サクライキミのブログ一覧

前回の記事
糸張りアライメント計測で出た数値はごらんのとおり
トーはホイールが直径495mmなので、タイヤ外径660くらいなので、それに合わせて補正するのに、ホイールでの計測結果に1.3倍した。


トー
ＦＬ-3.9 FR-2.7 トータル=-6.6mm　
ＲＬ+1.3 RR+1.3 トータル=2.6mm　

キャンバー
ＦＬ-4mm　→-0°28'　　FR-6mm →-0°42'
ＲＬ-8mm→-0°56' RR-9mm→ -1°03'

だったので
まずはフロントの過剰トーアウトをトル

タイロッドを両方180°回転させて

トーは
ＦＬ-1.3 FR+1.3 トータル=±0 になりました。

ハンドリングが自然になりました！
ダルさが取れましたが、そのぶん
深く切り込んでいくときの、懐の深さは失った。
トーアウト6ミリに慣れてたものだから、最初は少し違和感感じたけど、慣れたら、やはりこちらの方が全然いいですね。


次は、キャンバー調整にチャレンジしてみたい。　
キャンバーをいじると、トーも大きく変わるので偏心カムでの調整もあいまって覚悟が必要だ。
なんどもやり直しすることになるのだろう。根気のいる作業になろう。
リアは現状で見事にまっすぐ前をむいてて　完璧だから　できれば触りたくないのだが。。もうすこし　キャンバーを寝かせたい。

イメージ的には、リアは　-1°30' 程度で。
トーは3ミリ
等しく1.5ミリずつ。

まずは
リアをバッチリ決め固定したい。


中グリップタイヤの限りあるグリップを
最大限に活かせる脚にして
ハイグリップタイヤにも迫るような
コーナーリングを手にしたいですw
そうすれば
財布に優しくて
乗り心地よくて
静かで
雨にも
低気温にも強い

ストリートスペシャルになるのです？！www

Fのバネを替えて、車高というか　コーナーウエイト的な意味で（コーナーウエイトゲージなんてないけれど、調整、計測、試乗、考察の繰返しで、想定的にコーナーウエイト調整したつもりw）の車高微調整をくりかえしてようやくいい感じに落ち着いてきたので、こんどはアライメントを見てみた。

車体中心線に平行になるように糸を張る。
エイトはリアが、フロントより5ミリ分トレッドが広いので　その分を加味してホイールセンターからの距離で平行を割り出して　糸をセット。とにかく糸をちゃんと張れればなんでもよい。　僕はリジットラックに、プレイヤーを噛ませてそのプライヤーに糸をしばったりした。糸は家庭用の縫い糸。

その基準の糸から、ホイールの前後の距離を測ってトーの計測。
次に
ナットを重りにした糸をフェンダーからたらして、垂れた糸からホイールのリムまでの距離を上下で測ってキャンバーを出す。



結果、おどろきの数値が。

（調整がめんどくさい）リアはありがたいことに、左右それぞれ1ミリインで、ちゃんと車体直進で左右狂い無し。OK


フロントが…w

トーアウト　5ミリ。　　　え〜〜〜？　

（じつは、ジュース缶とタイヤの溝と、メジャーによる　簡易測定をしてみたら　フロントが　トーアウト4ミリくらいの値が出てたので、　まさか？とおもって　改めてアライメント計測しようとおもったのが今回の動機でした。やはり事実でしたw）

いつこんなに狂ったんだろう...。
車高を大きく下げたときに、トーアウトになっていたことはあったが、今回は前より車高を上げたわけだし
しかも5ミリ程度だし。基準値近辺のトーイン2ミリからトーアウト5ミリなんて、そこまでは狂わないはず。

疑わしいのは、タイロッドとパワステボックス交換したときのディーラーによるサイドスリップ調整だろう。
部品交換後、タイロッドは、サイドスリップで調整したっていわれて、一瞬　ん？　っておもったんだよね。（アライメントは見てないんだ？　ふーん、ま　いっか　ってな感じ。）それにプラスして、私の車高調整による影響が重なったとおもわれる。

あと、キャンバーが　左右ですこし違う上に、車高を上げたせいか　かなり立ってた。
ほとんどキャンバー無し状態。
まあ、街乗りするぶんには、これがいいんだろうなとはおもう。
でも、フロントが左右差やや大。
せめて左右そろえたいなあ、だいたいでいいから。

現状のキャンバーでもタイヤのサイドはさほど削れてないので、私の使用環境とこのタイヤ銘柄グリップでは、これでほとんど足りている。もっとサイドまで摩耗し、タイヤが縒れるほどのコーナーリングをするときに増やしてあげても遅くはない。とりあえず、キャンバーの左右差をとるのと、トーイン調整でいいだろう。


ちなみに、キャンバーは。
ノーマルの基準値は、車高によって変わるようだけど、ノーマル-30ミリまではその表（REVSPEED？のRX-8本掲載）には載ってなかった。その表での　-10.-20ミリの値の動き方から推測するに　　
フロントは-1度　リアは-2度くらいが　30ミリローダウン仕様での　基準値風wな気がするので
それをターゲットにする場合、ホイール上下でフロントは8.5ミリ　リアは17ミリくらい　ネガティブに寝かせてやればいいとおもってる。（計算あってるかな、関数電卓の使い方も三角関数も忘れた　理系大学卒なのにとほほ）

キャンバーをいじると、つられてトーが大きくずれるそうだから
いったん、キャンバー触るなら、トーもセットでやらねばならない。
それは、また近い将来のイジリネタとして　とっておいて。

今回は
フロントのトー調整だけしてどうかわるか様子をみよう。。
なんせ、トーアウト5ミリでも慣れてしまったもので。。

これ、トーイン1ミリ程度になおしたら　良くなるのだろうか。すごく乗りやすくなって感動するか、
むしろ、私はトーアウトのときのほうが　良かったってなるのかもしれない？？
競技では、トーアウトにするみたいだし。
トーアウトが良いとしても、5ミリは多すぎだよねw　

狂ってるのが　フロントのトーでよかったw　簡単にすぐできるからねっ

結局、冬にハンドリングが今一に感じてしまってたのは、このトーアウトのせいだったと判明。
どうも、曲がらないなあ、初期ハンドリングがだるいなあとおもってて
車高変えたり、いろいろやってきてたのは　2月くらいの記事のとおり。。
アライメントがこんなに狂ってるなんて考えもしなかった。

前回ブログで書いたように、あれから届きまして
早速交換いたしました。


ざっと計算して10Kのときより1Gで5ミリくらい余計に縮むと予想して　
2ミリのプリロードと3ミリ全長調整の計5ミリ高めに組んだ。
だいたい計算通りになり、車高変わらず交換できました。

9Kに替えて…どうなったか。

とにかく、自然というか　純正的なバランス、気持ちがいい。
しなやかになり荷重移動しやすくてフロントがよく入る。自分を軸にしてクルンとまがるフロントミッドシップのRX-8らしさ復活。よい意味での、ヒラリ感を得たMYエイト君。

フロントを8K（リア6K）なら、さらに低速域から自然な回頭性純正的なフィーリングになるのだろうけれど　あえて9Kにしておいたところがいいのですw　
しっかりスポーツ仕様でいながらノーマルの良さも残ってるという。
あー　我ながらなんてすてきな塩梅なんだ　笑←自画自賛
しかも乗り心地もよくなるという。路面のゼブラの凸凹もしっかり吸収。



p.s
9kにして　良かったのは最初だけでした。たしかに自然な感じにはなったけど、
すぐに慣れてきて、こんどはフロントが弱すぎて不満噴出。結局10kに戻す事になりました。
10kにもどしたら、すごく良く感じた。　
それなりに走り込んで決められたメーカーの設定は　あまり替えないほうがいいと学習。。

p.s 2

さらにレートをあげて　11Kにしたら、もっと良くなった。セカンドグレード+αのタイヤなら、11Kあたりでやめておくほうが無難な気も