
珍しくトラックバックカフェでオモロイ企画やってます。題して「
新車販売してほしい絶版車」。
おぉ〜たまにはイイことヤルじゃない!? てなワケで、自分なりに考えてみると、結構イロイロとあって困ってしまうもんです。。。
で、ユーノスロードスター(NA)やらユーノス500の名前をあげるのは、あまりにも在り来たり過ぎるから、あえてパス。また、マツダ車だけに偏るのも面白みに欠けるので、これまたパスしてます(笑)。
日本車、輸入車、スポーツカーや商用車、軍用車!?などジャンルを問わず、個人的に好きだったり気になってたり、今となっては乗れないクルマを上げてみたのが以下の通りです。いささかマニアック過ぎるところもありますが、自動車史に欠かすコトのできない名車や“迷車”が中心となっています。
<<国産車>>
マツダ ロードペーサー
→オーズィなボディに13Bロータリーを押し込んだ珍車!?
わざわざボディを輸入していた手間を考えると良くやったと思われます。
マツダ ライトバス(AEVA型)
→いわゆるピンキーとキラーのバスです(古っ!!)。グラスエリアが非常に大きく
とっても前衛的なデザインのバスでした。一番前にミニスカのオネーちゃんが座ると
パンチラがよく見えてしてしまった!? トンでもないバスでもあります(笑)。
トヨタ セリカXX 2800GT (MA60)
→メチャメチャ憧れました。まだフェンダーミラーの時代でしたが、
2Lオーバーの排気量で3ナンバー、デジタルメーターなど未来を感じたクルマでした。
ドラマ「太陽にほえろ」での爆走シーンが忘れられません。
トヨタ ハイエース クイックデリバリー
→宅配便などの、いわゆる働くクルマとして
機能性を追求した姿がとってもカッコよかった。初代はハイエースベースだったので、
過酷な現場からの要望でトラックの「ダイナ」ベースとなりましたが、
やはり最初のクイックデリバリーがカッコ良かったなと思います。
トヨタ メガクルーザー
→日本版「ハマー」と言える、軍需のために生まれたクルマの民政版。
一度試乗したコトがあって、地形や路面を選ばないあの走破性の素晴らしさは
言葉に表せられないほどのモノでした。
日産 フェアレディZ 300ZX Tバールーフ(Z31)
→中学生の頃にとても憧れたクルマでした。
当時、有名な事件の渦中の方が乗っていたコトを思い出します。
今でも一度でイイのでハンドルを握ってみたいクルマです。
日産 フェアレディZ 432R
→“R”の称号があるように、レースのために作られたホモロゲモデル。
窓はアクリル、フェンダーなどの板厚は肉薄化がが図られ、
うかつに手をつくと凹むほど徹底的した軽量化がされていました。
日産 S-cargo
→「Be-1」などの、いわゆるパイクカー全盛の時代に登場した商用車。
商用という割り切った中にも、かたつむり型の愛らしいデザインがグッド。
最近になって身近なとある方がデザインに携わっていたコトが判明。
余計にこのクルマが好きになりました(笑)。
日産 シルビア(S10)
→今でも人気がある初代と3代目のはざまかつ、
オイルショックの荒波に揉まれた不幸な存在のS10型。
デザイン重視リアスタイルゆえに視界が悪く、
実用的ではなかったけれどナゼかとても好きでした。
幻の”日産ロータリー”が載っていたら、どーなってたんだろう…と思える1台。
ホンダ バラードスポーツCR-X
→面の構成がシンプルながらも、とてもコンパクトで美しいデザインが好きです。
表立って発表していませんが「1国1社主義」のピニンファリーナが、
当時ホンダと親密な関係にあった頃の作品で、初代トゥデイも同様です。
今のホンダは少しはこの当時のデザイン見返せ!! と言いたくなります。
三菱 ギャランλ
→「華麗なる刑事」の草刈正雄がカッコよく乗っていたコトでよく覚えてます。
後に北米仕様向けに作られたデボネアと同じ2.6Lのエンジンを載せた時には、
幼稚園児ながらとても驚いた記憶があります(笑)。
住之江製作所 フライングフェザー
→天才「富谷龍一」氏が設計したコトでも知られる当時の軽自動車。
徹底的にムダを省き、シートはハンモック式を採用。
大人がその場で持ち上げてUターンが出来たほど軽かったようです。
富士自動車 フジキャビン
→こちらも同じく富谷龍一氏が設計したバブルカー。
FRP製のボディと、剛性を保つために方開きの1枚ドア、
フロントに1灯のみのヘッドライトと、徹底的にムダが省かれたモデル。
愛知機械工業 コニーグッピー
→世界最小と言われるトルコン式自動変速器を備えた
小さな小さな2人乗り軽ピックアップ。
岡村製作所 ミカサツーリング
→スチール家具メーカー「オカムラ」がかつて自動車事業を手がけていた頃の
オープン2シーターのスポーツカー。
くろがね 95式
→戦前に陸軍が開発を依頼した4輪駆動車。別名「くろがね4起」とも言われます。
ウィリス社のジープが登場するより4年も前に登場していたことでも知られています。
画像は10数年前に横浜のイベントに来た時に仕事中に撮影したもの。
唯一現存するこのクルマは石川県の「
日本自動車博物館」に展示されています。
<<輸入車>>
ブガッティ ロワイヤル T41
→直列8気筒で排気量は1万2800cc!? もあったという贅の限りを尽くしたリムジン。
ルノーアルピーヌ V6ターボ
→FRP製のボディをまとったリアエンジンの4座のスポーツクーペ。
アンチポルシェ派の私にとっては、とっても好きなクルマでした。
当時、CAR GRAPHIC TVで首都高を爆走する姿にメロメロになった一人です(笑)。
ランチア テーマ8・32
→ジウジアーロの端正なスタイリングなのに、フェラーリ308GTB QVのエンジンを
ムリクリ押し込んだその荒っぽさがカッコよかったセダン。
高校生の頃にたまたま見かけた時、その車外音ときたら、
とてもセダンとは思えないほど快音で驚いた記憶があります。
こんなアホなセダンはもう出来ないのかも!?(笑)。
オートザムで販売していたマイナー後のモデルよりも、
前期のスタイリングの方が個人的には好きです。
アルファロメオ ジュリエッタSZ
→あの丸っこくて愛嬌のある可愛らしいスタイリングがとても好きです。
アルファロメオ アルナ
→1980年代前半にアルファロメオと日産自動車が手を組んで生産した混血車。
スッド+パルサーという中途半端過なトコロが商業的には大失敗だったようですが、
今では考えられない組み合わせなので乗ってみたかった1台。
NSU Ro80
→マツダ以外に数少ないロータリーエンジンを搭載して市販化したNSUの意欲作。
前衛的なデザインや駆動方式はFFを取り入れた進歩的なセダン。
AMC ペーサー
→グラスエリアがとても大きい2ボックスの元祖的存在のクルマ。
という成り立ちにも関わらず、FR、直6 3.8Lと意表をつくスペックが好きです(笑)。
本当はヴァンケルロータリーでFFとなる予定がオイルショックですべてが番狂わせに。
シルビア同様に悲劇的な運命!? が惹かれるポイントかも(笑)。
フォード トーラスSHO(初代)
→ヤマハ製アルミヘッドエンジン搭載したスポーツモデル。
見た目はアメ車だけど繊細なエンジン?という
ミスマッチ具合!? にそそるモノがありました。
もし新車として出ていたとしても、決して買う事はおろか、
乗る事すらできないモノばかりだけれど、仮に乗れたとしたら、
気兼ねなくブイブイ走らせてみたいと思うクルマばかりです。
こういった「古いんだけど新しい」ビジネス、結構アリだと思うんですけどねぇ。
法律上の問題が大きいけれど、どこかのメーカーさん始めてみませんか?