
現行型NCロードスターの報道関係者向けの発表会場は国技館だったなぁ…と、そんな事を思い出しながら、早朝から3rdを千葉方面へと走らせておりました。
そう、今日はついに次期NDロードスターが発表される大事な日。
NCの発表が割と最近だったとすら錯覚するくらい、個人的にはこの丸9年はとても早かったように感じています。
長いロードスター人生の中でも、NCとの付き合いは特別なもので、ハワイ試乗会への切符を手にしたことに始まり、以後、多くの開発者の方々とイロイロとお付き合いできる機会が多かったこともあってか、充実した濃い9年だったからかもしれません。
今回の次期NDロードスターのお披露目は日本のみならずスペイン、
アメリカなど同時に3地点で行われたのがミソ。
となると各国で時差があるのは当たり前なワケで、
日本では比較的マトモ? な午前10時の発表だけど、アメリカはレイトタイムの18時。
スペインにいたっては午前3時!?!?!?というとんでもない時間帯にも関わらず、
現場中継からの映像では、えらいハイテンションの現地の方々の姿に正直笑いすらも(笑)。
それくらい人を狂わせる何かを持つロードスターの魅力って
改めてスゴイと思うのでありました(^^;
この発表会の前に、NCロードスターのチーフデザイナーである中牟田さんから
“凝った演出があるんでお楽しみに!!”と聞いていたので、
どんな仕掛けがあるのかワクワクでした。
で、会場にはスモークが炊かれ、レーザー光線を使った凝った演出のほか、
参加者全員に配られた腕時計のようなモノがひとつ。
事前に腕に装着することがアナウンスされており、その答えがこの通り。
ステージの演出に沿ってこの腕時計のような物がいろいろな光を放つように!!
会場全体を見渡すと、まるで25周年を祝うキャンドル? のようにとてもキレイで、
事前のお話通り、かなり凝った演出!!
発表会終了後、やっと間近で実車を見るチャンスが!!
え〜、今だからやっとお話できる事なのですが、
今年、関東での大雪の騒ぎがあった頃、実は機会があって次期ロードスター、
一足早くかなり詳細に渡って見る機会に恵まれておりました。
けど、実車を見るのはこれが初めて!!
昨年、清里MTGのゲストとしてお越しになった
デザイン本部長の前田さんも自信タップリに「カッコイイです!! 期待してください!!」
という言葉はウソではなかった事に一安心!? しました。
正直、前期型NCやNAロードスターのようなファニー的要素が削がれてしまったことに
ちょっとフクザツに感じたけれど、これはこれでアリ!! と感じます。
事前に見た時に一番違和感を覚えたのがテールレンズのデザイン。
明らかに歴代ロードスターの流れを断ち切った丸テール姿が
どーもこうシックリこなかったけれど、改めて実車を見ると悪くないかな? と。
会場外に置かれていたクレイモデルの面の構成をジックリ見ると
歴代どのロードスターとも違うラインに“鼓動デザイン”を感じます。
フロントフェンダーのラインは“ときめきのデザイン”時代の
ユーノス500にも相通じる張りとフェンダーアーチの断ちもあり、
なんだかココだけ見ているだけでも惚れ惚れしている自分に気付きます。
ヤバイ…次も買ってしまいたくなるかも…な衝動すらあります(^^;
室内検討用のモックアップを改めて見てちょっとなぁ…というのが
マツダコネクト前提のインパネ周り。。。
インパネの高さ方向が薄くなっているのは良いけれど、
これでは社外品のインダッシュナビが付けられないじゃないか…。
5年、10年と長く乗っていく事を考えた場合、
発売された当初よりも古くなっていくのは当たり前な事で、
そうなるとこういったオーディオなりナビなりの更新は外せません。
その辺りどう考えているんだろ…と、ちょっと残念な気がしてなりません。
NCの初期段階ではかなり質感に???があった反省が生かされてか!?
次期NDは相当に良いと感じます。
特に革シートのシボやステッチなどは、ひとクラス上を感じるほど。
今後の特別仕様車(限定車)が楽しみかも。
さて、今日晴れて発表された次期NDロードスター
エクステリアやインテリアなどのデザインのみ公表されたのみで、
スペックなど一切シークレットのまま!!
お気づきの通り販売の主軸とも言えるRHT…つまり電動ルーフは未発表だったり、
今年の始め頃に知り得た時のラインアップや詳細情報を見る限り、
もし自分が買おうとした場合、正直、選択肢が悩みまくりな状態ではあるんです。
今日、発表された以外の具体的なお話がけっこうあったりするのですが、
個人的には今のところベストチョイスがとても難しいラインアップ…
というのが困っているところ。。。
要するにその時点の仕様では自分好みの気に入った仕様がない!?!?!?
結局のところ特別仕様車(限定車)を期待したいなぁ…と思っております。
さて、この日配られた戦利品グッズは前出の腕時計のような物の以外は、
簡易カタログの他にエコバックと、クレデンシャルカード、赤い箱!?
この赤い箱、持ってビックリなくらいズシリと重く、
何が入ってるのかと思ったら、クリスタルの置物!!
自宅に帰って重さを測ってみたら500gもありました(^^;
電車の方はさぞや重かったでしょう…的な重量感です(笑)。
当日の模様の動画はコチラからどうぞ。
さて、この次期NDロードスターの発表によって今後の主要ロードスターイベントでは
実車展示のキャンペーンが始まります。
そのリストの中にも私どもの毎年秋に開催しているERFC“清里ミーティング”も
予定として公表されているワケで、一緒に会場に居たイベントの主要スタッフで
“今年も頑張らなきゃなぁ…”と、発破かけられたような状態です(^^;
今の所、複数の開発者の方々やスペシャルなゲストをお迎えできそうな方向で
鋭意スケジュールを調整しているところです。
参加受け付けについてはまだ始まっていませんが、
例年、口を酸っぱく言っているように、事前受け付けの有料イベントです。
イベント当日の飛び込み受け付けは
一切お断りしておりますのでお気をつけください。
一応、先着100台限定(+α!?)となっていますので、
応募開始のタイミングを逃さないようにしてくださいね。