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この写真を見て、わかる人は恐らく同じクルマを乗っているでしょう。



そうです。ランチアデルタの16Vエンジンのサーモスタットです。


先日ラジエターファンスイッチを取り替えましたが、結果この原因にたどり着く前にサーモスタットが怪しいと踏んで、８月の車検時に取り替えていました。そのときに外されたモノです。そのまま引き取っていたので、これは原因ではないと考えちょっとイタズラしてみました。

デルタのサーモスタットは、本体を組み立てる時に外側の体を二つ組み合わせて一体になってます。普通ならこんな体はバラしてサーモスタットだけ取り替えできるようになってる気がしますが...。そこはイタリアンクオリティってことで...。


こうやって動作確認をしてみます。

そう、鍋に水張ってサーモスタット体ごとブッこんで沸かします。これのために200℃まで目盛りのある温度計を百均で購入♪


さて、温度が上がってきたようですね～。カタログ値ではサーモスタットオープンが81～85℃、フルオープンが91～93℃だそうですが...。

左写真は大体80℃。少しずつ開いています。右写真は95℃位かな？完全オープン、右側のバイパス回路を塞いでます。動作は良好ですね。コイツは全くシロでした♪

前に取り替えたのは、9.7万kmのころ。それから8万kmは使ってますが、まだまだ使えそうです。このサーモスタット体一式なので結構な金額がします。なので、ストックしておきます。モノは大事にしなきゃ♪