
シングルハートさんブログより。。。
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シャーシリファインでお預かりのシルバー32
同時にハブベアリングも交換をします。
フロントナックルを万力に固定し、
スライディングハンマーでハブを引き抜こうとしましたが
外れる気配がありません。
そこで、プレスに掛け押し出そうとしたのですが
5tを超えても動きません...。
アルミナックルの破損も心配ですので一気に10tまで掛けたところ
ドカンッ!と大きな音を立ててハブが抜け落ちました。
ハブにはあて物をしていたのですがそんな物は吹っ飛び
ハブが抜けた瞬間にナックルが飛び上がり、プレスに串刺し状態となりました。
そこで、ナックルを取り外した後の 図 です。
プレス作業は危険を伴いますので皆さんも気をつけて下さい。
安全メガネなどつける習慣はありませんでしたが
今は老眼鏡がゴーグル代わりになっています。
ナックルから外れたハブの軸です。
ここに内側のベアリングがハマっていました。
味噌すり状態になっていて、ハブの再利用は厳しそうです。
下側の物はスライディングハンマーで外す事の出来たハブです。
拡大をしてみると...⇓
違いがよく分ると思います。
下側の軸は、線傷が多いですが何とか使えるのではないかと思います。
ハブに残ったベアリングを大きなセパレーターとプレスを使い抜き取ります。
味噌すり状態のハブもベアリングを抜きブラスト処理をしてみました。
軸の表面の荒れ方がよく分ります。
はっきりとベアリングレースが空回りした跡が見えます。
新しいベアリングを使用してもすぐに味噌すりを起こしてしまいます。
高価な部品ですが交換します。
ナックルを外した車輛側を見ると
ドライブシャフトブーツからはみ出したグリスがこんもりと溜まっています。
ブーツが破れている訳では無く、バンドの締めが甘かったのか
それともグリスの入れ過ぎなのか...
外側のブーツもグリスがはみ出して来ていますので
内外両方のブーツ交換もしておきます。
テンションロッドのブッシュの様子です。
これだけ酷くひび割れていて防振用グリスが漏れてこないのが不思議なくらいです。
シャーシリファインの効果は、相当体感出来るのではないでしょうか。
楽しみ。。。
Posted at 2017/05/25 22:28:50 | |
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G子 | 日記