
「シングルハートの裏側」より
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燃料圧力改善でお預かり中の32
先回のテスト走行時、パーキングでデータチェックをした後
本線に進んだところ、ヘッドライトが点いていない事に気付きました。
しかし、既に後続車がおり、ランプ上で止まる訳にもいかず
そのまま本線へ・・・
何とかトラックの後ろに付いてゆっくり走行していると
急に前がぼんやりしたかと思うと、明るくなりました。
エンジンオーバーホール後にエンジンが無事に掛かった時くらいの
安堵感がありました。
次回のテスト走行に備え、まずライトスイッチを確認すると
コネクターが熱で焦げていました。
こういう場合、純正の配線付きコネクターで
修理する事が多いのですが、今回は
ダメになっているところだけ交換しようと思い
焼けている端子だけ外そうと思ったのですが
コネクターのケースが溶けて端子がくっついて外れません。
コネクターも同時交換する事にしました。
焼けていた端子とコネクターを交換しました。
純正の補修部品を使うよりはすっきりと
修理できたのでは、と思います。
当然、スイッチに不具合を抱えているはずですので
スイッチも交換です。
これで怖い思いをする事は無いだろうと
テスト走行に出かけ、あるインターの出口で
データチェックを終え、走り出そうとした時
また、ライトが点きません・・・。
走り出し時、あんなに明るくなっていたので
てっきり直ったと思っていたのですが
ボンネットを開けて、何気なくHIDのリレーを
パンと叩いたら、点きました。
画像は交換後のリレーです。
肝心の燃料圧力は、しっかりと改善しました。
見にくいですが、
真ん中あたりのギザギザの青い線がブースト圧です。
その下の赤茶色の線が燃料圧力です。
ほぼ平行に走っているのが分かると思います。
差圧は約300kpを高回転まで維持していました。
今回は、燃料ポンプの容量を上げる事で改善出来ましたが
これがすべてのパターンに当てはまる訳ではありません。
この車両は、配線も引き直してあり
燃料配管についても2本の配管で燃料を送っています。
環境が整えてある上での燃料圧力低下でしたので
ポンプ交換で改善出来ました。
ノーマル配管や配線では、ポンプ交換だけで
燃料圧力の改善をする事は出来ませんので
注意してください。
(タイトル画像)
Posted at 2025/07/03 20:12:44 | |
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G子 | 日記