LLC交換

作業日: '16.10.16
距離: 183,500km ぐらいだったかと。

最近、アイドル時、走行時ともに水温が高めになっていることに気付きました。

前回のLLC交換から２年半。
推奨交換時期はすでに過ぎているので交換を決意。

画像は純正水温計(水温計1)。
水温50℃で「C」の位置から上昇をはじめ、その後は中央付近に貼り付いたまま動きません。
今回LLC交換の際、ちょっと目を離した隙に水温「102℃」まで上昇した時も、水温計の針はセンターよりちょっと上にズレただけでした。
おそらく水温計の針が「H」付近まで上昇した時にはオーバーヒートは免れないことでしょう。

画像はサブコンのデータ表示(水温計2)。

右下が水温。
ECUが拾っているデータをリアルタイムで表示してくれるので一番頼りにしてます。

画像は社外水温計(水温計3)。

ラジエターアッパーホースの途中にアタッチメントを噛ませて水温を取得してます。

純正サーモスタット(以下、サーモ)が開いてLLC循環が始めると動き出します。
ちなみに純正サーモの作動温度は76.5℃。(S15の場合)

いつもはサーモが作動すると、メーターの針がスーッと上昇するのですが、今回はメーターの針がピクピクと小刻みに動き、なかなか上昇しません。

( ﾟεﾟ；)ﾑﾑｯ
サーモがスムーズに開かなくなっているのかもしれません。

とりあえず、LLC交換して様子を見ることにしました。

LLC排出１回目。

作業スペースが少なくアンダーカバーを付けたままLLC排出したら、カバーを伝わってダダ漏れ。毒性があるらしいので、面倒ですが雑巾でしっかり拭き取りました。

水道水を補充してひとっ走りした後に再度排出。
まだまだLLCの色は抜けません。

更にもう一度水道水投入→排出。
面倒なのでこれで古いLLC排出は終了としました。

手間と時間を考えると、次回からはショップに依頼した方が良さそう・・・。

投入するのは前回同様に
ジュランさんのレーシングクーラントLT 4L。

濃縮タイプで水で薄めるタイプ。
推奨交換サイクルは1～2年。

脱塩水または蒸留水で薄めること、とありますが用意出来なかったので、水道水を利用しました。

目分量ですが、LLC3:水2　ぐらいの割合で濃度60%ぐらいの割合で入った、はず。
(推奨濃度50～60%)

交換した直後は水温も79～80℃で安定したのですが、サーモが作動してからは徐々に水温が上がり気味に。

走行中は85℃ぐらいで安定(やや高い)しますが、信号待ちでアイドルしてると88℃まで上昇。

どうにもサーモが開ききっていない様子。

車屋さんに相談して、後日サーモ交換する手筈となりました。
(今回投入したLLCは再利用で)