機会がありまして。この前ひと昔前の1300CCデミオの5MTのレンタカーを走らせました。
このデミオちゃんがですね、なかなか すばらしく軽快で。きびきび走るのですよ。
あの感覚がちょっと忘れられない。 その辺の市街地、住宅街など。
お買い物に乗るようなシーンで、最高の脚ですねあれは。
あるいみショックでしたよ。そういうキビキビして軽快なのを得意とするNDのおはこを奪いかねないあの乗り味に。
そりゃ1300の一番廉価グレードですから、速くはないですよ?
速くはないけど、軽快で早い。
たぶん、マニュアル車だったからというのも大きい。
オートマのデミオではああはならない気がする。
あと、ノーマルの脚により路面のショックがないぶん、スムーズで。
僕のロドより速度感がないってのもあったのか、気がつくとロド並のペースで走れてしまっている。
ちなみにデミオちゃんのハンドリングもよかった。
応答性は、ノーマル脚ファミリーカーなゆるい感覚なれど
あんなほっそいタイヤで、しかもファミリーカータイヤな割りに、走る走る!
フィーリングは素晴らしい。
(いや、あの細いタイヤだからこそ、軽快なんだろうな。)
良い車だ!!!
ブレーキの違和感もない。 とても乗りやすい!!
さて、本題です。
乗ってておもったの。
このデミオ、なんでこんなにアクセルのつきがいいんだ?
僕なりに考えた要因。
1 まず、車重がとても軽い。 なにげにNDより軽かったりする。
2 非力なエンジンなれど、ファミリーカーゆえ低速トルク重視な仕様であることが予想されること。
3 細いタイヤによる、転がり抵抗の低さ。
4 FFで、機構のシンプルさによる、フリクションロスの低さ。
5 (もしかして)スロットルバイワイヤーの ゲイン特性?!の味付け??
(もしかして、あのデミオは電制ではない アナログなスロットル?)
僕ね、1~4までは、ともかく 5 にピンときたんですよ。
パワーがないから、加速の伸びはないが。
出だしがいい。ツキがいい。
→アクセル踏んだ量のわりに、エンジンが吹ける感覚。。。
ん?? そこ??
いつだったか、どこかで。 NDロドの990sはスロットルのゲイン特性を、ややレスポンス重視に設定しているとかなんとかって読んだことがある。
てことは、、もともとのNDのスロットルは いくぶんマイルド設定だったってことになる。
ATがほとんどの時代にこれからMT車デビューや、久しぶりの人でも乗りやすいような味付けってのもすこしでも多勢に評価されたいメーカーがやりそうだし。。
本来は、もっとリニアにしたい技術系要員と、多勢に媚び売りたい販売系経営系要員?とのせめぎ合いのうえ、ぎりぎり妥協できるセッティングにしたとかのね。
S990は好きものが買うモデルだから 本来の味付けにできるのだろう。
昨今の車は カタログ燃費を稼ぎたいゆえ、燃費重視傾向が強いからスロットルも鈍い傾向だろう。ほんとはもっとビンビンにできるエンジンも、もっさりしてくるだろうし。
あとブレーキとの踏み違い防止的なATのアクセルとの兼用で位置が低い(奥)とか?。
いまのMT車はそれら諸々が重なり、レスポンスも悪く非常に乗りにくいと言われているようだ。
さすがにNDは、そんな中で かなりマトモな方だと思われるが。
それでも、、だ。
990で、レスポンス重視に変えてきているところみると、 まだもっさりしてると。
話それるけど。
自分の電子制御スロットル初体験は、RX-8だった。
はじめ、エイトのスロットルは 乗りにくかった。違和感が強かった。
さらに高回転エンジンで低速トルクがないだけに、常に2500回転以上、常用で3000以上を使ってただけに、一般のクルマなら絶えず1、2速で走ってるような感じ。
AT車なら、問題はあまり感じないだろうけど。6速MTはモロだろう。
ロータリーエンジンの特性、コンピューターの設定などいろいろあるが、 アクセルのごく初期の微増減操作がリニアでなく 遊び、段差があるようなフィーリングで。
長年アナログスロットルのMR-2に乗ってた自分には慣れるのに一年くらいはかかった気がする。
いろいろ工夫して乗り方を改めたりして。
アクセルの踏み方を変えて(*1)みたりしてやっとなれた経験がある。たしかエイトは、後期になってからスロットルのフィーリングが改善されたらしいです。
*1 走行中は、ブレーキ以外ではアクセルペダルから足を一切離さない。スロットル開度をゼロにせず、絶えず開いた状態をできるだけ維持して乗るようなイメージ。
軽いエンブレでも、アクセル全閉はしない。わずかにでも開いているようにする。そこから再加速ならスムーズにつながる。全閉すると、次のオンで燃料噴射やその他の要因かでギクシャクしてしまうから。
で、NDに乗り換えて。 NDはとても自然でエイトのときのような違和感は皆無で。
スロットルフィーリングには不満がなかったのだが・・・・・・
それでも、オルガン式ペダルでのヒールアンドトーは初めはやりにくかった。
さらにロドもアクセルペダルが低めで。
深くブレーキングをするようなシーンなら沈んだレーキペダルとアクセルの高さが一致するのだが。街乗りちょいちょいな軽いブレーキだとブレーキがまだ高くて、アクセルに足裏が届かず煽りにくい。
そこはアクセルペダル嵩上げパーツで、解決し。高さ的には全く問題なくなった。
また オルガンペダルでのヒールアンドトーもコツがつかめて いまは常にどこでも
ヒールアンドトーを気軽に使うようになっている。
話がまた逸れたが。
デミオに乗って 気がついた。
このロードスターのスロットルの踏み始めがもっと敏感になってくれたら。
あのデミオのような軽快感が増すのではないかと。
そして、さらに
ヒールアンドトーでアクセル煽り足りないことがけっこうある。
踏み足りなくて、回転をあわせきれずに ミスることが・・
それも。本当はちゃんと自分はアクセルをちょんと踏めているのに、アクセルの鈍感設定がキャンセルしてしまっているのではないか?? 思い至る。
もうちょっと 薄い踏み込みでも、スロットルがリニアに開いてくれてたら。
ヒールアンドトーがもっとやりやすくなるだろうと思い至る。
(まあ、アクセル煽りのコツとして。レスポンスがわるい場合、踏み込み量よりも、踏み込んでる時間のほうを意識すれば済む。かかとや側面でアクセルを煽る時、ちょんとふむのではなく、当てたままにしておき、回転があがるのを待つイメージか)
そこで、降りてきたのが。
スロコン装着案だ。
最近、急に浮上してきたのだ。笑
いままでなら、僕がもっとも 興味をもたない系のパーツだった。
あんなの、たんに自分がもっと踏めばいいだけじゃんw とね。
エンジンはなにも変わってない。ただ 自分の踏み込みより、踏んだことになるだけのパーツって、バカなの?くらいに思ってたけど。
しかしですよ。
NSXもNSX-typeR?にはスロットルの開き具合がノーマルとかなり差別化されてると知ったり。(街乗りでは乗りにくいほど敏感らしい)
S990もしかり。
メーカーが本気で考えて変えてる部分。
これは、あながち おかしなチューニングではないぞ?と。
湾岸ミッドナイトでも、コンピューターセッティングの凄腕キャラがスロットル制御についてあれこれ語ってたっけ。ブラックバードのポルシェに施したりしてたよな。
そういう思考の蓄積が、僕の 先入観を こなごなに吹っ飛ばした!!
あのデミオは たぶんスロットル特性がいいんだ。と勝手に確信。
pivotの 3deが 候補です。(いきなり具体的)
pivotのは、OBD2に刺さないのがすごくいいね。
pivot一択だなあ、いまのところ。
もう、いくつもレビュー拝見しましたが、
僕ならレスポンスモード 3~4あたりで常用することになるだろうなくらい、もう
下調べはついてるし、ND用の品番までリサーチが済んで、楽天のお気に入りにもすでに入っているw 取説まですでに読んだ。欲しいなあ。
ポチする決心率、70パーセント。
え? それでも、100%じゃないって?
うん、まあ、いままでのロドに不満があったわけではないからね。
いまのままでも、とくに問題はないわけです。 てか、十分なんですよすでに。
さっきの ヒールアンドトーでスカる問題とかも、まあ 強いて言えばの問題。
できれば、余計なものは できるだけつけたくない。極力シンプルがいい。
電子パーツは特に。
でもpivotは まあ僕にはメリットな感じはする。。
話ついでに、OBD接続系のパーツは、最近のモデルのクルマにはつけるときは超要注意ですよ。
ディーラーでも原因が特定できないようなレベルで、性能低下が起きるリスクがあります。本来のパワーがでなくなって、しかも直せなくなるとか。
さまざまな症例が報告されてましたよ。
その辺は youtube等で検索してみてください。たくさん情報でてきますから。
今の車は、制御が複雑で。 まさか こんなパーツが??ってものでも、走行不能になったりするもんです。 ほんと、走りとは全く関係がなさそうなパーツ変更だけで、エンジンかからなくなったりしてね。
OBDとは関係ないけど びっくりしたのが。
ルームランプかなにかの電球を変えたら、エンジン不動とかねw
(配線やら、ヒューズやらの関係で、ショートして制御が死亡って話だったかな)
まさかの原因で不調になることがあるってのが、いまどきの車です。
おわり。