てつ師匠のブログ一覧

さて、エンジンは掛かったのだが
全く走る気配が無い…


このラビットはトルコン仕様なのだが
トルコン周辺はギトギト…


オイルタンクは空っぽ…


オイルシールがダメなのかもしれない…？


とりあえず漏れ箇所特定の為に
手持ちのATFで代用して入れてみる


溢れた分を掃除して数日放置…


数日後
トレイにオイルが垂れている…


鬼門のオイルシールかと思ったが
そこからは漏れていないようだ


よくよく見たらセンターのナットの所から漏れている
ここは予想外だったな


仕方ないのでバラそうとナットを回そうとしたら
スカスカに緩んでいた…
もしかして緩んでいただけか？
締め直してみたら数日経っても漏れてこない
漏れは止まったのか…？


一応漏れてこないようなので
実走テストの準備を
車用バッテリーとブースターケーブルじゃ走れないので新しいバッテリーを用意


外付けタンクをハンドルに下げていざ実走！
ナンバーが無いので庭の中しか走れないが
20キロ位までは普通に走るな


ついでに灯火類のチェック
ヘッドライト、ウインカーOK


テールランプもOK
ホーンやセルも作動するし
電装系は問題無しかな


しかし思ったより簡単に動いちゃったな
まぁこれで動作確認はできたので
ようやく始められますな。

まずはエンジンの
生存確認からしてみる


プラグは新しそうなのがついてた
キックしたら火も飛んだので
点火はOK


キャブにガソリンを入れようと
カチカチに硬化したホースを抜いたら
差し込み口まで抜けちゃった


車載状態じゃ迂闊に叩けないので
手できつめに差し込んでおく


さてガソリンを送り込んでみると
オーバーフローパイプから…
こりゃあダメだ…


キャブを摘出


開けてみるとフロートが張り付いていたようだ


ジェット類や通路も清掃
組み直して取り付けてみると
オーバーフローは治まったが
エンジンを掛けようとしても
初爆は出たがそれっきりで
全く始動しない…


排気系も詰まっているっぽいな…


マフラーも摘出


エンジン側はわりとキレイだ


しかし出口側は何か詰まっている…


出口パイプだけ外れるので外してみると…


反対側から覗いてみても光が見えない
完全に詰まっているな


つついてみると蜂の巣が…
ズークもそうだったけど
長期放置車両はだいたいマフラーに
何者かが巣を作ってるな…


マフラーを戻して掛けてみると
あっさりエンジンが始動
吸排気系の掃除だけで掛かっちゃったな…


しかしエンジンが掛かっても
全く走る気配が無い
おそらく何処かから漏れているであろう
トルコンもチェックしないといけないな…。

去年の年末
大黒オフに行った時のこと…



追い越し車線の流れに乗って走っているのに
メーターは80キロ程しか指していない
GPSと比較すると2割くらい低めに出てる
メーターが逝ったっぽいな…


法定速度で走ってるつもりで
オービスを光らせても困るので
修理に出すとしよう


寒い時期にバラすと
プラスチックがバキバキいくので
暖かい時期になってから摘出


タコも低めの数値を指すので
ついでに直してもらおう


梱包して発送


バラしついでにエアコンユニットも…


今のところ不具合は無いが
予防整備を某☆☆☆☆☆☆彡氏に頼もうとしたら…


既に前オーナー時代に対策済みだった
もうしばらくは大丈夫かな？


メーター修理も数日で帰ってきたので…


取り付ける前に電球全交換


なかなかに数が多くてメンドクサイ


シフトインジケーターの電球
右が古い物だけど艶消しのような加工がされてた
昔のほうがコスト掛かってるようだ




所々に色の違うソケット


黒いソケットと一緒だと思ったら
刺さってる電球のW数が違っていた


この規格の電球が単体では見つからなかったので
純正のソケットごとを追加で取り寄せ


取り付けて点灯確認


後日テストに高速へ
タコがまともな数値を指すのは数年ぶり(笑)

ナラシをしていると
少々気になった事がある
シフトチェンジの時にクラッチが滑る…
繋がってしまえば滑る感じは無いのだが
半クラが妙に長い感じで気持ちが悪い…


やはり焼けてるようなクラッチを
そのまま使ったのがいけなかったか…？


ということでクラッチをメンテしてみる


折角なのでクリッピングポイントの
強化クラッチにしてみた
なにより純正より安いし(笑)


パカッと


クラッチをバラすと…


なかなかの焼け具合
ディスクの厚みも十分残ってたが
やはりダメなんだろう


数百キロ走っただけだが
遠心フィルターにはもう堆積物が…


クラッチハウジングにも…
いつまでもメタリックなオイルを吐くのは
コレのせいだったのか…？


各部を掃除して組み付け


走り出してみると
クラッチは滑らなくなったけど
シフトチェンジがギクシャクする
シフトペダルを少し踏むとギヤが変わる前に
クラッチが切れる領域がなくなっている
強化スプリングにしたのがいけなかったか？
これは乗り辛いな…


結局純正を取り寄せ…




再びバラす


所詮はノーマルエンジンに
強化クラッチは過ぎた装備だったようだ


ちなみに最初に外した純正と
新品を比べてみるとかなり短くなってる
クラッチが滑ってたのはディスクより
こっちが原因だったのかもしれないな


クラッチの問題は解決したのだが新たな疑念が…
ナラシが進んで上まで回すようになって気づいたのだが
90エンジンって思ったよりも回らない…？
70エンジンが8千オーバーまで回るのに
90だと7千ちょっとで頭打ち…


登坂性能なら90に分があるが
気持ちよさでいったら70に軍配が上がるなぁ


うーむ、どうしようかな…？