
年に一度(今回は2年振りだけど)のお笑いのナインティーナインと、SMAPの中居がくりひろげるフジテレビ(CX系)放送のバラエティ番組「めちゃイケ スペシャル」の「中居99日本一周シリーズ」がとても大好きで毎回楽しみに見てます。
が、先日の放送のあった「中居99日本一周 健康になれる旅」の内容について、
高野連が騒いどります。
番組放送後日、ナイナイの深夜ラジオ放送で岡村氏がコメントしていたように、私自身もその問題とされる部分については、彼と同じように内容はまったく問題ないと思っています。
これ以上の言及は避けたいと思いますが、そんなことよりもこの番組で問題とするのであれば、もっと違うところにあったと私は思っています。
それは沖縄ロケで使われたシーマのオープン仕様車(画像)についてです。
ご存知の方もおられるように中居クンはプライベートでは、未だに2代目のシーマを愛用しているとされています(事実関係は不明)。この番組の流れではその中居クンのクルマが改造されてオープンになってしまったということになっているけれど、当然それは番組が用意した別のクルマであることは明らかです。
では何が問題かというと、その改造車がキチンと公認を取得していたかどうか? です。だから沖縄の公道を走った映像が流れた瞬間に、ちょっと待った!! て思ったのでした。
道路運送車両法では、そのクルマの改造などによる構造に変更が生じた場合は、改造申請が必要である…ということはご存知の通り。単なる番組のちょっとした移動に使われるクルマが、正規の手順を辿って改造申請がなされているのかが甚だ疑問だと思うのです。
大半のクルマのボディ構造はモノコックを採用しており、言ってみれば繭型を保つことで強度が保たれています。これがたった一部でも失われた場合、安全性はもとより、走行性能まで大幅に影響が出るのは火を見るよりも明らかなことです。
そういうこともありオープンにしてしまった場合、その失った部分を補うための十分な補強が必要であるし、その補強が十分であるかを証明するための強度計算書や、実車による検査などが必要になります。
以前、私のブログで
センティア ワゴンのお話を取り上げたことがありました。このセンティア ワゴン、改造申請をパスした公認車なのだけれど、その方のお話では荷室部分を追加しただけでも、強度計算書や実車による検査がかなり大変で、なおかつかなりの時間を要したとの話を聞いています。
それを考えると単なるスペシャル番組の一瞬の撮影のためだけに、キチンと改造申請をした公認車を使っていたか? というとかなり疑問が残ります。
番組中ではナンバープレートがモザイク処理をしてあったがために、現在登録証明による追跡が出来ないからなんとも言えませんが、私的にはわざわざそのような改造申請を取得することもなく、今ではすっかり見かけなくなった正月暴走族のような、単なる屋根切っちゃっただけ!! みたいな状態であると考えています。
コトの真相は定かではないけれど、もしこれが違法改造車による公道走行が事実であった場合は高野連どころの騒ぎではないハズ。
私自身冒頭でも話したように、めちゃイケはすごく好きな番組のひとつです。これが単なる思い過ごしであればイイのにな…と願わずにはいられません…。
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Posted at
2007/01/19 02:56:09