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2013年04月13日 イイね!

2013年4月13日 大出山から石割山まで…山中湖北岸の山々を歩く

2013年4月13日 大出山から石割山まで…山中湖北岸の山々を歩く4月13日。
 
今日は、大出山から石割山までの縦走、山歩きをしてきた。
 
今回歩いたのは、富士五湖で有名な山中湖の北側にある山々で、自治体は山梨県内に収まり、稜線を境に南都留郡忍野村と南都留郡山中湖村に跨るが、石割山山頂のみ都留市にも跨っている。
 
山域は道志山地に属しており、山中湖の北側に並行するかのように標高1100~1400mほどの山が東西に広がっている。
 
麓にあたる山中湖の海抜が1000m近いので、麓と山との高低差が少なく、初心者向けの縦走コースとしてガイド本などで紹介されている。
 
 

 
今回は、東名高速道路と東富士五湖道路を利用して山梨県へ向かった。
 
山中湖は、富士山の東側に近いので、これらの道路を利用した方が移動が短時間で済む。
 
天気は良く青空が広がっているが、富士山は雲が掛かりがちだった。
 
画像の富士山は、東富士五湖道路の須走IC付近で、ほぼ真東から富士山を望む位置である。
 
いつも地元から見る富士山と比べて、積雪量が豊富で山頂付近は真っ白だった。
 
 

 
山中湖親水公園。
 
山梨県側から見る富士山は、静岡県側とは違い積雪量が多く、山頂付近も山肌が殆ど見えていない。
 
ただ、今日の富士山は頻繁に雲が掛かり、結局この後も富士山は雲に隠れがちでよく見る事は出来なかった。
 
 
 
 
山中湖親水公園にて、富士山とAE86。 
 
結局、今日見た富士山は、この画像の時間帯が1番良く見えていた。
 
 

 
山中湖親水公園に車を停めて、準備を済ませた後すぐに出発。
 
とりあえず、山中湖の湖畔沿いの舗装路を歩き、ホテルマウント富士方面を目指して行く事になる。
 
天気は良いが、気温が5℃とやや低く風も冷たい。
 
薄手の長袖Tシャツに薄手のフリースを着るが、今回の山歩きではこの組み合わせがベストだった。
 
 

 
山中湖には、コブハクチョウが生息している。
  
ハクチョウは渡り鳥として有名だが、山中湖のコブハクチョウは渡りをしない留鳥のようである。
 
コブハクチョウは、見た目の優雅さとは裏腹に気性が荒い面を持っているようだが、山中湖ではあまりそういった噂は聞かない。
 
だが、無闇に近付かない方が良いだろう。 
 
 

 
山中湖周辺は、標高が高いだけあり桜の開花はかなり遅い。
 
私が歩いている最中にも、開花したばかりの桜が多く見られた。
 
 

 
ひたすら舗装路歩きをして、やがてホテルマウント富士を通過する。
 
 

 
  
ホテルマウント富士のすぐ近くにある大出山山頂と三角点。
 
主に南側の視界が開けており、山中湖対岸の大洞山などの山々が見える。
 
 

 

再びホテルマウント富士の駐車場を歩き、舗装路を歩いて行く。
 
やがて、大平山方面へ向かうハイキングコースの案内が見えてくるので、案内に従いここで舗装路とは別れる事になる。
 
 

 
 
 
大平山および石割山へ向かうコースは、一見整備されたハイキングコースのように見えるが、一部荒れている部分も見られた。
 
目の前のコースが、かなり深いV字に切れ込んでいるのがお分かりだろうか。
 
手を付きだしているのは、手の高さが私の胸の高さであるという事…つまり私の身長と同じ位コースが深く抉れてしまっている事になる。
 
また両脇の木の根が露出している事からも、この状態が正常では無いという事が分って頂けるかと思う。 
 
こういったコースの荒廃は、特に多くのハイカーが歩く人気の山で頻繁に見られるように思う。
 
決して悪意のあるものではないのだが、多くのハイカーが繰り返し歩いているうちに土が掘り返されてしまい、やがてこうなってしまう。
 
具体的な対策が難しいだけに、見る度に辛く感じてしまう。 
 
また、ハイキングコースにはよく丸太を組んで作った階段が多く見られるが、これは土砂の流出を防ぐ効果もあるという。
 
しかし、これらも崩壊している部分が多く見られ、もはや階段として機能していない場所も存在した。
 
 

 
 
やがて飯盛山に到着。 
 
少々暗い話題を書いてしまったが、今回歩くコースはとても明るく視界の開けた場所が多く、眺望も申し分ない場所が多い。
 
本当なら富士山も良く見えるはずだが、今回は雲に隠れがちだった。
 
 
 
 
飯盛山を出発すると、真新しい丸太で組まれた階段が確認出来た。
 
これは、最近整備し直された物のように思えるが、先程のコースのように荒れている箇所も多いので、徐々に整備し直されているのかもしれない。
 
山歩きを趣味とする者としては大変嬉しい事ではあるが、ハイカーの1人1人がコースを大事にするという意識も大事だと思う。
 
それが結果的に綺麗なコースが何年も長持ちしていくと信じたい。
 
 

 
大平山へ向かう長い長い階段。 
 
画像が若干暗く見えているのは、太陽に雲が掛かり薄暗くなっている為。
 
ただこれは一時的で、歩いている最中は殆ど青空だった。
 
今回のコースは、全体的に高低差が少ない優しい縦走コースだが、この大平山への直登は割りと長く最も体力を要する箇所だったと思う。
  
 

 

 
長い階段を登りきったら、広い山頂の大平山。
 
大平山は、今回のコース中では最も視界が広がり、目の前には山中湖と富士山が大きく見えるのだが、やはり大平山でも富士山は雲に隠れていた。
 
登り坂で汗を掻いたのでTシャツ1枚になっているが、風は冷たくあっという間に寒くなったので、すぐにフリースを着た。 
 
 

 
大平山山頂。
 
画像左側は畑尾山、立山、画像右側は富士山の稜線。
 
画像中央に見える遠方の山は愛鷹連峰の位牌岳や越前岳。
 
 

 
大平山山頂。
 
鉄砲木ノ頭、三国山、楢木山、大洞山など。
 
 
 
 
大平山山頂。 

画像中央は髙指山。
 
更に遠方は丹沢山地の山々。
 
 

 
大平山山頂。 

南アルプス白峰三山。
 
 

 
大平山山頂。
 
御正体山…
 
と、まあこのような感じで視界が広い為、色々な角度の眺望を楽しむ事が出来る。
 
しばらくの間、眺望を楽しんだら大平山を出発する。
 
 

 
大平山の出発直後は、以前は滑りやすい急勾配の坂を下った記憶があるが、こちらも真新しい丸太が組まれた階段に整備し直されていた。
 
以前は怖いと感じる程の急坂だったが、これなら安心して通る事が出来る。
 
 

 
大平山山頂直下の鞍部。
 
杓子山と鹿留山が見える。
 
 
 
 
この辺りは別荘地が近くにあり、すぐ傍には道路や建物を見る事がある。
 
コース両脇には鹿の食害防止用のフェンスが張られている。 
 
 

 
 
 
割りと短時間で平尾山に到着。
 
こちらも眺望の良い山だが、富士山はやっぱり見えない。
 
遥か遠方には南アルプスの稜線が見えており、白峰三山の他に荒川三山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳などの名峰が多く見える。 
 
逆に近くには、別荘地の建物が多くみられる。
 
 

 
平尾山を出発し石割山へ向かう。
 
平尾山~石割山は、しばらくは歩きやすいコースが続くが…
 
 

 
石割山直下はコースが崩壊している。
 
丸太の階段は腐り落ち、土は抉られて深い溝のようになっている。
 
その度にコースが差し替えらえれているようだが、砂が浮き滑りやすく怖いと感じる。
 
今回の私は登りに利用したからまだ良いが、このコースを下りに利用するのは正直怖い。
 
転倒防止や滑り防止の為にトレッキングポールやストックなどが有った方が良いと思う。
 
 

 
今回の山歩きでは最後のピークとなる石割山に到着。
 
石割山は、様々な好条件に恵まれており、人気の山なので多くのハイカーが見られた。
 
 

 
 
 
石割山も眺望の良い山で、大平山や平尾山と同じく色々な角度の眺望を楽しむ事が出来る。 
 
石割山は、ハイキングをするにはとても条件の良い山で、麓には駐車場があり、観光地である山中湖があるのでバス停も近い。
 
また所要時間も長くないので、親子でハイキングしている光景もよく見られる。
 
ただし、コース途中には若干険しい箇所も存在するので、終始優しい山というわけでも無い。
 
途中には非常に特徴的な石割神社もあり、山頂には行かずに神社目的に訪れる人も多いようである。
 
 

 
石割山の下り。
 
こちらのコースは、縦走コースとは別の麓へ繋がるコースである。
 
所々に岩が露出しており、先程の縦走コースとは雰囲気が異なっている。
 
 
 
 
今回の山歩きでは、最近購入したばかりのサロモンのVEGA GTXを投入。
 
このシューズ、サイズはピッタリで今回の山歩きでも快適に歩く事が出来た。
 
ゴアテックスを採用しているので、水だけで無く外気も遮断してくれるので寒い日にはありがたい。
 
以前使っていたトレラン用シューズは、通気性が良いので夏は良いのだが、雨上がりのハイキングや寒い日には不安があったので、やはり防水透湿性素材があるのは安心感がある。
 
 

 
 

石割山の中腹にある石割神社。
 
山の名前の由来にもなった真っ二つに割れた巨大な岩が特徴で、神社の御神体になっている。
 
 
 

割れた岩の間を3回通れば幸せになれると説明書きにあるが、前回来た時に実践しているので、今回はブログ向けに1回だけ岩の間を通ってみる。
 
 

 
岩の切れ目は狭く、ザックは下ろさないと通行は不可能。
 
岩は巨大で、これだけの巨岩が真っ二つになっているのは驚きである。
 
ここは訪れる人が多いので、混雑する時は順番待ちになっている時があるが、今回はタイミングが良かったのですんなり通る事が出来た。
 
 
 
 
石割神社を出発し、すぐ近くにある石積みの堰堤を通過。
 
コンクリート式の堰堤はよく見掛けるが、こういった形のものは他所では見た事が無い。
 
 

 
この辺りの桜はまだ蕾。
 
 

 
 
石割山名物、403段の階段。
 
登ってくるハイカーが息を切らして歩いていたが、私はこれから下るだけなので楽なもの。
 
今回の山歩きは割りと短時間なので、残りの体力は充分あったので階段を駆け下った。
 
 

 
麓にある石割山の登山口。
 
登山口と言うよりも神社の入口のようだが、石割山のような信仰の山では特別珍しい事では無い。 
 
近くには駐車場があり、準備をしているハイカーの姿も多く見られた。
 
 

 
山歩きは終わり、後は車のある親水公園まで舗装路歩き。
 
 

 
 
歩いている途中、これから見頃を迎えるシダレザクラがあった。
 
地元のシダレザクラは既に葉桜になっているので、別の土地で再び見れるというのは何とも新鮮な気持ちになれる。
 



 
再び山中湖の湖畔へ。
 
穏やかな休みの日だけあって、釣り人の姿が多く見られた。
 
あとはサイクリングやジョギングをしている人、湖畔はアウトドアがやっぱりよく似合う。
 
湖畔をしばらく歩いていると、小さな虫の大群が身体に引っ付いてくるのでうっとおしかったが、振り払いながら歩いているうちにやがて駐車場に到着。
 
 

 
白鳥の形をした遊覧船。
 
毎回この遊覧船を見ると、どうしてもコメディアンの志村けんの姿を思い出してしまう。
 
船体にはSWAN LAKEと書かれているので、余計にあのコスチュームを連想してしまう。
 
そう言えば、山中湖にはコブハクチョウがいる…だからこの遊覧船なのだろうか。
 
 
午前8時に開始した山歩きは、正午前には終了し割りと早い時間に自宅に帰る事が出来た。
 
今回のコースは、初心者向けとされているので高低差が少なく所要時間も短い。
 
単体で登るなら、石割山は短時間で済み眺望や見所も多いのでお勧めで、縦走も一部を除けば概ね歩きやすいコースとなっている。
  
眺望が良く歩いていて楽しい山々だが、富士山周辺にある山は富士山が見えるかどうかが重要であり、それで人気が決まってしまうように感じる。
 
逆に富士山が見えない山は、人の姿が少なく静かな山歩きをする事が出来るので、山歩きの魅力も様々なのだと思った。
Posted at 2013/04/13 22:22:08 | コメント(5) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2013年02月10日 イイね!

2013年2月10日 奥沼津アルプスと沼津アルプス

2013年2月10日 奥沼津アルプスと沼津アルプス2月10日。
 
3連休の2日目は、静岡県にある沼津アルプスと呼ばれる山域の縦走をしてきた。
 
沼津アルプスとは、静浦山地の中にある香貫山から大平山までの山々を後年名付けたもので、近年は新百名山にも選定されハイカーにも人気が高い山である。
 
更に最近では、大平山より以東にある大嵐山(日守山)や茶臼山までの山域までが奥沼津アルプスと名付けられた。
 
自治体は、沼津アルプスなら沼津市、伊豆の国市、駿東郡清水町になるが、奥沼津アルプスを含めると田方郡函南町も含まれる。 
 
どの山も標高400mに満たない低山ではあるが、アルプスと名付けられたようにピークが複数連なっており、縦走するにはアップダウンの激しい稜線を歩かねばならず、全てを縦走するには累計標高差1000m以上を歩かねばならず健脚向けである。 
 
 

 
富士市から見る沼津アルプス(画像中央付近)。
 
左側のなだらかな低い山は香貫山と横山、象の頭部や鼻のような稜線が徳倉山、距離を隔ててひときわ高い山が鷲頭山、その隣に見える鷲津山よりやや低い山が大平山。
 
奥沼津アルプスに相当する大嵐山(日守山)は富士市側からは見えない。
 
 

 
 
 
昨年沼津アルプスを歩き序盤で断念した時は、駿豆線の原木駅まで列車移動をしたが、今回の山歩きでは大嵐山(日守山)の麓にある日守山公園駐車場に車を停める事にした。
 
昨年は駐車場の有無が分からず列車利用が無難かと思っていたが、断念して下山した麓にこの日守山駐車場があったので、今回はありがたくそこを利用させていただく事にした。
 
私が来た時は車は3~4台程度しか停まっていなかったが、山歩きを終えてここへ戻って来た時は満車になってた。
 
 
 
 
今回は、この日守山公園駐車場から直接大嵐山へ登る事にする。
 
昨年原木駅から歩き、大嵐山で体調不良で断念した時に下山道として利用したコースである。 

原木駅からのコースでは茶臼山を経由するコースになるが、あの時は蒸し暑い藪歩きに脱水症状、蚊に刺されまくり蜘蛛の巣にも悩まされたので良い思い出が無い。
 
よって今回は茶臼山はパスさせてもらった。
 
大嵐山は、地図や国土地理院発行の地形図では大嵐山と名付けられているが、地元では日守山(ひもりやま)の方が身近な呼ばれ方のようである。
 
この後、地元ハイカーの方とお話しする機会があったが、「どちらから登られたのですか?」と訊かれた時には「日守山」と答えるようにした。
 
 

 
大嵐山までのコースは擬木で組まれた階段を登る事になる。
 
ただしお年寄りにとってはこの階段は逆に辛いようで、ウォーキングなどで歩いている方は階段を利用せず階段の横を歩く人の方が圧倒的に多かった。
 
特別辛い傾斜でもなく標高もそんなに高くない山なので、朝の冷えきった身体を慣らすには丁度良い準備運動になった。
 
 

 
大嵐山の途中にある眺望の良いポイント。
 
狩野川や伊豆中央道が近く、山の直下をトンネルが通っている。
 
左側には愛鷹連峰越しに富士山が見えているが、富士山は雲に隠れがちだった。 
 
朝、富士市を出発した時の富士山は雲1つ無い姿だったが、山歩き中は終始雲に隠れがちだった。
 
この日は天気が良く穏やかな1日だったが、風は冷たく歩いていなければ寒いと感じる1日だったと思う。
 
 
 
 
手元の温度計では2~3℃を指していたが、手に持ったらあっという間に5℃程度まで上がってしまった。
 
歩いているので震えるほど寒くは無いが、手は冷たくなるので今回はメリノウールの手袋を終始装着して歩いた。
 
ウール(毛糸)は、水や汗で濡れても保温性が失われないので防寒具として非常に優秀である。
 
最近はダウンが軽量で暖かく人気だが、ダウンは濡れると保温性が失われるので要注意。
 
ウールはチクチクするので私自身も嫌いで敬遠していたが、最近のウールは肌触りの良い物が作られており着心地も良い物が増えてきた。
 
 

 
やがてやたらと長い滑り台が見えてきた。
 
ステンレス製の立派な物で、全長70mに達するローラー滑り台らしいが、もちろん私は利用しない。
 
 

 
大嵐山山頂。
 
昨年は体調不良で散々な目に遭ったが、今回は充分に余裕を持って山頂に着く事が出来た。
 
今回は、薄手の長袖シャツにモンベルのライトシェルジャケットという保温材入りのウィンドブレーカーを着ていたが、この後の歩きで暑さと寒さが入り交じって悩む事になる。 
 
 

 
大嵐山山頂の眺望。
 
愛鷹連峰および富士山は雲で見えにくい。
 
 

 
箱根方面は木々が無く開けているので眺望が良い。 
 



 
沼津アルプス方面は、木々に遮られて眺望はよろしくない。
 
冬だからかろうじて見えてはいるが、夏は全く見えなくなるだろう。
 
 
 
 
休憩をそこそこにして大平山へ向かう事にする。
 
大平山へはこの擬木の柵を越えなくてはならないが、柵を見ただけではコースがあるとは到底思えない。
 
現在は看板が立っているので分かりやすいが、以前はコース入口が分からず探すのに苦労するハイカーも多かったという。
 
 

 
大嵐山~大平山のコースは、最近になって奥沼津アルプスと名付けられたコースである。
 
このコースが沼津アルプスから外されていた理由は分からないが、大嵐山のある自治体が沼津市では無い事(伊豆の国市と田方郡函南町)や、一部険しい場所がある事も理由ではないかと思う。
 
画像は穏やかなコースに見えてはいるが、急勾配の下りから始まりせっかく稼いだ高度はあっという間に低くなってしまう。
 
 

 
途中で明らか人工物と分かる場所が見えたが、これは一体?…
 
見た所トンネルのようだが、情報を得るような看板などは確認出来なかったので、山歩きを終えた今も謎のままである。
 
 

 
この人工物付近は低い場所にあり、コースのすぐ傍が切れ落ちているので恐ろしい。
 
 

 
コース途中にある南側の眺望が良いポイント。
 
城山、葛城山、発端丈山などが見える。
 
遠くに見えるのは天城山だろう。
 
 

 
この時期にしては珍しく新緑のように艶やかな葉のアオキ。
 
 

 
疲れたらエネルギー補給。
 
ハイキングなどの山歩きでよく想像するのがシートを広げて皆でワイワイ楽しくお弁当を食べる事だが、基本的に山歩きでは細かく水分補給と行動食を摂った方が良いとされる。
 
シートを広げて弁当を食べると準備や片付けに時間が掛かるし、どうしてもユックリしてしまうのでせっかく温まった身体が冷えてしまうのが理由らしい。
 
場合によっては座らずに小休止という事もあるので、画像のようなゼリー系飲料など簡単に栄養補給が出来る行動食は非常に効率が良い。
 
飯ぐらいユックリ食わせろという意見も聞こえてきそうだが、美味しい食事は下山後のお楽しみでも充分だと思う。
 
 

 
大嵐山~大平山コースの最大の難所はこの辺りだろう。
 
数mの崖の部分に梯子が掛けられているが、重いザックを背負いトレッキングシューズを履いていると結構怖いものである。
 
私もこの手の梯子はどうも信用が出来ず怖い。
 
注意すべきは梯子だけでなく、手前の岩場にも注目していただきたい。
 
この岩は崖方向に傾斜しているので、滑ったら間違いなく転落してしまうだろう。
 
 

 
梯子を下から見るとこうなっている。
 
梯子はロープや針金でガッチリ縛られているのでグラグラ揺れるような事は無いが、やはり怖いものである。 

高低差は4mほどではないかと思うが、落ちれば怪我は免れないだろう。
 
ここは特に慎重に下りたい。
 
 
 

梯子のすぐ傍にはロープが張られた場所もある。
 
足を掛けられるよう岩が削られているので、それを頼りに慎重に下る。
 
梯子にロープにと険しい場所が連続するので、このコースは健脚向けなコースという事がよく分かる。
 
事実ここを歩く人の姿は沼津アルプスと比べると極端に少ないようで、大嵐山を出発してから大平山までの区間では他の人の姿を見る事は無かった。
 
 

  
 
更に梯子場を通過し険しい岩場も通過する。
 
こうやって見ると怖ろしく危険な場所のように感じるが、こういった場所は山歩きをしていれば特別珍しい事では無い。
 
むしろ慣れによる緊張感が薄れる事の方が怖いような気がする。
 
あとは急勾配のアップダウンが連続するので、疲労が溜まりやすく集中力が途切れない様注意せねばならない。
 
 

 
急勾配を登り切り大平山山頂に到着。
 
ここは鷲津山からの沼津アルプスの縦走コースや、麓から登るコースがあるので人の行き来が頻繁にあった。
 
山頂に来るまでに急勾配があったので、すっかり汗を掻いてしまいジャケットを脱いだらシャツが結構濡れてしまっていた。
 
脱いだジャケットも結構濡れていたので、今後はシャツ1枚で歩こうかなと思いジャケットはザックのポケットに挟んでおいた。
 
 

 
山頂は木々に遮られ眺望はあまり良くない。
 
木々の向こうには、江浦湾あたりの海岸線の絶景が広がっている筈だが…
 
休憩をそこそこに鷲頭山へ向かう。
 
今回の山歩きは写真撮影が多く時間が掛かるので、山頂ではごくわずかな滞在時間にするようにした。
 
 
 
 
鷲頭山へ向かうには、やはり急勾配の下りから始まる。
 
沼津アルプスはとにかくアップダウンの繰り返しになるので、数字上で見る山の標高以上に厳しい山歩きとなる。
 
また若干湿っている場所が多いので、勾配があると非常に滑りやすく歩きにくい。
 
私も何度かよろけたり手を付いてしまう事があった。
 
汗を掻き暑いのでシャツ1枚で歩いていたが、下りだと汗冷えと冷たい風であっという間に寒くなってしまう。
 
結局すぐにジャケットを着る事になってしまった。
 
ジャケットを着ると暑く、脱ぐと寒いというパターンに悩まされたが、フロントジッパーを開けて風通しを良くし、袖まくりをする事で腕が冷やされて丁度良くなった。
 
 
 
 
 
沼津アルプスは、丁寧なコース案内が記されているので道迷いはしにくいように感じる。
 
また悪天候時や体調不良時に下山したい時など、各ピークの最寄に麓へ下りられるコースもあり下山道として使えるので便利である。
 
複数の下山道があると、メンバーの体力とか予定時間によってコースを自由に決める事も出来るので、この辺りも人気の理由なのだろう。
 
 

 
やがて鷲頭山に到着。
 
鷲頭山は、今回歩く沼津アルプスの中では1番標高が高い。
 
ハイカーの姿も多く、山頂は多くの人が休憩しており如何にも人気の山にありがちな光景である。
 
1番高い山なので後は楽が出来るかなと思っていたら、後でそれが間違いという事に気付く。
 
 

 
山頂は木々に囲まれてはいるが、駿河湾方向の眺望が特に素晴らしい。
 
 

 
達磨山方面。
 
近いうち登ろうか…
 
 

 
箱根方面。
 
木々が多いものの、眺望は概ね良好な山である。
 
 
 
 
山頂には鷲頭神社の祠が置かれているので、ここまでの山歩きの無事を感謝し、これからの山歩きの無事をお祈りする。
 
 

 
 
鷲頭山も僅かな滞在時間ですぐ徳倉山へと向かう。
 
穏やかな日差しの中、木々に囲まれた気持ちの良いコースを歩いて行く。
 
ただし穏やかな稜線は全体のごく僅かで、殆どは急勾配が続く稜線歩きになる。
 
 
 
 
鷲頭山からほどなくして小鷲頭山に到着する。
 
ここもなかなか眺望の良いポイントだった。
 
お昼が近付きつつある事と、この辺りの眺望が良い事もあり店を広げて昼食にしているグループが多かった。
 
 
 
 
 
ここは、沼津港と駿河湾の海岸線の眺望が素晴らしかった。
 
海をよく眺めると、ヨットや大型の帆船が動いているのが見えた。 
 
とても優雅で見とれてしまい、しばらくの間眺めてから出発する。
 
 

 
眺望が素晴らしい場所を過ぎると、やがて木々に囲まれたコースになり眺望が利かなくなる。
 
怖ろしく長いロープが張られた急勾配を下って行く。
 
油断すると、滑って転がり落ちそうな急勾配である。
 
 
 

 
急勾配の途中、巨岩の下に祠になっている場所があった。

中将岩と呼ばれる場所で、傍らにある説明書きでは平家の武将である平重衡が切腹した地と伝えられている。
 
私はこの時代の歴史には詳しくなく、申し訳ないがあまり興味が沸かない。
 
 
 
 
急勾配の下りが終わり、再び視界が開けた稜線に変わる。
 
途中でこんなファンシーな名前の看板も立てられていた。
 
 

 
展望台だけあって眺望も素晴らしい。
 
ここから見える場所は、獅子浜にある伊豆マリーナ辺りだろうか。
 
日差しが強く写真写りが悪いが、実際の眺望はとても素晴らしい。
 
 

 
途中でこんな花も見つけたが、名前は分からない。
 
今回の山歩きで唯一見掛けた花でもある。
 
 
 
 
志下山というピークを通過。
 
海を眺めながら昼食中のグループがいた。
 
人数が多いせいか、リーダーらしき人物が大声で出発時間を伝えていた。
 
肝心のグループは、返事もせずお喋りに夢中であまり耳に入っていないようであった。
 
申し訳ないけど、こういう事もあるので大人数でドカッと腰を下ろしての昼食は難しいのではと思ってしまう。
 
こういう時、リーダーの強いリーダーシップばかりが必要と思われるかもしれないが、1人1人が団体行動と登山をしている意識が必要であるように感じる。
   
 

 
海を眺めながら歩く素晴らしい稜線。
 
ここは、お気に入りの場所になりそうだな。
 
 

 
沼津港と「びゅうお」も見える。
 
この辺りまで来ると沼津市街地が段々近付いてきているように感じてくる。
 
 

 
コースの途中には防空壕があった。
 
断面がL字型になっており奥行きがあるが、当然立入禁止になっていた。
 
 
 
 
徳倉山に到着。
 
麓から見ると象の頭部のように見えるので象山とも呼ばれている山である。
 
麓にも象山幼稚園というのもあるらしい。
 
ここは山頂が広く大人数のハイカーで賑わっていたが、私は写真撮影のみですぐに出発する。
 
ここでは愛鷹連峰越しの富士山がよく見える場所だが、富士山は雲で完全に隠れてしまっていた。
 
 

 
木々越しに大嵐山や大平山の稜線が見えている。
 
結構距離を歩いたなと実感する。
 
 

 
徳倉山の下り、象の鼻の部分は急な階段が長く続く場所であった。
 
階段とはいえ、1段1段の段差が大きく湿った土で滑りやすく怖い。
 
張られたチェーンを頼りに慎重に下って行く。
 
 
 
 
急勾配を下った後は、僅かな登り返しで横山に到着。
 
横山は標高183mで沼津アルプスの中では1番低い。
 
眺望は無いのですぐに通過する。
 
ここまで来れば残すは香貫山のみだが、今までのアップダウンの繰り返しで疲労が溜まりつつあった。
 
 
 
 
脚が辛いと感じた頃に横山を下りて舗装路に出る。
 
横山と香貫山を縦走するには、必ず麓に下りて舗装路を通らなければならない。
 
また沼津アルプスの縦走中では唯一の舗装路歩きになる。
 
 

 
舗装路から香貫山へ向かう。
 
香貫山は、標高にして地元の岩本山と殆ど同じだが、疲労が溜まっているので脚が重くなってきていた。
 
1度舗装路に下りてしまった事もあり、緊張の糸が解けてしまったのかもしれない。
 
緊張感を戻し歩を進める。
 
 
 
 
登り勾配では最後の未舗装のコース。
 
普段は何でもないようなちょっとした勾配が辛い。
 
 

 
最後にウォーキングしている方達に励まされて香貫山山頂に到着。
 
山の話をしているうちにあっという間に着いてしまった。
 
若い頃に大嵐山から香貫山まで歩いた事があると言う方がいた。
 
当時は6時間程掛かったと言っていたが、今回の私はそれよりも少しだけ早く下れそうだ。
 
ただしその日の体調や、休憩時間や団体行動などで所要時間は大きく変わってしまう。
 
そして山歩きは、所要時間の早さを競うものでは無いので、現実的な参考時間として受け止めておく。
 
お礼を言い山頂を後にする。 
  


 
香貫山の下山途中にある夫婦岩から沼津市街地を望む。
 
街の中に自然豊かな山がある感じで不思議な感じがする。
 
香貫山は沼津市民の憩いの場と言われているので、富士市の岩本山に近い雰囲気かなと思っていたが、歩いてみた感じは随分と違っていた。
 
岩本山は市の中心地から随分と離れているが、香貫山は市の中心地が間近に感じられる事が大きいようにも感じた。
 
 
 
 
僅かに富士山が見えていた。
 
結局山歩き中は富士山は良く見えなかったが、今回は歩き甲斐のあるコースだったので良しとしておこう。
 
 
この後、麓に下山しバス利用で日守山公園駐車場へ戻った。
 
駐車場へ戻った頃には疲労が襲ってきて、途中のコンビニに車を停めて仮眠をとる事にした。
 
僅か10分か20分程度の睡眠だったがこれは正解で、帰りはあちこちで渋滞していたので眠いままだったら辛かったと思う。
 
帰宅したら偏頭痛が始まってしまったので、道具の片付けを手早く済ませて、夕食と風呂も早く済まし18時頃に寝た。
 
疲労感も物凄かったのですぐに眠ってしまったが、23時頃になったらすっかり目が覚めてしまった。
 
翌日は頭痛も疲労も回復していたので一安心だが、無理はせずチャリやジョギングは控えてウォーキング程度にしておいた。 
 
今回の山歩き、想像以上にハードなコースで無事に縦走出来て良かったと思う。
 
 
最後に、私の考えでは山歩きは挑戦とかチャレンジするものでは無いと思っています。
 
登山を職業とするのなら別とは思いますが、私は趣味の範囲で歩いているので挑戦=無理をしてでも登ろうとは思いません。
 
また山頂に到着したからといって、制覇したとも考えないようにしています。
 
自然が相手ですので挑んでも勝ち目はありませんし、1度登頂出来ても2度目も必ず登頂出来るとは限らないからです。
 
今後も謙虚な気持ちで山歩きをするよう心掛けたいと思っています。
Posted at 2013/02/11 21:57:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2013年02月03日 イイね!

2013年2月3日 高川山

2013年2月3日 高川山今日は、山梨県にある高川山という山を歩いてきた。
 
高川山は、山梨県の都留市と大月市に跨る山で、山域は御坂山地に属する。
 
北側にはJR中央本線や中央自動車道を挟み大菩薩連嶺が広がり、東側には富士急行河口湖線や中央自動車道富士吉田線を挟み道志山地が広がっている。
 
標高は975.7mと1000mに満たない低山ではあるが、中央本線や富士急行の最寄駅からすぐ登れるという事や、変化に富んだ登山コースに素晴らしい眺望という事で非常に人気の山でもある。
 
 
 
 
今回は、友人の紅葉32さんを誘い一緒に山歩きをする事にした。
 
山梨県という事で、路面状況が不安な事もあり車まで出してもらってしまった。
 
私の車もスタッドレスに交換すれば良いのだが…
 
画像は、富士宮鳴沢線の途中にある見晴台。
 
本栖湖の向こうに南アルプスが広がる素晴らしい眺望。
 
 
 
 
白峰三山。
 
左から、農鳥岳(標高3026m)、間ノ岳(標高3189m)、北岳(標高3193m)。
 
ちなみに、北岳は富士山の次に高い山。
 
 
 
 
天子山地。 

毛無山、タカデッキ、雨ヶ岳、竜ヶ岳が見える。
 
先週、富士市から天子山地を見ていると、積雪量が少なく見えていたが、昨日の暖かい陽気で更に雪が少なくなってしまったように見える。
 
 

 
御坂山地。
 
左から、三方分山、王岳、鬼ヶ岳、雪頭ヶ岳、十二ヶ岳の稜線が見えている。
 
こちらも積雪はあまりしていないように見えるが…
 
 
 
 
富士急行線田野倉駅。
 
途中、路面凍結している箇所が確認出来たが、周辺の積雪量が少なくちょっと呆気ない感じがした。
 
今回中央自動車道の富士吉田線を利用したところ、ETCの清算が¥0になっていて驚いてしまった。
 
笹子トンネルの事故の影響だろうか…
 
車を停めておくのに、駅の隣が有料の駐車場になっているので、今回はそこを利用させてもらった。
 
 
 
 
丁度良いタイミングで富士急行の車両が停車してきた。
 
私鉄の車両は全くと言っていいほど無知だが、この車両はどうやら富士急行1000形と言う車両らしい。
 
たぶん都会の大手私鉄のお下がりなんだろう。
 
 
 
 
田野倉駅から高川山を望む。
 
今回の山歩きは、先日購入したピッケルや12本爪アイゼンを試す理由もあり、短時間の行程で済むものの積雪量が多い山を選んだわけだが、今回麓から見る高川山は積雪の雰囲気は全く感じられなかった。
 
でも、麓から積雪が確認出来ていないだけかもしれないと思い、ピッケルと12本爪をザックに装着し歩き出す。
 
紅葉32さんは、私よりも荷は少なく効率的だった。
 
 

 
登山道入り口。
 
このコースは、田野倉駅から最も近い松葉入コースと言うルートで、高川山には複数の最寄駅からそれぞれのコースを辿り山頂へ向かう事が出来る。
 
入口付近に積雪が確認出来るが、肝心の登山道は果たしてどうなっているだろうか…
 
 
 
 
…こんな感じである。
 
部分的に凍っている場所はあったものの、昨日の初夏のような陽気の影響で雪は一気に融けてしまったのかもしれない。
 
今回の山歩きは、そこそこ寒いだろうと思い中厚手のアンダーシャツにフリースを着ていたが、気温が15度に達し暑くなり結局アンダーシャツ1枚で歩く事になった。 
 
シャツ1枚でも暑く、顔からはボタボタと汗が流れ眼鏡まで汗で濡れてしまった。
 
紅葉32さんもTシャツ1枚で歩いていたが、私もそれに負けない位暑がりだったと思う。
 
そんな状況でも、防風性のあるウィンドブレーカーなどを着ている人が多かったように見える。
 
私達が暑がりなだけなのか、それともペースが速いだけなのか。
 
私の牛の歩みでは、ペースが速いとはとても思えないが…
 
 

 
途中で、山梨リニア実験線を望む事が出来る。
 
実験線の高架の下を中央自動車道富士吉田線が通っている。
 
どうやらリニア実験線の付近からも登山コースが整備されているようである。 

 

 
高川山山頂。
 
富士山の眺望が素晴らしい山として、大月市が独自に決めている「秀麗富嶽十二景」の一座になっている。
 
結局、山頂までは積雪は全くしておらず、ピッケルも12本爪アイゼンもただの荷物になってしまった。
 
最低でも軽アイゼンは携行すべきではあるが、ピッケルよりもトレッキングポールの方が持っていくには良かったかもしれない。
 
 

 
秀麗と言われるだけあり、富士山の眺望は申し分ない。
 
こちらから見る富士山は南西を向く形になるので、私がいつも見ている富士山とは丁度正反対の位置から見る形になる。 
 
 

 
道志山地や丹沢山地を望む。
 
南側は、日差しが強く霞んで見えてしまう。
 
 

 
北側には大菩薩連嶺。
 
左から、滝子山、大谷ヶ丸、ハマイバ丸(破魔射場丸)、黒岳、雁ヶ腹摺山。
 
  
 
 
中腹からも見えた山梨リニア実験線は山頂からも見る事が出来る。
 
位置的に分かるかと思うが、高川山の真下にはリニア実験線が通っている。
 
向こうのトンネルは九鬼山で、あちらは道志山地に属している山である。
 
 

 
山頂には、ビッキーと書かれた小さな木の箱が置かれている。
 
 

 
中には日誌やアルバムが収納されており、かつて高川山に暮らしていた犬の記録が刻まれている。
 
この犬はメスの雑種で元々は飼い犬だったらしいが、2001年頃から高川山に住むようになり、いつしかビッキーと呼ばれ登山者たちに親しまれる存在になった。
 
登山者が山頂付近に近付くと、ビッキーが現れて山頂まで先導してくれるような事があったのだという。
 
残念ながらビッキーは2010年10月6日に亡くなり、その亡骸は麓の寺に埋葬されている。
 
登山者に親しまれテレビでも紹介されたことがある有名な犬なので、ビッキーに対して概ね友好的な意見が多いように感じられるが、人間のエゴで山で暮らさざるをえなくなったビッキーの悲しい運命は決して忘れてはならないように思う。
 
 
しばらく経つと山頂は混雑し始めて、数十人規模の登山グループも登ってきたので、たまらずに私達は下山する事にした。
 
山頂はそんなに広くないので、10人もいたら結構窮屈に感じてしまう。
 
眺望は素晴らしいが、休日のハイキングでは混雑しやすいので、土日休みに山頂でユックリ過ごすには向かない山かもしれない。
 
 

 
下山は、登りとは別のコースを取り初狩駅方面へ向かう事にした。
 
車から離れた位置に下山する事になるが、初狩駅に下りれば電車利用が出来るので、楽に田野倉駅に戻る事が可能である。
 
初狩駅方面の登山道も積雪は無く、枯葉が大量に積もっているので秋の登山道のようであった。
 
昼近い時間帯になり多くの登山者達とすれ違うので、あの狭い山頂での混雑具合が果たしてどうなるのか気になってしまう。
 
私達が下山しているので積雪の状況を訊いてくる方もいたが、積雪は無いと聞き安心しているように思えた。
 
 
 
 
麓近くでかろうじて積雪している部分もあったが、ごく僅かだった。
  
結局、今回の山歩きではアイゼンを使うような状況は全く無かったが、繰り返しになるが万が一に備え最低でも軽アイゼンの携行は必須である。
 
 

 
麓に下りると、目の前に滝子山の巨体が見えてくる。
 
中央本線を挟み、高川山とは反対側にある山である。
 
 

 
棚洞山、米沢山、お坊山、左隅に笹子雁ヶ腹摺山。
 
 

 
初狩駅近くの自徳寺にあるビッキーのお墓。
 
供えられた花は枯れてしまっていたが、立派なお墓が立てられていた。
 
手を合わせお墓を後にする。 
 
 
 
 
中央本線初狩駅。
 
列車が丁度出てしまったので、しばらくここで足止めになってしまったが、コーヒーを飲んだりベンチに座ったりして疲れを癒す事にした。
 
山歩きの最中は暑かったが、麓に下りてゆっくりしていると風が冷たく感じ寒くなってくる。
 
たまらずに私はフリースを着て、紅葉32さんもジャケットを着始めた。
 
 

 
やがて、115系が到着し列車に乗り込む。
 
東海道本線では見る事が出来なくなった車両だが、やはり115系は親しみやすく安心感のある車両である。
 
 

 
初狩駅から僅か1駅、大月駅で富士急行に乗り換えする。
  
ここでも長い時間足止めを食う事に…
 
 

 
フジサン特急同士の並び。
 
フジサン特急はそれぞれの先頭形状が異なっているが、どちらもどこかで見た事があるような先頭形状である。
 
特急は田野倉駅には停車しないので、今回は残念ながら利用する事は出来なかった。
 
 

 
普通列車を利用して、スタート地点の田野倉駅に戻ってきた。
 
田野倉駅を出発し歩き始めたのが8時40分頃、田野倉駅に到着し駅舎を出たのが13時15分頃、割りと短時間で済んだように思えた。
 
こう書いてしまうと気軽に登れる山のように誤解されてしまうかもしれないが、それなりに高低差があり険しい岩場や急勾配もあるので充分な備えと装備は必要である。
 
また今回は雪は無かったが、膝以上まで埋まる積雪量にもなる山でもあるので、特に冬期は油断出来ない山でもある。
 
積雪していなかったのは少々残念ではあるが、素晴らしい眺望と短時間の行程で済んだのは良かったと思う。
 

最後に、今回同行していただき、車まで用意していただいた紅葉32さんに感謝したい。
 
ありがとうございました。
Posted at 2013/02/03 23:42:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2012年07月29日 イイね!

2012年7月29日 静浦山地(沼津アルプス)序盤で断念

2012年7月29日 静浦山地(沼津アルプス)序盤で断念今日は、伊豆半島の付け根にある静浦山地(通称:沼津アルプス)を縦走しようとしましたが、あまりの暑さで調子が悪くなり序盤で断念してしまいました。
 
 

 
今日も雲が多くハッキリとしない天気でした。
 
天気予報では晴れときどき曇りでしたが、野田山方面は雲に隠れてしまい雨が降りそうな天気に…
 
実際朝早い時間には小雨が降っていたようです。
 
 


 
富士駅で列車待ちをしていると、373系の「ホームライナー沼津2号」が停車。
 
F4編成とF12編成併結の6両編成でした。
 
ホームライナーも魅力ですが、私は三島まで移動するので普通列車で移動。
 
 

 
三島駅で駿豆線に乗り換えしました。
 
実は駿豆線を利用したのは今回が初めてで、乗ったのは1300系という車両でした。
 

 
田園地帯の間を走り、ローカルな雰囲気の駅で下車。
 
この頃には陽射しがすっかりと強くなり、その場にいるだけで暑さが非常に辛く感じてきます。
  
 

 
舗装路からハイキングコースに入ると、真っ黒なトンボがあちこちにいました。
 
ハグロトンボと言うらしいです。
 
 

 
コースはハッキリとしておりますが、周辺の藪が凄くて歩きにくくなります。
 
私が通ったコースは本格的な山道になっており、別の場所からファミリー向けのハイキングコースも整備されているようでした。
 
この季節特有の悩みとして、山道はクモの巣が物凄いという事が挙がります。
 
目の前を棒などで振り払わないと、顔面に思い切り直撃します(-_-;)。
 
私が歩いた時はあちこちにトラップ(罠)が張られていたので、私がこの日最初のハイカーだった事が分かります。
 
藪の中は非常に蒸し暑く、登り坂と相まって大量の汗が出てきます。
 
昨日も暑い中で岩本山ジョギングをしましたけど、それ以上に大量の汗が出てしまいました。
 
頻繁に汗を拭い、水分補給をしても全然追いつきません。 
 
 


 
1つ目の山、大嵐山に着いた頃にはシャツもズボンも雨に濡れたみたいにビショビショになってしまいました。
 
こんな事は初めてかも。
 
相変わらず陽射しは強く、水分補給しながら日陰で休憩していても汗は止まりませんでした。
 
明らかに体調不良の兆候が出てきたので、しばらく休んで下山する事にしました。
 
山頂の眺望は良い場所でしたけれど、殆ど撮影しただけで見て楽しむ余裕はありませんでした。 
 
下山道はよく整備されたコースだったので、歩くには非常に楽でした。
 
今回は仕方なかったですけど、次はこちらのコースから登った方が良いかもしれません。
 
 
 
 
麓から見る大嵐山は、画像の見た目でも分かる通り小さな山なんです。
 
標高も191mと地元の岩本山と殆ど同じで、体力的に不安なく登れるはずでした。
 
暑さの影響、自身の体調管理の悪さなど複数の原因があったと思いますが、近いうちもう1度この山から縦走をしたいと思いました。
  
ただし、挑戦だとかリベンジだとか強気な気持ちでは無く、あくまでも山に登らせていただくという謙虚な気持ちで登りたいと思います。
Posted at 2012/07/29 18:49:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2012年05月27日 イイね!

2012年5月27日 愛鷹山水神社から位牌岳まで(愛鷹連峰)

2012年5月27日 愛鷹山水神社から位牌岳まで(愛鷹連峰)2012年5月27日。
 
今日は、愛鷹連峰の愛鷹山水神社から位牌岳までを山歩きする事にした。
 
前回は、2週間前に裾野市側の愛鷹登山口から位牌岳まで歩いているが、今回は反対側の沼津市側からの山歩きである。
 
今回のコースは、愛鷹山水神社~池ノ平~つるべ落としの滝~位牌岳~袴腰岳~愛鷹山~愛鷹山水神社とした。
  
 
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沼津市から愛鷹山を眺めると、富士市から見る姿と全く違う。
 
天気が良くて、愛鷹山の向こうには富士山もよく見えるので、山歩きの最中にも富士山が見える事に期待したい。
 
 
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富士市から望む愛鷹山(*2011年、富士市松岡で撮影)。 
 
 
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愛鷹山水神社近くの駐車場に車を停めて準備をする。
 
私が着いた時には既に数台の車が停まっており、駐車場はほぼ満車状態だった。
 
スタートする前に、まずは水神社でお参りする事にする。
 
 
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お参りを済ませて、立派な社殿と立派な滝を見学。
 
滝は心地良い清流の音を立てており、しばらくの間眺めていたい気分になってしまう。

水場もあるので、ここで水を補給するのも良いかもしれない。
 
ユックリしていたいが、あまり長居すると今後に響くので、見学を終了し山歩きを開始する。
 
 
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林道の分岐点。
 
ゲートを越えて真っ直ぐ行けばつるべ落としの滝や愛鷹山へ向かう事ができ、右へ曲がれば池ノ平へ向かう事になる。
 
 
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途中で池ノ平へ向かう近道があったので、近道に入ってみたら物凄い急登と笹藪だった。
 
まだ身体が温まっていないうちに急登だったので、随分と体力を消費してしまった。
 
近道という事で距離が短かったのが救いだった。
 
 
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急登のコースを抜けると、穏やかな防火帯のコースに出る。
 
こちらのコースは池ノ平入口からスタートするコースで、私のように水神社からこちらに向かう人は少ないかもしれない。
 
理由は、水神社から位牌岳やつるべ落としの滝へ向かうには遠回りになってしまうからである。
 
遠回りだが、広々としたコースに穏やかな勾配で快適に歩く事が出来る。
  
 
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間もなく池ノ平に到着。
 
高く掲げられた看板の雰囲気が、公園になっている事を予想させる。
  
 
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広々とした場所にベンチや遊具…ここを見ていると、遠足に使われていそうな場所のように感じた。
 
ここには最初は私1人しかいなかったが、暫くすると1人の方が登ってきた。
 
装備を見る限り、ウォーキングかジョギングのように見えた。
  
 
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西方面には愛鷹山の眺望。
 
今回登る山の1つ。
 
 
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沼津市や伊豆半島の眺望が素晴らしいが、景色が霞んでしまっているのが残念。
 
 
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昔、観光地で見たような旧式の双眼鏡が置かれていた。
 
観光地の物は、硬貨を入れて2~3分位しか見れなかったような記憶があるが、この双眼鏡は無料でいつまでも見る事が出来る。
 
私も覗いてみたが、目の前にある愛鷹山の樹林帯しか見ていないので、あまり面白くは無かった。 

足元には気の利いた山座同定盤が設置されていて、眺望を楽しみながら山名が分かるようになっている。
 
 
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池ノ平からつるべ落としの滝へ向かう。
 
愛鷹連峰は自然林が多いので、この辺りも自然の姿のままに近いコースを歩く事が出来る。
 
歩いている人の姿は無いが、時々キジかヤマドリが私に驚いて逃げていったり、ウグイスが頻繁に鳴き、遠くから鹿の鳴き声が聞こえてくる。
 
しかし5月というのに落ち葉が多く滑りやすい…初夏の落ち葉と言えば楠が有名らしいが、残念ながら何の木かは私には分からない。  
 
 
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途中で見掛けた花。 
 
 
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今回私は愛鷹連峰を南麓から登っているので、途中で幾つもの沢を横切る。
 
途中枯れ沢を歩く部分もあるので、気の抜けないガレ場歩きをしなければならない。 
   
 
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つるべ落としの滝に到着。
 
この滝は、雨が降った後にしか見られないいわゆる幻の滝である。
 
雨が降ったのは一昨日で、1日隔ててしまったので厳しいかなと思ったが、何とか僅かに水が落ちていた。
 
  
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本当に僅かの水だったが、完全に枯れていたらかなり悔しかったと思うので、今回水が残っていたのは運が良かったと思う。
 
この滝を見たいなと思っても、雨上がりのタイミングを選ばなければならず、それなりの装備でそれなりに歩かなければならないので、条件は厳しいかもしれない。
 
 
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つるべ落としの滝から位牌岳へ向かう。
 
画像では歩きやすいコースのように見えるが、つるべ落としの滝から位牌岳までは沢のガレ場歩きが多く、勾配がきつい区間も多いので結構大変なコースのように感じる。
 
登りは体力的にきついが、下りは足元に相当注意せねばならない。
 
鎖やロープにしがみ付くような場所こそ無いが、やはり愛鷹連峰は険しい場所が多い。
 
 
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コースの途中で見掛けたアシタカツツジ(愛鷹躑躅)。
 
名前の通り愛鷹山が名前の由来であるが、同じアシタカツツジの木でも個体差があるように感じる。
 
画像2枚のそれぞれのアシタカツツジは花の色が違うが、同じ場所でピッタリ寄り添うように咲いていた。 
 
 
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こちらはトウゴクミツバツツジ。
 
前回はアシタカツツジの花は見る事が出来なかったが、トウゴクミツバツツジは頻繁に見掛けた。
 
今回はアシタカツツジとトウゴクミツバツツジの両方を見る事が出来た。 
 
アシタカツツジは、ミツバツツジよりも葉の枚数が多く花が若干小ぶりである。
 

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位牌岳が近付くと、倒木が多くなる。
 
画像の木は完全に倒れてしまい根が露出しているが、葉は綺麗な緑色をしていた。
 
最近倒れたのだろうか…残念ながら、この木は朽ちていくしかないだろう。
  
 
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位牌岳が見えてくると、山頂直下に南白ガレン(みなみしろがれん)と呼ばれる崩壊地が見えてくる。
 
 
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一部の岩はオーバーハングしている。
 
 
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南白ガレンを真横から眺められる場所もある。
 
一応距離を隔ててはいるが、いずれこのコースも崩壊が進んでいくと差し替えられるかもしれない。
 
 
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位牌岳に到着。
 
今回は、序盤で消費した体力がなかなか回復せず、ここまで来るのが結構辛かった。
 
夏のような陽射しと高い気温のせいもあったかもしれない。 

ここは2週間前にも来た場所だが、前回とは全くコースが違うので何か変な感じがする。
 
山頂には複数のパーティが休んでいたので割りと賑やかだった。
 
私も休憩をして、コンビニで買った梅のオニギリを1個食べたら段々と元気が出てきた。
 
疲れてしまったのは、空腹のせいだったのかもしれない。
  
 
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今回は天気が良かったので、位牌岳から富士山を眺める事が出来た。
 
右下には北白ガレン(きたしろがれん)の崩壊地が見える。 
 
位牌岳は眺望の範囲が狭いものの、途中の稜線で素晴らしい眺望が期待出来るので満足する事が出来た。 

今回は身体が冷える心配が無いのでユックリ休んでいても良かったのだが、出来れば日が高いうちに帰りたいので出発する事にした。
 
位牌岳を出発した後は、次は袴腰岳へ向かう。 

  
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袴腰岳へ向かう稜線は素晴らしい眺望のポイントが多い。
 
位牌岳越しに富士山を眺める事も出来た。
 
左側には越前岳。
  
 
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位牌岳から袴腰岳の稜線は歩きやすい道が続く。
 
昔は笹藪が深かったようだが、私が歩いた時は全くそんな事は無く快適そのものだった。
 
 
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上から、富士山、越前岳、鋸岳のそれぞれの稜線。
 
緑が深く分かりにくいが、鋸岳の複雑な稜線は見ていて恐ろしい。
 
 
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おまけ。
 
北白ガレンと南白ガレンを同時に眺められるポイント。
  
 
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割りと時間が掛からずに袴腰岳へ到着。
 
ひっそりとした山頂だが、看板は越前岳や位牌岳と同様の立派な作りの物である。
  
 
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袴腰岳は木々に遮られて眺望はあまり期待出来ない。 
 
次の愛鷹山へ向けすぐに出発する。
 
 
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位牌岳から愛鷹山へ向かう道も快適で、コースの途中所々にアシタカツツジやトウゴクミツバツツジの花が咲いていて楽しい。
 
 
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相変わらず遠方の眺望が霞んでいるのが残念だが、富士市や駿河湾がよく見える。
 
 
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愛鷹山に到着。
 
標高が1188mと愛鷹連峰の中では低い方の山だが、ここが山域を代表する愛鷹の名を冠しているのは何か理由があるのだろうか。
 
ここでは若者(たぶん)のパーティが休んでいて、大勢の人が次々に挨拶してくれたので嬉しい反面困ってしまった。
 
愛鷹山は最後の目的地なので、あとは水神社へ向けて下山する事になる。
  
 
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愛鷹山の一等三角点。
 
 
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愛鷹山(あしたかやま)山頂に咲くアシタカツツジ(愛鷹躑躅)。
 
 
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愛鷹山直下にある愛鷹明神。
 
山頂から僅かな距離なのでお参りをする。
 
 
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愛鷹山からの下り。
 
遠くに箱根の山々が見える。
 
 
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下りでも沢を歩くコースがあったが、周辺は自然林から植林帯に変化していた。
 
  
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植林帯の中を抜けると、次はブルドーザー道のような広い林道に変化した。
 
林道とは言え凄まじいガレ場になっていて非常に歩き難い。
 
用心しながら歩いていたものの、浮石で滑ってしまい尻餅をついてしまった…一応滑るものと思い用心して歩いていたので、すぐに反応して大した事は無かったが。
 
あと左膝が痛くなってきてしまったが、終盤なのであと少しの我慢。
 
 
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林道を歩いていると、つるべ落としの滝ハイキングコース入口という分岐点に着いた。
 
水神社からつるべ落としの滝へむかうには最短のコースだが、今回私は池ノ平へ向かう為遠回りをしたので縁が無かった。
 
今後利用する事はあるだろうか。 
  
 
alt 
 
序盤の分岐点。
 
水神社まであと少し。
 
 
今回の愛鷹連峰の山歩きは南側スタートで、前回の北側スタートとは逆の方向からだった。
 
前回と今回で位牌岳までのコースを繋ぐ事が出来たので、少しずつ愛鷹連峰の様子が分かってきたような気がする。
   
  
最後に自分への戒めの言葉ですが…
 
山頂に着いたからといって、その山を制覇したというような解釈や表現を私はしません。
 
今後も山歩きをする時は「登る」という表現は使いますが、決して「挑む」とか「チャレンジする」というような表現は使わないようにしたいと思います。
 
自然が相手なので挑みようが無いですし、勝ちようがありませんから、これからも謙虚な気持ちで登りたいと思います。
Posted at 2012/05/27 23:26:51 | コメント(5) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記

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