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2014年06月14日 イイね!

2014年6月14日 甘利山のレンゲツツジ

2014年6月14日 甘利山のレンゲツツジ

今日は、山梨県にある甘利山へ行ってきました。
 
甘利山は、この時期に咲くレンゲツツジがとても有名で、私自身ツツジ好きという事もありこの時期に行ってみたいと考えていました。
 
何年か前にツツジの時期では無い時に訪れていますが、車で山頂近くまで行ける事や、山頂の眺望も良い事もありハイキング目的で無い人の姿も多く見られた記憶があります。
 
車で行けるという事は、レンゲツツジの時期は大変混雑するという事なので、今回は朝早く出掛ける事にしました。
 
万が一山頂近くの駐車場に停められない時には、面倒だけど中腹にある椹池まで一旦下りて登ろうと考えました。
 
という事で、一応山歩き用の装備も用意して甘利山へ向かいました。
 
 

 
朝霧高原にあるコンビニで、日の出前の富士山を撮影。
 
この時期にしては富士山がよく見えており、日中の天気も期待出来そうなので期待が膨らみます。
 
 

 
狭い道幅と急カーブが連続する道路を通り、甘利山山頂直下にある駐車場に車を停めました。
 
朝早く出掛けたものの、私が到着する頃には既に多くの車が駐車!
 
第1駐車場は既に満車で、私は第2駐車場に車を停めましたが、画像を見ても分かる通りそこそこ車高の低い私の車でも何とかなりました(´∀`;)。
 
あー、でもベタベタなシャコタン車は無理ですね。
  
という事で、今回は山頂直下に停められたので、山歩きでは無くレンゲツツジの見物という形になりました。
 
 


 
駐車場のすぐ傍からレンゲツツジが出迎えてくれました。
 
案の定、ハイキング目的の人と見物目的の人の姿が見られましたが、撮影目的で三脚を抱えたカメラマンの姿が何と多い事…
 
 



 
東屋のある場所からレンゲツツジを富士山と一緒に撮影。
 
見頃のレンゲツツジと晴天に恵まれて本当に良かった。
 
 

 
山頂へ向かう途中には、植生保護のため木道とネットが張られた場所があります。
 
レンゲツツジは、山頂およびその周辺まで広大に群生しています。
 
遠くまで赤いツツジのお花畑が続いているのがよく分かりますね。
 
これは素晴らしいとしか言い様がない。
 
 


  
美しいレンゲツツジと素晴らしい眺望に恵まれた甘利山山頂。
 
 

 
梅雨の時期とは思えない青空です。
 
鮮やかな青空と花はとても良く合います(・∀・)。
 
 

 
 
レンゲツツジの葉は、他のツツジと比べると随分と複雑な生え方をしています。
 
ミツバツツジなどは、その名の通りシンプルに3枚の葉ですからね。
 
 


 
レンゲツツジが多いので見逃してしまいそうでしたが、ヤマツツジの姿も確認出来ました。
 
花の色や葉の生え方が明らかに違っていたので、気付く事が出来ました。
 
花の斑点が目立つのも特徴でしょうかね。
 
 

 
葉のほうは、生え方がシンプルでレンゲツツジとの違いは明白です。
 
 

 
ツツジでは無いですけど、可愛いキンポウゲがあちこちに咲いていて目を楽しませてくれました。
 
キンポウゲもこの時期ならではの花ですね。
  
 


 
1番好きな花を挙げろと言われたら、私はツツジの花を挙げます。
 
ツツジは見た目が華やかな割りに、サツキのように街の植え込みなどでも普通に見る事が出来る親しみやすい花だからです。 
 
割りと早い時期に咲くミツバツツジや、今の時期に見られるヤマツツジやレンゲツツジなど、花期が違う種が様々あるので長く楽しむ事が出来るのも魅力です。
 
ただ、ここまで大量の群生は今まで見た事がありませんでした。
 
いつまでも見ていたくなるような魅力的な場所でした。
 
 

 
ツツジの見物を終えて、狭く急な車道を下って行きます。
 
昔はこういう道は大好きだったけど、今はもう怖くて怖くて(´Д`;)。
 
前を走っている車がいてくれたほうが気持ちは楽になります。
 
今回、山歩きをしなかったのは駐車場の混雑状況も理由にあります。
 
私がツツジの見物を終えて駐車場に戻った頃は、更に車が増えてガラガラだった私の車の周りは他の車で埋まっていました。
 
私が撤収した朝の8時前で既に混んでいますから、このまま昼や午後の時間帯になったらどうなっているんだろう…狭く余裕の無い駐車場や狭い道路で混雑したらと思うと、ツツジの時期は朝早く来てさっさと撤収するのが得策かなと思いました。
 
という事で、甘利山および千頭星山の山歩きは別の時期にするようにします。 
 
 

 
帰りはもちやに寄ってソフトクリーム。
 
知覚過敏でズキューンときましたが、暑い時期にはやっぱりこれが美味しいねえ。
 
あとは自分用に草餅とかほうとうも買って帰った。
 
草餅は日持ちしないですが、ほうとうは近いうちに材料揃えて作る事にしよう。

Posted at 2014/06/14 21:49:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2014年05月24日 イイね!

2014年5月24日 愛鷹水神社から位牌岳まで 愛鷹連峰山歩き

2014年5月24日 愛鷹水神社から位牌岳まで 愛鷹連峰山歩き5月24日。
 
今日は、静岡県東部にある愛鷹連峰の山歩きをしてきた。
 
愛鷹連峰自体は何度か歩いた事がある山域だが、今年は初めて歩く事になる。
 
昨年は雪の時期に歩いているが、昨年は撮影をしていないのでブログには書いていない。
 
今回歩いたコースは、2年前の2012年5月27日 愛鷹山水神社から位牌岳まで(愛鷹連峰)に似ているが、この時に立ち寄っている池ノ平は今回は歩いていない。
 
 

 
朝早く地元を出発する。
 
天気予報では晴れるようだったが、富士山は霞んでおり見えにくかった。
 
時期的に紫外線が強く、歩いている最中には暑さが堪えてくる季節だが、出来れば雨が降らずに済んでほしい。
 
 


 
駿東郡長泉町の奥地にある愛鷹水神社にお参りをしてから山歩きを始める。
 
 
神社のすぐ傍には桃沢川が流れており、小さな滝もあり美しい場所である。
 
 


 
山歩きを始めてすぐに目に入ったのがハコネウツギと思われる花。
 
 

 
ヤマツツジ。 
 
 

 
 
今回は、直に位牌岳へ向かうハイキングコースを歩く。
 
運が良ければつるべ落としの滝を見る事が出来るかもしれない。
 
 

 
途中で見掛けたガクウツギと思われる花。
 
 


 
今回の目的の半分であるつるべ落としの滝。
 
この滝は、雨が降った時にしか姿を見れない、いわゆる幻の滝である。
 
普段は枯滝だが、今回は前日か前々日に雨が降ったようで、運良くその瀑布を見る事が出来た。
 
この辺りは自治体の境界線が通っているようで難しいが、この滝はどうやら駿東郡長泉町になるようである。 

 

 
滝のすぐ傍に生えていたウツギと思われる花。
 
 

 
ギンリョウソウ。
 
 

 
 
タチツボスミレ。
 
花弁が1枚折れ曲がっている。
 
 

 
キジムシロ。
 
この時期は、花が多く歩いていてたくさん発見がある。
 
 


 
 
標高が上がってくると、徐々にアシタカツツジの花が見えてくる。
 
 
アシタカツツジは、他のツツジよりも小ぶりな花なので見分けるのは比較的容易である。
 
 


 
今の時期の愛鷹連峰は、アシタカツツジの他にトウゴクミツバツツジも咲いている。
 
トウゴクミツバツツジは、その名の通りミツバツツジの仲間だが、雄しべの数が10本とトウゴクミツバツツジの方が多く、開花時期もミツバツツジの3月頃と比べるとかなり遅い。
 
 

 
位牌岳が近付くにつれてトウゴクミツバツツジの花があちこちに見えてくる。
 
ツツジ好きとしてはとても嬉しい光景である。
 
 

 
稜線に出ると、山は完全に雲の中で眺望は全く無し。
 
登りと湿気の影響でかなり暑く感じていたが、稜線は風が吹きかなり涼しい。
 
 

 
位牌岳直下の南白ガレンで見掛けたイワカガミ。 
 
私はてっきり高山植物かと思っていたが、2年前にもこの山域で見掛けたので、割りと低山でも見る事が出来る花のようだ。
 
 

 
位牌岳山頂。
 
雲の中なので眺望は無し。
 
汗だくの身体を少し休めてから袴腰岳へ向かう。
 
 

 
位牌岳から袴腰岳へ向かう稜線は、晴れた日は良い眺望と明るく開放感のある素晴らしい稜線なのだが、今回は雲の中で魅力は今ひとつ。
 
雨は降っていないが、風が木々を揺らし木に付いた水滴が容赦なく降ってくる。
 
 

 
袴腰岳。
 
休まず通過。
 
 

 
馬場平も通過。
 
 

 
倒木が目立つ木の墓場のような場所を通過。
 
 
 

 
雲の中の愛鷹山は、当然眺望は無し。
 
 


 
愛鷹山の山頂に咲くアシタカツツジ(愛鷹躑躅)。
 
 
 
詳しくは知らないが、愛鷹の名が付くらいだからたぶん愛鷹連峰および近隣の固有種なのだろう。
 
今回の目的は、つるべ落としの滝を見る事と、愛鷹山の山頂でアシタカツツジを見る事だったので、目的は両方達成する事が出来た。
 
 

 
山頂のすぐ近くにある愛鷹明神に寄り下山する。
 
ちなみに、画像にはアシタカツツジとトウゴクミツバツツジの両方が映っている。
 
今回は、雲の中を歩き眺望は無かったが、つるべ落としの滝と豊富な花を見る事が出来てとても良かった。
Posted at 2014/05/24 22:02:08 | コメント(6) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2014年05月05日 イイね!

2014年5月3日~4日 鳳凰山山歩き 夜叉神の森から観音岳まで

2014年5月3日~4日 鳳凰山山歩き 夜叉神の森から観音岳まで2014年5月3~4日。
 
今回は、南アルプスの北東部にある鳳凰山の山歩きをしてきた。
 
山歩きは正月の甲武信ヶ岳以来で、先月・先々月は腰痛が酷く山などとても行ける状態では無かった。
 
腰痛のほうは治まってきたが、その間はジョギングなど激しい運動は出来なかったので、体力や脚力が少々不安な状態での山歩きとなった。
 
 


 
山梨県韮崎市韮崎中央公園より鳳凰山を望む(*画像は2014年4月12日に撮影したもの)。
 
鳳凰山は、地蔵岳、観音岳、薬師岳と主に3つのピークからなり、それを総称して鳳凰三山とも呼ばれている。
 
山域がある自治体は、山梨県の韮崎市、北杜市、南アルプス市に属しており、最高峰は観音岳の標高2841mであるが、以前は2840.4mと記されている事が多い。
 
 

 
5月3日は、登山口から山小屋までの移動となる。

画像は、夜叉神の森駐車場がある夜叉神峠・鳳凰三山登山口。
 

人気の山である事や、連休中という事もあって駐車場の混雑が心配だったが、駐車場には余裕がありとりあえずは安心。
 
とは言っても、今回は一緒に歩いた友人が車を出してくれたので私は呑気に助手席で寛いでいた。

今回の山歩きは、前回の甲武信ヶ岳の時と同じ友人と山歩きをしたが、私よりも彼の方が健脚なので私は途中でバテて迷惑を掛けない様注意する事にした。
 
しかし、この夜叉神峠のコースは距離が長く時間も掛かるため、結果的にはバテバテになってしまうのだが。
 
登山口には、登山届の提出を求める指導員が待機しており、登山届を持って来ていない登山者達に用紙を渡し記入するように求めていた。
 
私達は事前に用意していて問題無しなので、登山届を提出し歩き始める。
 
 


 
登山口から約400mほどの標高差で夜叉神峠に到着。
 
夜叉神峠は、主に西側方面の眺望が素晴らしく、登山口からの標準コースタイムは約1時間ほどなので、ここまでを目的としたハイカーも多い。
 
もちろん更に先にある鳳凰山を目指す人の数も多い。
 
ハイカーの目的の1つであろう眺望だが、ここから眺める白峰三山は素晴らしいの一言に尽きる。
 
白峰三山は、北岳、間ノ岳、農鳥岳の3つの山の総称だが、それぞれが標高3000m以上の高峰なのでまだまだ雪深い事が分かる。
 
一方の夜叉神峠は、標高1800m弱で画像で見ても分かる通り積雪はしていない。
 
ここに来るまでは、長袖Tシャツに薄手のフリースを着ていたが、日差しが強くあまりにも暑いので結局Tシャツ1枚で歩く事にした。
 
ちなみに、この日は麓でも夏のような陽気になったという。
 
 


 
夜叉神峠を過ぎてしばらくの間は雪が見られなかったが、徐々に雪が見られるようになってきた。
 
雪が無いと山もすっかり春じゃないかと思ってしまいそうだが、鳳凰山はそんなに甘くはない。
 
 

 
こちらは割りと序盤にある杖立峠という場所だが、ケルン(指標)の周りを凍った雪が確認出来る。
 
ここから先は更に積雪が深くなり、少なくとも私はアイゼンを付けていないと怖くて歩けない。
 
 

 
この辺りは完全に雪で覆われており、歩いている最中にも足が数10cmほど埋まってしまう所があり歩きにくく感じた。
 
 

 
かと思えば、積雪している部分・していない部分が明確に分かれていたりするので、何とも不思議な気分になる。
 
 

 
間ノ岳と飛行機雲。
 
絶景を眺める山歩きである。 
 
 

 
辻山と砂払岳の鞍部にある南御室小屋。
 
今回はここには泊まらず、更に先にある薬師岳小屋までの移動となる。

この辺りは風が強いので、Tシャツ1枚では辛いのでフリースを着た。
 
ここに来るまでに私はかなり体力を消耗していたが、友人曰くここから先は長い急登が待っているという。
 
急登に備え、冷たい湧き水を飲み休憩をして体力を整える。
 
 

 
南御室小屋を過ぎてきつい急坂を登って行く。
 
休憩をして体力を整えてから出発をしてみたものの、聞く以上に辛く感じた急登で既にバテバテになってしまった。
 
友人の言う「もう少しで稜線」がやけに遠く感じてしまった。
 
ちなみに、画面が傾いているように見えるのは、木が斜面に対し垂直に生えているため。
 
 


 
やっとの思いで南御室小屋からの急登を終えると砂払岳の小ピークに辿り着く。
 
夜叉神から登って来た場合、鳳凰山はようやくここで森林限界を超えるが、そこは積雪と花崗岩の白砂に覆われた白い稜線である。
 
ちなみに南アルプスにある花崗岩の山は、今回登った鳳凰山と甲斐駒ヶ岳のみであり、花崗岩ならではの白い山容は夏でも白い姿で美しい景色が広がっている。
 
それにしても、標高が高い割りに積雪したりしていなかったり…
 
ここは風の通り道で雪は吹き飛ばされてしまうのだろうか。
 
 

 
翌日に登る予定の観音岳。
 
 


 
霧が掛かっているように見える北岳は、強風の影響で雪が舞い上がっているようにも見える。
 
私達が立っている砂払岳も強風が吹いており寒かった。
 
 


 
翌日登る予定の薬師岳を眺めながら、砂払岳と薬師岳の鞍部にある薬師岳小屋へ向かう。
 
 


 
今回泊まった薬師岳小屋。
 
砂払岳と違いこの辺りは雪深く、山小屋の屋根と雪が同じ高さになっているのがよく分かる。
 
山小屋を開いた時も小屋の中にも浸水していて、水をかき出すのが大変だったという。
 
今回私達は山小屋泊としたが、少し前まではテント泊をするつもりだった。
 
ただ、腰痛でトレーニングらしい事が出来ず体力の低下が心配だったので、大きく重いテント泊装備を担ぐのは大変かと思い変更した。
 
山小屋には事前に予約を入れておいたので問題無く入れたが、宿泊者は定員よりかは余裕があったので、さすがに1つの布団に2人寝るというような状態とはならなかった。
 
稜線上にある山小屋なので、湧き水は無く生活用水は雨水を溜めておくか他所から運んでくるしかないので水は貴重品、もちろん風呂などは無い。
 
でも、山小屋ではそれが当たり前。
 
山小屋は、混雑する可能性があるので事前に予約を入れておき、出来れば15時までに小屋に着いておくのがマナーとされている。
 
こういった施設は、麓から離れた不便な場所にあり食料も貴重品で必要分しか作らない事が殆どなので、予約も無しに夕食ギリギリの時間にやって来て「飯を食わせろ」では迷惑極まりないからである。
 
たとえ予約をしていても、やむを得ない事情などで着くのが遅れそうな時は、前もって連絡しておいた方が良い。
 
あまり遅くなると山小屋の人に心配を掛けてしまうし、最近は人気のある山ではどこかしらで携帯電話が通じるようにはなっている。
 
大事なのは、自身の体力を見極めて時間に余裕のある行動をとる事と、周りの状況や自身の体調などを確認し早めの判断をする事である。
 
 
山小屋の夕食は、薬師岳小屋では17時半からで、消灯時間は20時とやや早かった。
 
私も友人も疲れており、特に私は軽度の頭痛があったので消灯時間前に眠ってしまった。
 
頭痛の原因は、どうやら軽度の高山病だったようだ…翌日下山したらケロリと治ってしまった。
 
薬師岳小屋は、標高2700m以上の場所にあり高山病が充分に起こりうる標高ではある。
 
ただし、発症には個人差があるので一概には言えない部分もある。
 
 


 
日付が変わり5月4日。
 
朝4時頃から、御来光を見るため準備をしている人達が多かった。
 
私達はちょっとタイミングを見誤ってしまい御来光は見れなかったが、山の稜線からは富士山がよく見えていた。
 
昨日は、暗いうちに地元を出発していたので富士山は撮影しておらず、山で撮影すれば良いだろうと思っていたら霞んでしまい結局富士山を見る事が出来なかった。
 
この日は早朝からの行動となるが、体力は回復していたものの軽度の頭痛や腰や肩の痛みが残っていた。
 
朝は氷点下だったものの、天気が良く日中は暑い陽気になる事が容易に想像出来た。
 
ただし、朝の時間は寒いのでハードシェルなどを着て防風・防寒対策をしっかりして行動をする。
 
 


 
鳳凰山薬師岳山頂。
 
山頂に雪は無く、花崗岩の美しい白い砂が広がっていた。
 
西側には南アルプスの主峰が広がり、眺望は素晴らしい。
 
左から、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳と3000m級の山々が見えている。
 
 

 
薬師岳から観音岳を望む。
 
この稜線は非常に開放感があり、歩くだけで感動出来る素晴らしい稜線であった。
 
 


 
鳳凰山観音岳山頂。
 
薬師岳とは違い、観音岳は岩がごつごつとした山頂で少々歩きにくい。
 
 


 
観音岳山頂より薬師岳越しに富士山を望む。
 
 


 
薬師岳山頂より鳳凰山地蔵岳を望む。
 
特徴的な岩塊である通称「オベリスク」がよく見えるが、今回は行かない…理由は疲れるから。
 
夜叉神から地蔵岳まで行き日帰りで帰ってしまう強者までいるらしいが、私は到底真似出来ないしするつもりもない。
 
地蔵岳は、まあ次の機会にでも。
 
 

 
八ヶ岳を望む。
 
鳳凰山よりも標高が高い赤岳周辺に雪が見られた。
 
 

 
仙丈ヶ岳を望む。

南アルプスらしいなだらかな山容の山である。
 
 

 
今回最も印象に残った眺望の甲斐駒ヶ岳。
 
南アルプスでは珍しく険しい山容の山で、美しさとかっこ良さを兼ね備えた見事な山容をしている。
 
北アルプスの立山・剱岳と並びいつまでも憧れてやまない山である。
 
 

 
白峰三山より南の山々も見えている。
 
天気が良いので、南アルプスの山々は概ね良く見えていた。 
 
 

 
遠方に見えるのは中央アルプスの空木岳あたりだろうか。
 
 

 
遠方に見えるのは北アルプスの乗鞍岳あたりだろうか。
 
 

 
遠方に見えるのは北アルプスの穂高連峰あたりから続く稜線だろうか。
 
このような感じで眺望を楽しみ、山小屋へ戻り朝食を食べて下山した。
 
 

 
下山中。
 
帰りは来た道を引き返すので、単純に標高がどんどん下がっていき、登りよりかは体力的にも時間的にも余裕がある。
 
ただし、積雪している区間が多いので慎重に下って行かねばならないが、それでも転んでしまう場面があった。
 
積雪はしているが、容赦ない日差しで既に暑くなっており長袖Tシャツ1枚で行動している。
 
下山中は多くの人とすれ違ったので、この山の高い人気ぶりがよく分かる。
 
 

 
昨日とは違い、途中の稜線からでも富士山がよく見えた。
 
 


 
夜叉神峠より下で見られたハシリドコロという花。
 
根から花まですべての部分に毒のある花らしい。
 
 

 
同じく夜叉神峠より下で見掛けたアセビ。
 
馬酔木と書くだけあり、こちらも毒のある花である。
 
 

 
下山後、夜叉神の森のお風呂を利用させてもらった。
 
土産店や飲食店を兼ねた宿泊施設なので風呂はそんなに広くはないが、疲れた身体を癒したり汗を流すには本当良い場所にある。
 
 

 
風呂の後にザルソバを頂く

  
美味しく頂いたので、この量では少なく感じてしまった。
 
 
帰りは、国道139号線のシバザクラ渋滞以外は特に目立った混雑は見られなかったが、道の駅朝霧高原、ふもとっぱらキャンプ場、もちや遊園地、まかいの牧場などの駐車場がほぼ埋まっている感じだった。
 
停まっている車も走っている車も遠方のナンバーが目立っており、大型連休の凄まじい混雑ぶりがうかがえた。
 
この後無事に帰宅。
 
腰痛が治まってから初の山歩きだったが、思っていたよりかは疲れは後に響かなかったようで一安心。
 
ただし、落ちた体力をもう1度鍛えていかない今後は厳しいかもしれない。
 
 
今日は雨の予報なので、登山用品の洗濯・洗浄などをしておこうか。
Posted at 2014/05/05 08:03:21 | コメント(8) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2014年01月04日 イイね!

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)1月2日~3日。
 
新年早々で忙しないが、今回は甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)の山歩きをしてきた

 
 
 
 
山梨県山梨市にある道の駅みとみより奥秩父山地の木賊山(とくさやま)を望む。
 
今回の山歩きは、甲武信ヶ岳へ登るのが目的で木賊山はあくまでも通過点扱いだが、甲武信ヶ岳は奥深い位置にあり山梨市側からは木賊山の陰に隠れて見る事が出来ない。
 
 

 
木賊山から甲武信ヶ岳へ向かう途中の稜線から甲武信ヶ岳を望む。
 
甲武信ヶ岳は、奥秩父山地の主稜線上にある標高2475mの山で、山梨県、埼玉県、長野県の境にある山である。
 
甲武信ヶ岳の名の由来は、甲斐(甲州)、武蔵(武州)、信濃(信州)に跨る山だからと言われる説がある。
 
もう1つの由来とされる拳のように見えるからという説もあるが、どの位置から見れば拳のように見えるのか私は知らない。
 
甲武信ヶ岳は、木賊山から見ると立派な三角形に見える山だが、見る位置によって印象がかなり異なる山で、違う位置から見ると稜線上の一部にしか見えなかったりする。
 
甲武信ヶ岳は、千曲川(信濃川)、笛吹川(富士川)、荒川といった蒼々たる一級河川の源流がある中央分水嶺でもあり、深田久弥の日本百名山の1峰としても非常に著名な山である。
 
 


 
今回私は、友人と一緒に西沢渓谷入口から甲武信ヶ岳を目指す事にした。
 
画像で見ても分かる通り積雪のコースを歩く事になるので、装備は当然冬山用の装備である。
 
西沢渓谷入口から甲武信ヶ岳を目指す場合、コースが非常に長いためガイド本などでは登りの所要時間が約6時間と記されている。
 
この所要時間は、下りの時間を含めて考えると健脚でないと日帰りは少々厳しい。
  
私達は、まあ日帰りは可能だと思うが、今回は御来光も見たいしすぐに帰るのは勿体無いので山小屋泊をする事にした。
 
 
 
 
西沢渓谷入口のコースは、序盤に美しい渓谷を渡っていく。
 
ただし、沢のあるコースは序盤のみで、それ以降は長い急登の尾根沿い稜線沿いのコースが続いていく。
 
 


 
コースはしっかりとラッセルされていたので歩きやすいが、コースから外れると数10cm積雪しているので膝まで埋もれてしまう。
 
私も友人も何度か膝まで埋もれてしまった。
 
冬山を歩く時は、出来るだけ長いロングスパッツを装着しておいた方が雪が靴の中に入らずに済む。
 
あと前爪のある10本や12本爪アイゼンは、ズボンの裾に引っ掻けて破れやすいので、厚手のスパッツにしておいたほうがズボンやスパッツの破れを防止しやすい。
  
 


 
稜線上に出ると、眺望の良い場所があったので暫くの間眺望を楽しむ。
 
天気は安定し気温もこの時は割りと高かったと思うが、時折吹く風が強く冷たい。 
 
行動中は暑くて汗でビショビショになるが、風が吹いた時はかなり冷たく感じるので、常に上下共にハードシェルを着ていた。
 
本当は暑いので脱ぎたかったのだが、すぐに汗冷えしてしまいそうで怖くて脱げなかった。
  
 
富士山は霞んではいるものの、全貌が見えているのでとても満足。
 
気になるのは東側斜面から湧いている雲だが…あれはやはり地吹雪なのだろうか。
 
だとしたら、かなり大規模な筈なので怖ろしい。
 
 


 
木賊山の山頂にて。
 
木賊山は木に囲まれて眺望の無い山頂だが、ここまで来れば甲武信ヶ岳が近いのでホッとする。
 
実は私、登りの歩きは調子がなかなか上がらない事が多く、友人は私よりかなり健脚なので、私のペースに友人が合わせる形となった。 
   
木賊山から甲武信小屋までは下りなので、ようやく登りが終わったと安堵した。
 
 

 
木賊山から甲武信ヶ岳へ向かう下りの稜線まで来ると、甲武信ヶ岳がようやくその姿を現す。
 
その姿は立派な三角形で、さすが日本百名山といった感じだが、見る角度によってはこじんまりとした稜線上の一部にしか見えないような姿だったりする。 
  
ただし、この山は冒頭でも述べた通り、信濃川(千曲川)、富士川(笛吹川)、荒川といった河川の源流にあたり、これはつまり太平洋側と日本海側に流れる河川がある中央分水嶺の山という事で、私がこの山に興味を持った理由でもある。
 
特に富士川の源流という事に強い興味があったが、富士川にはもう1つ釜無川という源流の河川があり、こちらは南アルプスの鋸岳が源であるが、鋸岳は名前の通り登るのが大変そうなので今後いつ登れるのかは未定。
  
 

 
 
木賊山と甲武信ヶ岳の鞍部には甲武信小屋という山小屋がある。
 
宿泊の手続きを済ましていると甘酒を頂いた。
 
全身汗を掻いていたが、外は氷点下で身体が冷えていたので温かい甘酒がおいしかった。
 
ちなみに、山小屋の外にある温度計は氷点下7度を指していた。
 
山小屋の方に訊いてみたら、寒さのピークは氷点下18度位まで下がる事があるとの事。 
 
気温は氷点下で寒いが、まだ午後2時を少し回ったところで時間に余裕があったので、ザックをデポして甲武信ヶ岳の山頂へ行ってみる事にした。
 
最初はこの日はもう登り坂は登りたくない気持ちだったが、山小屋から山頂までは約20分と近いので、時間が勿体無いので行ってみようという気持ちが強くなった。
 
 


 
甲武信ヶ岳山頂。
 
この山は山頂まで樹林帯だが、眺望は良く天気が良いので富士山もよく見える。
 
翌日も御来光目的で登る予定なので、晴天を期待して山小屋へ引き返す。 
 
 

 
 
山小屋は雑魚寝が基本だが、富士山やアルプスなど人気のある山の山小屋は、混雑期にはヘタをすると1つの布団に2~3人が寝るという場合もある。
 
ただし、今回宿泊した甲武信小屋は宿泊者は9人と少なく部屋はかなり余裕があった。
 
ちなみに山小屋の方達は、ボランティアの方を含めて3人だった。
 
 

 
山小屋の楽しみ、夕食の時間。
 
人数が少ないので、1つの卓を囲みアットホームな雰囲気での夕食だった。
 
夕食のメニューは基本はカレーライスだが、常連登山者が差し入れたという料理や、管理人さんが担いで持ってきたというお酒がサービスで提供された。
 
私はお酒は飲まなかったが、料理のほうはありがたく頂いた。
  
その後に頂いたカレーも美味しかった。
 
夕食の後は、山小屋で働いておられる方の落語や、管理人さんのギター演奏などを聞いて盛り上がったが、どちらも本格的なもので楽しかった。
 
私はあまり山小屋を利用する事は無いが、友人が言うにはここまで和気あいあいとした山小屋は今まで見た事が無いとの事。
 
まあ、今回は宿泊者が少なく余裕があるからこういった事も出来たようだが、混雑している時はさすがに和気あいあいとはいかないようである。
 
とはいえ、連休にボランティアの方が働きに来たり、常連さんが差し入れを持って来てくれるというのは、オーナーさんや管理人さんが相当慕われている証ではないだろうか。
 
来るまで大変な山小屋ではあるが、また訪れてみたい山小屋としてとても印象に残った。
 
 

 
睡眠中に活躍してもらったのはこれ…昨年12月に購入したダウンジャケット。
 
友人が言うには、就寝時間中も暖房を入れてくれる山小屋もあるそうだが、普通は山小屋では暖房は切られてしまう。
 
こうなってしまうと、山小屋の中も氷点下になってしまうので、寝ている間も防寒対策は必要となってくる。
 
ちなみに、私が確認した限りでは山小屋内は氷点下1度くらいになったのだが、念入りに防寒対策をしたお陰で快適に寝る事が出来た。 
 
 

 
 
翌日は、御来光を見るために山小屋を6時過ぎに出て、もう1度甲武信ヶ岳に登る事にした。
  
早朝の山小屋の外気温は氷点下8度…ただし、稜線上は風がかなり強く体感温度は氷点下8度どころでは無い。
 
日の出を待つ間は寒さに耐えながらになってしまった。
 
 
天気に恵まれたので、雲海に浮かぶ富士山も撮影する事が出来たが、足の指や顔の辺りが非常に寒く日が出てくるまでの待ち時間が非常にもどかしかった。
 
 
 

  
寒さは厳しかったが、天気に恵まれたので眺望は素晴らしかった。
 
白峰三山の間ノ岳と北岳が見える。
 
 

 
左隅に甲斐駒ヶ岳と鋸岳の稜線。 
  
 

 
遠くには北アルプス。 
 
 
 


 
日の出の時間は6時50分頃だった。
 
ちなみに、山頂だと日の出は木々に遮られ見えないので、山頂よりやや手前の位置から眺めていた。
 
山頂から見えない情報は、前日に管理人さんから訊いた情報だったが、訊かずに山頂で待っていたら後悔する羽目になるところだった。
 
 

 
前日に引き続き、もう1度山頂で撮影。
 
防寒対策は念入りに行ったが、強風でかなり寒いのですぐに撤収する事にした。
 
 
日の出が終わった頃に続々と他の登山者が登ってきたが、私達は入れ替わるような形で山頂を下りた。
 
この後、山小屋へ戻り朝食を摂った。
 
御来光目的で早めに移動したかったので、山小屋の朝食は頼まず御来光を見た後に自炊して食べた。
 
自炊と言っても、お湯を入れるだけの簡単な物ではあるが、寒い後に食べる温かい食事はやはり良い。
 
ただ、自炊は支度や片付けに手間が掛かるので、私はあまり積極的にはやりたがらない。 

 

 
朝食を摂った後、荷物をまとめ管理人さんやボランティアの方々にお礼を言い山小屋を出発。
 
来るまでが大変な甲武信ヶ岳だが、とても楽しい山小屋だったので出来ればまた来てみたい。
 
木賊山直下の稜線から振り返ると、前日と同じく甲武信ヶ岳の姿が綺麗に見えていた。
 
 


 
途中の稜線上から雲海に浮かぶ富士山と毛無山を撮影。
 
この日の富士山は、地吹雪は見えず穏やかなように見えていた。
 
 

 
前日に登ったコースを今度は下って行く。
 
急登だった分、下りは足腰に負担が掛かりそうだが、雪なので着地の衝撃は和らぎ負担は少ない。
 
ただし積雪しているので、もちろん滑らないように注意しなければならない。
 
この辺りの尾根道は、夏に歩いたら美しい緑に囲まれてかなり印象が異なりそう。
 
違う季節にまた訪れてみるのも変化が感じられて面白いかもしれない。
 
 

 
 
お昼頃に無事下山。
 
下りは登りと比べれば短時間で下れるが、それでも長い長い距離を歩くのに変わりは無い。
 
むしろ、下りは自分の体重以上の負荷が掛かるので、歩くには登りよりも高い技術が要求される。
 
まして積雪していれば、危険性が高まるので尚更の事である。
 
今回も無事に下山出来た事に感謝し今回の山歩きは終了。
 
新年はきつい山歩きから始まったが、以前から興味の強かった山に登る事が出来てとても良かった。
 
同行した友人にも感謝したい。
Posted at 2014/01/04 01:58:09 | コメント(9) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記
2013年12月08日 イイね!

長者と天子

長者と天子12月8日。
 
今日は、新調したトレッキングシューズの慣らし履きを兼ねて富士宮市の朝霧高原にある長者ヶ岳と天子ヶ岳に登る事にした。
 
 

 
 
田貫湖畔から天子ヶ岳(画像左側)と長者ヶ岳(画像右側)を望む。
 
長者ヶ岳と天子ヶ岳は、静岡県と山梨県の県境にある天子山地の山々で、標高がそれぞれ1336mと1330mと同山域の中でも比較的低山である。
 
 
アプローチとしては、天子山地の東側にあたる田貫湖から登るコースが最もメジャーだが、西側の上佐野から登るコースや天子山地の他の山から稜線伝いに歩くコースもマイナーながら存在する。
 
この山は、私が山歩きを始めた割りと初期の頃に登った山だが、私はコースが好きになれなくて登るのはかなり久し振りになる。
 
以前は田貫湖の駐車場からスタートしているが、今回も同じコースを通る事にした。
 
 
 
 
朝の田貫湖。
 
今日は、気温が5度前後と比較的寒く、さすがに温暖な時期のような活気は感じられない。
 
目立つのは釣り人の姿である。
 
 

 
田貫湖キャンプ場の登山口から長者ヶ岳を目指す。
 
終わりかけの紅葉と落ち葉の絨毯の間を抜けて行く。
 
 
 

 
私が長者ヶ岳と天子ヶ岳を避けてきた理由。
 
このコースは東海道自然歩道に含まれているのだが、整備・完成したからほぼ40年も経っているため木で組まれた階段はすっかり崩壊してしまっている。
 
元々は土砂の流出や歩きやすさを兼ねた階段だったのだろうが、現状はただの障害物と化しておりむしろ足をとられやすく危ないと感じる箇所も見られる。
 
長者ヶ岳と天子ヶ岳のコースは、登山口の標高差や歩行距離が少なく、険しい岩場など危険性も少ないため初心者向けの山として紹介される事が多いが、山歩きを始めたばかりの頃に崩壊した階段がかなり歩き難く感じたので、それ以降苦手意識が芽生えてしまい現在もあまり好きなコースでは無い。
  
このような状況は、2013年4月13日 大出山から石割山まで…山中湖北岸の山々を歩くのブログでも東海自然歩道の現状が画像で確認出来るが、こちらは部分的に整備がされているようなので、同じ東海自然歩道でも地域によって明暗が分かれているようにも思える。
 
 

 
途中の見晴台から富士山を望む事が出来るが、今日は雲が多く富士山は残念ながら見れない。
 
雲の影響かは分からないが、田貫湖で5度前後だった気温は標高が上がると0度前後にまで下がってしまいかなり寒く感じた。
 
麓で既に寒く感じたので、今回は防風性のあるソフトシェルのジャケットを着込んで登ったが、登り坂で汗がどんどん出てくるのでジャケットの中のシャツは既にビショビショになってしまい汗冷えが怖い。
 
ちなみに、新調したトレッキングシューズ キャラバンのGK69_02Mだが、サイズの方は特に問題無く登り坂では割りと普通に歩く事が出来た。
 
ただし、先日のウォーキングでくるぶしが締め付けられて痛いと感じた症状が今日も出てきてしまった。
 
しかも両足なので、あまり長い時間を歩くと苦痛になってしまいそう…慣らしをもう少ししておいた方が良いかもしれない。
 
短いと感じた靴紐(180cm)は登山口で長めの紐(200cm)に交換し丁度良くなった…しかし、メーカーが何故あんなに短い靴紐にしていたのか正直理解出来ない。
 
 

 
 
長者ヶ岳山頂。
 
長者ヶ岳は、麓からの標高差や距離が少ないが、今回はかなりバテバテの状態で登ってしまった。
 
自覚は無いが、もしかしたら体調があまり良くなかったのかもしれない。
 
 

 
やはり山頂からも富士山は見えない。
 
 


 
長者ヶ岳山頂にピレネー犬。 

者ヶ岳山頂には、大型犬を連れたグループの方々がおられたので少し話をした。
 
2匹のピレネー犬のうち1匹が私に興味を示したものの、一定の距離を境にしてなかなか近付いて来ない。
 
少ししたら近くまで来たので、撫でようとしたら素直に応じてくれた。
 
 

 
 
こちらは活発で人懐っこいグレート・デーン。
 
山頂に立った私に速攻で寄りかかってきたので、一瞬ヒヤッとしたが甘えている行動だったようで安心。
 
訊くと1歳で既にこの大きさだそうで、今後更にガッチリとした体格になる可能性があるとの事。
 
飼い主の方の話では、犬が登れる山を選んで登っておられるようで、梯子や鎖場のある山は犬では登れないので行かないと言う。
 
山歩きの楽しみ方も多種多様で面白いなと思った。
 
 


 
長者ヶ岳を後にし天子ヶ岳へ向かう。
 
お互いの距離は近いが、せっかく稼いだ高度が100mほど下がってしまう少々厄介なアップダウンを通らなければならない。
 
 


 
 
天子ヶ岳山頂。
 
気温は0度で、歩いているうちは良いが、立ち止まってしまうと一気に寒くなってしまう。
 
ジャケットを着ていても、中のシャツは汗でビショビショなので汗冷えが始まってしまった。
 
ただし、シャツは速乾性と保温性のあるポリエステル素材で、ジャケットは透湿性のある素材なので、割りと早いうちに汗は乾いてくれる。
 
だが、もう少し厚手のシャツか薄手のフリースを下に着込んでいれば丁度良かったかもしれない。
 
 


 
天子ヶ岳を後にしたら、元来た道を引き返す。
 
下り坂では、くるぶしが強烈に締め付けられるような状態になってしまい痛い。
 
何度も靴紐で調整してみたが症状は変わらず…まあ、今回は慣らしが不充分だったかもしれないので、平日の日課であるジョギングの代わりにトレッキングシューズでウォーキングをしてみようかなと考えてみる。
 
 


 
お昼頃に無事下山。
 
 
今日は、どうも体調が良くなかったらしく、偏頭痛が出てしまったのですぐに帰る事にした。
 
 
山歩きの最中は暑がりな私が、今日に限って寒がりだったのでおかしなとは思っていた。 
 
とりあえずは休まないといけないので、家に帰った後すぐに片付けなどを済まし、速攻で寝たら何とか症状が治まってきた。
 
トレッキングシューズは、本調子になるまでもう少し時間が掛かりそうだし、寒い時期のレイヤリング(重ね着)の仕方など今後の課題が多い山歩きであった。
Posted at 2013/12/08 22:06:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | 山歩き | 日記

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