
このところ、ハイブリッド車やらEV車などの、環境配慮を目的としたクルマが話題の中心になりつつあるけれど、それはレースの世界にも徐々に進みつつあります。
先日のレスポンスのニュースが伝えたところによると、横浜ゴムがメインスポンサーとなり、オリジナルのEVバギーで、パイクスピークヒルクライムにチャレンジするのだという。
かつては”モンタジ"ことモンスター田嶋が、カルタスやツインエンジンエスクードなどでチャレンジしていたことは有名だけれど、ここ数年は目立ってパイクスピークの話題はなかったように思います。
で、このニュースを読んで「!!」だったのが、
車両製作ならびにドライバーが塙 郁夫(はなわ いくお)さんであるという点。
実はこのドライバーの塙さんは、
私が駆け出しの頃にメチャメチャお世話になった本当の意味での「師匠」なのです。
それまでまったく知らなかったオフロードドライビングのイロハをはじめ
今でも習慣づいている「AT車の左足ブレーキ」の必要性など、
文字通りイロイロなドラテクを伝授してくれた方なのでした。
クロカン4WD系が好きな方は比較的知られた存在でも一般的には、いやいや、
クルマ好きの方でも、あまり知られていないかもしれません。
彼はかつて存在した「JFWDA(日本四輪駆動車協会)」主催のオフロードレース
「JFWDAチャンピオンシップレース」にSR20DETをミッドマウントさせたダットラで、
飛距離の長い豪快なジャンプで快走し、10年連続首位を守り抜いた
「日本一速いトラック運転手!?」なる異名があり、絶対的な速さを誇っていました。
国内ばかりでなく海外ラリーなどにも参戦しており、
メキシコのバハ~カリフォルニア半島までの1000マイル、
つまり1600kmのオフロードをたった3日間、
しかも休みなくぶっ通しで走りきる世界一過酷なレース「BAJA1000」に
ハイラックスピックアップや、ビークロスなどを駆って参戦、完走するなど、
数々の戦績を残している方でもあります。
離れてしまってからも、たびたびその活躍は聞いていたけれど、
こうしたいいニュースが聞けると嬉しくなります。
決戦は来月の19日。ガンバレ! 塙選手!! 吉報を待ってますヨ。
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Posted at
2009/06/27 07:47:31