ドライビングスキルアップのコツ　サーキット編

セントラル耐久レースへ参加するドライバーさんの皆さんが、ベストタイムを更新して、スキルアップしていく姿は、見ていて気持ち良く、ホントうれしくなります。

同じ車を数人で共有し、同じ車で走り続けることで、意見交換や車載ビデオの比較、上手いところ、上手くないところ、客観的に理解することが出来るので、走り続けることと、車のコンディションを維持することが何よりも重要なんですね。

タイムアップを目指す人たちが陥りやすい罠。

それは、必要なファクターを見つけ出せず、ただ走らせてしまうことなんです。

まずは、何も言わず、走ってもらいますが、そのコースを走ったことがある人と、走ったことがない人とでは、ステップが違います。

コースを知らない人は、慣れるために、
コースを知っている人は、課題を見つけるために、

走ります。

そうすると、皆さん色々な課題が見つかり出します。

ここまでは、よくあるプロセスですが、


そのタスクに対し、どのようなファクターが隠れているのかを管理し、理解してもらいます。

癖なのか、思い込みなのか、技術なのか、、。


タイムが何かと比べて遅ければ、全員速く走ろうとしますが、目標としては正しくても、プロセスが正しくないことが多いのです。

なぜなら、サーキットは幾つものコーナーが組み合わさって一周があるので、タイムアップするために必要な課題は、

うまくできてないことを、うまく出来るように、修正することなんです。

簡単に言えば、タイムをロスしている箇所を、ロスしない走り方を学ぶことで、大きくタイムアップします。

今より、1秒タイムアップを目指そうとする方がいますが、正解であり、不正解です。

どこからの1秒か、それによって変わりますが、もし、幾つものコーナーでロスをしているのであれば、それは運転技術のトレーニングを繰り返します。

わずかなコーナーでロスしているのであれば、それがアプローチの問題なのか、何なのか、ファクターを探します。

前者の方が運転のトレーニングをすれは、1秒どころでないタイムアップをします。

複数の人たちと走ることで、自分の課題や要因が見つかりやすく、サポート側は、車のコンディションと性能を維持することで、運転に集中することができます。


前回から新しい方が参加されました。
参加している人たちは、昔からの知り合いは誰もおらず、変なしがらみもありません。
好きもの同士、和気あいあいのエンジョイチーム。

興味ある人は、参加のメンバーさんに声かけてみてくださいね。

p.s.
ヒューマンファクターか、マシンファクターか、それは自分が走ることである程度のマシン管理をしているので、活動において重要視しています。