
9月15日、とうとうこの日を迎えることになりました。
富士スピードウェイが本格的な世界規格のサーキットに生まれ変わるべく、長年親しまれたコースに別れを告げ、1年半閉鎖されることになりました。
そこでこの日、これまで37年間に活躍したレーサーやレースマシンなどを一同に集めるフィナーレイベントが開催され、そのイベントに行ってきました。
さぞや朝から長蛇の列になるだろう…と思って勇んで早めに会場に着いたら、これがガラガラ(汗)。こんなんでいいのか? ってくらい渋滞もなく会場にはアッサリと入れました。。。
受け付けを済ませると、すぐさま携帯に電話が入りました。誰だろう? と思ったら、なんと広島のロードスターのクラブの会長さん。。。
このファイナルイベントにわざわざ広島からマツダ787Bのデモランを見に来たのだとか。。。たまたま、入ってきたばかりの私のNRを見かけてすぐに連絡をくれたのでした。まったくの奇遇でかなりビックリ!
せっかくなのでこの日は1日お供することにしました。
さて、さすがに最終日とあってイベント目白押しです。'60、'70、'80、'90と、各年代に分けて富士にゆかりのあるレースマシンと、当時のドライバーがステアリングを握りコースを次々にデモランするなど、まったく飽きません。
中島 悟や、関谷正徳などのメジャーなドライバーもいましたが、失礼ですがちょっと興味ありません(^^;
それよりもなかなか見られない往年の名ドライバーの方が興味津々。例えばトヨタワークスの細谷四方洋や、鮒子田 寛、マツダロータリーの片山義美、日産ワークスの和田孝夫や、松本恵二など書ききれないほど大勢のなつかしのレーサーが勢ぞろいでした。これだけでも来た甲斐がありました。
コース上を走った懐かしのマシンではR380、幻のトヨタ7ターボ、ハコスカGT-R、
シルビアスーパーシルエット(!!)TSの110サニー、ヤマト・シビック、そしてルマン優勝車のチャージマツダ787B…etcまだまだ書ききれないくらい、たくさんのマシンが走り回りました。もうこんな状態ですから目が離せません(^^
観客席につくや否やビール片手にほろ酔い気分で気持よく観戦。こんな調子ですから、アッという間に500缶のビール2本を開けてしまいました(^^ これほど旨いビールもひさびさです。
一番おもしろかったのはロードスターのNR-Aマシンを使った耐久デモランです。OBドライバーと現役ドライバーがタッグを組み競い合うんですが、このバトルがおもしろいおもしろい! なんせみんな本気で走ってますから笑えます。それに星野一義がロードスター乗る姿なんてはじめて見ましたけど、やっぱりなんだかかなり違和感ありました(笑)。
そんなこんなで日は暮れ、いよいよフィナーレ。この日走ったマシンが一同コースを走ったのはかなり感動ものでした。
最後はコースが開放!!(といってもストレートだけだったけど)。富士の長いストレートの一部を歩き回れました。
いやはや丸まる1日粋な計らいに、眠い目を擦って来た甲斐があったってモノでした。
決して富士スピードウェイがなくなってしまうわけではないけれど、何度かコースの改修をうけつつも37年間の歴史を刻んできたものですから、変わってしまうことには少々寂しさを感じてしまいますねぇ。
また新たな伝説や神話が誕生するような素晴らしいサーキットに生まれ変わってくれることを祈るばかりです。
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Posted at
2003/09/16 00:34:54