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2016年04月10日

テスラモデル3と日産リーフを考える。

テスラモデル3の予約件数が、車の実車お披露目から、わずか3日間で27万6000台に達したということでした。4/7(実車公開から6日目)には32万5000台まで増加!これは日産・ルノーが記録した電気自動車(EV)の総登録台数を抜くという偉業を達成!劇的なスタートを切りました・・・・がっ・・・どんな車でしょうか?前回のブログでは発表後のスタイルが中心でしたが、車好きが好むか?日産リーフとの違いについて考えてみます。

テスラの初生産モデル『ロードスター』は2008年3月生産開始。そのスピードはポルシェ911GT3に肉薄する性能であった。値段は1000万以上。0-100km/h加速が4秒未満という性能であったが、航続距離は短かったようだ。

日産リーフは2009年8月に発表。5ドアハッチバックではあるが、そのスタイルは電気自動車らしく、周囲の目を引くデザインとして開発された独特な形だ。満充電で200Km走れるとされた。その後、改良が加えられ航続距離は280Kmまで伸びた。

2012年6月テスラモデルS発売開始。大柄な4ドアセダンとして売り出す。航続距離は仕様により異なるものの257Km~483Kmを達成。人気を集める。これには大柄な車体の元になっている大型バッテリーの成果であると考えられる。後にモーターを小型化し前後に搭載することで4輪駆動としたハイパフォーマンス版P85Dを発売。スーパーカーに匹敵する加速力を持つハイパーセダンEVとして、AMGやMスポーツ愛好者からも注目を浴びる存在に・・・。


テスラモデルSは成功したモデルに違いない。新しい機能を携帯のようにダウンロードする事で使えるようになるという点でも魅力的だ!また車としてもフォーマルなスタイル、且つ美しいスタイルだと思う。日本で使うにはかなり大柄かつ高額な車(僕好みにすると1500万超える(P85D))ですから、レクサスLSハイブリッド、AMG E63S、等が視野に入るでしょうね。要するに、本来の電気自動車の旨みを味わうには、あまりに高額且つリッチなチョイスであったわけです。なので庶民的な価格のカッコイイEVがあれば、そりゃ、市場でも受け入れられ易いだろうとは思っていました。そこで世紀の対決!

テスラモデル3対日産リーフというガチバトルが勃発という訳です!(値段も拮抗してる 約400万円)

但し、テスラモデル3の納車は早くて2017年末ですから、それまでには次期日産リーフ(2017年中らしい)が対抗馬として名乗り出るでしょう(でしょ?日産さん?)

ここから少し私情が入りますが、テスラモデル3のスタイルには魅力を感じますね。奇をてらわない正当で機能的なスタイルだと思います。ラインも綺麗ですよね。もうひとつ良いと思えるのは後輪駆動である点です。いずれデュアルモーターのハイパフォーマンス4WDも追加されると思いますが、素のモデルの設計の良さを感じますし、この辺がエンジンの位置に左右されない強みでもあります。またバッテリーが床下ですから低重心となり、運動性能は良いかと思います(日産リーフはFFだが運動性能は良い)。前回のブログでも運転席は寂しいなと書きましたが、内装についてはまだ未完成と思える部分もありますので、量産車では変わると思われます(中央のモニターですが飛び出していて、角張っているので事故の時、心配)。この辺は既に予約金でたんまり資金を得たテスラですので、期待できるかもしれませんね。

最後にテスラというメーカーですが、CEOのイーロン・マスク氏は自動車界のスティーブ・ジョブスと言われるだけにアップルと似た現象、メーカーと消費者が一体となった、消費者というより愛好者のような関係が見られますね。そして、その愛好者(未購入者はまだファンというべきか)のウォンツも理解している点も力強い点です。期待以上の車であることは確かですが、僕はテスラには新しい価値観と古い価値観の両方を感じます。新しい価値観はガソリンスタンドに行かない。エンジン車のデザイン、搭載位置、駆動方式に捕らわれない自由なデザインという点であり、実用的な車は勿論、奇抜なスタイルのスポーツカーも可能だろうという事。パワーデリバリーも自由だから、突き詰めれば4輪の中でトルク配分を変えるトルクベクタリングも可能でしょうし、アップデートで解決なのかもしれませんね。古い価値観という点では車は便利な移動手段ですが、車がある満足感、ステータス、嗜好品的な価値でしょうか。それはスポーツカーを所有するのと同義のような価値観ですね。少しだけニッチで排他的な存在感という感じでしょうか。

最後に新型日産リーフの記事を紹介しておきますと、新型リーフは2017年中の発表となるらしく、そのスタイルは他の日産車のスタイルの流れをくむデザインになりそうです。言葉としては「More mainstream」とあるので、「もっと主流へ」となり、独特では無くなるようです。ただ、デザイン部のトップからは“We want distinctive, yet more mainstream.”「私たちは、まだ主流よりも独自性が欲しい」(訳合ってる?)という声もあるので、何がしかのスタイルもしくは技術の提案があると思われますね。

テスラは電気自動車専門メーカーとして自動車業界の革命児ですが、日産はエンジン車がメインの
メーカーであり、電気自動車を推進していく事は自己矛盾になりはしないかと思ったりもします。加えて電気自動車拡販はカルロス・ゴーンCEOの肝いりプロジェクトだった訳で、次期リーフに掛ける戦略は相当なものだと思うのです(このことは日産のスポーツカー戦略においてシルビアクラスは無い事の証明か?日産は大きなメーカーの割には合理的な発想のメーカーになってしまったのは個人的には残念)。

エコが騒がれている昨今ですので、日常の車は電気、もしくはハイブリッド車として、週末のプライベートはガソリン車を快く楽しむのが良いと思います。




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Posted at 2016/04/10 17:19:59

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