今、レースゲージというアライメントテスターを販売しているのですが、
過去、アライメント作業に時間がかかりすぎるので、ハブセンサー式の4輪アライメントテスターを導入したことがあったんですね。
時間がかかるというのは、うちの場合、
調整式ピロアッパー、
調整式ピロテンションロッド、
調整式ピロロアアーム+カラー調整式ボールジョイント、
カラー調整式タイロッドエンド、
ジオメトリー変更したナックルアーム数種類、
ロールセンターアダプター、
これにサスペンションは、
プリロード調整テンダースプリングと、メインスプリングで、リバウンドストロークを管理し、
コーナーウエイトチェック、
車高バランス調整、
極め付けが、フレームシャシ位置だし、
シャシ中心軸割り出し、
ラテラルロッド調整、
タイヤ位置確認、
と、
AE86はこのメニューに、
新型86は調整箇所少ないと言え、
インクルーデッドアングルが追加され、
リアトー調整までやると、
最低丸2日以上かかる作業でした。
それを、一人で、もう少し早く出来ないかと、
4輪アライメントテスターを導入したのですが、
キャスター測定でバグりまくり、
場合によって、センサーやクランプがボディやフェンダーに当たり💧
ホイル次第ではクランプ出来ない、、
調整中に測定値を見失い、バグるバグる💦
しかも、タイヤを脱着すると、ランナウト補正を最初からやり直し、、
結果、どれだけ時間かかるねん!!
しかも、数値がバグりまくり、、
ノーマルの車を、単に4輪アライメント調整するだけなら、この手の機械が優秀ですが、
ノーマルの車は、調整シロがほとんどない🤔
ならば、このテスター必要なのか…
バグるのは、なぜ?と、
メーカーに問い詰めたら、
こんな使い方をされるところがなく、
テスターの性能の限界です、、
と言われ、メーカー側が引き上げさせてください、となり、
返却しました。
イタリア製のテスターでしたが、知らずに導入しているところは、あとあと泣きを見ることにも成り兼ねませんね。
その後、ジョンビーンも、ハンターも試しましたが、
自分の使い方には対応しきれず、
価格帯を考えると、
費用対効果で元が取れません。
テスターのメリットは、
作業時間が短縮できる事、
出来ない測定がないこと、少ない事
繰り返しの再現性が高い事、
耐久性が高い事、
費用対効果が高い事、
あとは、持ち運べる事、
場所を選ばない事、
誰でも簡単に作業できる事、
などなど、を考え抜いた末に、
このテスターが生まれました。
アライメントで言えば、
トー測定出来る、しかも、旋回時のアッカーマン変化が測定出来ます。
キャンバー測定出来る、しかも、旋回時のキャンバー角を測定出来ます。
キャスター、キングピン角を測定出来ます。
整列を確認出来ます。
ホイルベースを測定出来ます。
車高を測定出来ます。
トレッドを測定出来ます。
コーナーウエイトを測定出来ます。
もっと、深く言えば、
サスペンションジオメトリーを把握出来ます。
ステアリングジオメトリーを把握出来ます。
把握すれば、セッティングに活かせます。
時間をロスしたり
タイヤなどのコストをロスしたり、
限られた時間を有効に使うことも可能です。
出来ないことがない、アライメントテスター!
たぶん🤔
導入価格が安く、一生?使えます。
ランニングコストがほとんどなく、
永遠に収益を生み出します。
最近では、拘りのお店や、新しくアライメントに取り組もうとしている方から日々問い合わせがあります。
3D式も良いんですけど、
高価な割に、耐用年数が短く、故障もあり、
ランニングコストがかかりすぎて、
何よりも、出来ないことが多いのです。
うちのお客さんのように、メーカーのジオメトリーから変わりすぎてる車の場合、
今までは手持ちの測定器と、自分の感覚のセットアップで決めてましたが、
さらに、進化させるパーツも準備中で、
そうなれば、
レースゲージのアライメントテスターがなければ
お手上げなんです🤷♂️
車の構造原理を理解することと、
メーカー設計から外れた車を理解する事で、
ショップ独自の、
その車専用の、
パーツ開発や、
アライメントや
セッティングが行えます。
僕は僕で、
使ってくれる人が増えると、嬉しいので、
頑張って作ります。
日々研究あるのみ!
https://race-gauge.com
レースゲージ倶楽部
Posted at 2023/06/30 21:07:39 | |
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