうと思います🎵
コメントへの返答
2016年10月13日 21:54
ありがとうございますw
なんとかここまできました。
ドラテク以降の話は、アメリカのレース事情を知る機会と思いながら日本語化してました。

趣味としてのサーキットもいいなっと思いますけど、それが難しくってwww ついつい凝り性なもので走り回ってます(爆)
2016年10月15日 9:05
おはようございます。はじめてコメントするソーラと申します。
ブログもこっそり覗いて、楽しく拝読しておりました。
長文の日本語化お疲れ様です。ペコリ。。。大変興味深く、今し方10章までは振り返ってみました。続けて序章まで遡らせていただきます~。
コメントへの返答
2016年10月15日 22:17
ありがとうございますw

元々ドラテクを探しているなかで出会ったのが洋書であったという。 結構内容が面白そうだったので、取り掛かり・・・
ネットの時代はいいですねw 色々な人に声をかけていただいたので、ここまで続けられましたw 
とりあえず、ひと区切り万歳www

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リアが不安定な下りのコーナー、傾斜が変わり荷重が抜けやすい直線、先が見えない上りのコーナー・・・不慣れな人が全開走行だとクラッシュが続出しそう (-_-)」
何シテル?   05/19 10:09
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