速度センサー交換

今回の整備記録は、レガシィを修理工場にあずけての作業だったため、写真がほとんどありません。

修理前の症状は、走り始めてから20キロくらい走行すると、なぜかスピードメータの針（速度信号）が乱れ始め、信号発進の直後などにスピードメーターのメモリ（180キロ）を振り切るようなありえない速度信号がでて速度計の針が乱れること。

そしてその時には、このありえない速度信号のせいで、おそらくエンジンコンピュータが燃料カット（調整）をするのでしょう、発進直後の加速時に燃料カットを小刻みにやられたようにパワーダウンを繰り返し、まともな発進・加速ができなくなっていました。

また、この症状が出始めた後は、停車時にも速度信号が出ていて、停車中にもかかわらずスピードメーターの針が乱高下してしまうことが多々おきました。

そのため場合によってはアイドリングすら乱れることもありました。

そのため7月4日に修理工場へとレガシィを入院させたのですが、診断コンピュータをつないでもエラー記録が出ず、原因究明に手間取ることになりました。

修理の紆余曲折は、下記のブログに書いています。
http://minkara.carview.co.jp/userid/910982/blog/40129020/

スバルディラーなどの正規販売店にも問い合わせてもらったのですが、どこも「そんな症状の故障は聞いたことが無い」と言うだけ。

そのため、後付け電装品を外したり、エンジンコンピュータを交換したり、いろいろやった結果、最後にたどり着いたのが車速センサーでした。

この時の確認方法は、サービスマニュアルの配線図に書かれている車速センサーへとつながる、エンジンルーム内のB17カプラを外し、車速センサーを接続しない状態でテスト走行をしました。

車速センサーがつながっていないことで、チェックランプが点灯してしまいますが、加速時などに車速信号のラインに他の場所からノイズのような信号が入ってきていないことを、ナビの配線チャック画面などの車速パルスモニターなどを使って確認しました。

車速信号そのものが入ってきていないため、もしかしたら他の場所が原因の可能性も残っていましたが、車速センサーの部品代が5010円とあまり高くなかったこともあり、ダメもとで交換の決断を下したのが7月20日の夕方でした。

で、本日（7月22日）に車速センサーの交換作業を行ったところ、加速時の乱れが全くでなくなりましたので、原因は車速センサーの劣化不良で間違いなかったようです。

どうもBH5（アプライドC)の場合、車速センサーからの信号さえ来ていれば、その信号の内容がどんなに乱れていても車載コンピュータはエラー扱いにせず、故障診断器では原因がつかめないようです（溜息。

写真は修理工場でレガシィを引き取った後に、給油に立ち寄ったガソリンスタンドで撮影したものです。

交換時期は15万9600キロ前後くらいだと思います。