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前者BMWF30型３２０ｄはディーゼルで燃費がよくて山道がすこぶる速い車でした。しかし、快適性はあまりよくなくて、夏にあまりクーラーが効かない、腰痛が発生する、駐車時のハンドルが重すぎてつらいなどの欠点もありました。
　V60ｃｃに乗り換えてよかったーと思う点をあげていくと、まずシートがすこぶる快適になった。腰痛がおこらなくなったし、シートクーラーで夏も快適、冬はシートヒーターがすぐ温まり快適になった。夏のクーラーもとても良く効いて快適。アクティブヘッドライトがすごく賢くて、暗い山道を走る時に重宝する。ギュンギュン左右に動いたり、自動でハイビームロービームの切り替えをしてくれて最高。町中の乗り心地がとてもよく、それでいて高速の安定感もすばらしい。これを可変ダンパーなしで両立するのは大したものです。しかも、最低地上高はアウディオールロードクワトロ（１７０ｍｍだったかな）もびっくりの２１０ｍｍなのにロールが少なくてとても安定している。横風なんてへっちゃらです。空力もよくて高速でもフロントが浮き上がりません。わかる人ならわかる第二京阪の強風でも何事もなく走れます。BMWでは強風でふらついていました。ACCも優秀でステアリングアシストも高速と一般道で役に立つし、とても楽です。エンジン音も期待してなかったのに、勇ましい音をだすので面白いです。ハンドリングはBMWほど正確ではないけど、ロードインフォメーションがしっかり伝わり面白いと思います。あと荷室はフラットで広く、パーテーションをたてるとお買い物袋をひっかけられるので重宝します。

V60クロスカントリーを乗り出して、８０００ｋｍを超えたあたりから、乗り味がフラとになってきたような気がする。しかし、相変わらずこの車は陥没道路通過時には、鋭い突き上げと、ダンっという大きな音がする。それと、モーグルのようなデコボコの舗装の乱れた道路では、頭が左右に揺さぶられる。そこが、欠点かな。それ以外は概ね快適な走りです。

まず直６ディーゼルは振動がなく、とても滑らかに回ります。ディーゼルなのに排気音がとても気持ちいい。シートが悪い。ＳＵＶなのでやはり重心が高いのは否めない。左後方の視界が悪い。速さはかなりのもので、踏み込むと面白い。21インチ３５扁平タイヤのわりに乗り心地はいい。マンホールでは突き上げあり。ハンドリングは３、４，５シリーズよりも劣っている。90点。シートが悪いのとハンドリングのフィーリングの悪さで―10点。

バフンとエンジンがかかる。エンジンの振動が止まっているときもハンドルとフロアにぶるぶると伝わってくる。わざとこのようなつくりにしているのだろう。エンジン音が素晴らしいので許せてしまう。オープンにして走ると風が頬をなでて、とても気持ちいい。加速は最高！ハンドリングももちろんいい。乗り心地も悪くない。革シートの座り心地もいい。今まで乗った車の中で一番おもしろかった。95点。毎日乗るにはしんどいのでー５点です。

旧型から比べると静粛性が上がり、フロント剛性が上がって、走りが洗練された。街中走っていると面白くない。旧型から買い換えようと思わなかった。