
ずっとずっとヤリたかったけれど、なかなか踏ん切りがつかず、先延ばしにしていた58のタイミングベルト交換作業をやってみました。
本来ならば、国産車のタイミングベルトの交換時期は10万km毎に指定されています。しかし、前オーナーさんは、そうとも知らずに実に12万6000km近く無交換!? で通していました。
私の手元に来てからは5年間、ほとんど駐車場で惰眠をむさぼっていたのだけれど、ナンバーを取得して乗る機会が増えており、乗るたびにナニやら落ち着かず、不安がイッパイだったので、意を決してみたというワケです。
で、ただ単にタイベル交換をディーラーにお願いしてしまっては、
まったく面白みもないワケで、なかなかないこのチャンス、
お馴染み、いつもの主治医のお店にかなりムリをお願いして
勉強がてら教えてもらいつつ、自分で交換作業をしてみるコトにしました。
まずは、タイベルを外すまでの作業として、インテーク、ヘッドカバー、
フロントカバー、冷却水&アッパーホースなどをどんどん抜いていき、
その途中がこの画像です。
主治医の手順通り、カムスプロケットとタイベルに合マークをしつつ、
ようやく外れたタイミングベルトに、ちょっと喜びすら感じます。
しかし、作業はこれで半分どころか、まだ1/3程度しか終わっていません。
というのも、タイミングベルトを外す作業、
イロイロとバラしている関係で、せっかくここまでやっているのだから、
今後の転ばぬ先の予防整備として冷却水系やシール類など、
今後漏れるであろうと予想される部分を
新品パーツへの交換を併せて行ってみることにしていたのです。
詳しくは整備手帳をご覧いただくとして、
作業をしていくと、ひとつ難題に直面しました。
それは、クランク軸から出て、タイミングベルトを回すための
リングギアがなかなか外れてくれないトラブルに合いました。
本来ならば、キーを抜いたらスポッと外れるモノが
ちょっとやそっとでは抜けない始末。。。
主治医曰く「コチャック(固着)ノリスだなぁ」だと(^^;
そのリングギアを抜いて、
さらにその後ろのクランク回りのシールを交換したいのだけれど、
これが外れないコトには作業が先に進みません。
仕方がないので、リングギアを破壊しつつ外せてようやくシールが交換できました。
で、破壊してしまったリングギア、
これでは仕方がないので、新品を発注するコトになり、
1日で終わる作業だったのが、パーツの入庫待ちで1日ズレる始末となりました。
まあ、こんなコトもありますよねぇ。
途中、同じユーノス500乗りの REOさんがこの作業をする話を聞きつけて、
見学しに来てくれました。
しかも、病み上がりだったにも関わらず、本当に恐縮であります(^^;
さて、空いてしまった時間、せっかくだからと、
程度のいいノーマルストラット4本を事前に入手していたので、これを機会に交換しつつ、
さらに切れてしまっていたシフトブーツも新品に交換して、
この日の作業は時間切れとなりました。
まあ、1日で終わらないのは不測の事態だったけれど、悪いコトばかりでなく、
レストア作業もこれで格段に進むコトが出来たので
結果的にはプラスになった感じであります。
で、さらにイイこともありました。
部品待ちとなり、帰りの足がなくなってしまったのだけれど、
なんと試乗車のロードスタークーペに乗って帰ってイイというコトになりました!!
以前、散々乗ったクルマではあるけれど、クーペに乗るのは久々だったし、
しかもこの試乗車にはオプションのマツダスピードの足回りが入っていたので、
二重三重にこれ幸いって感じでありました。
なんせ、新車のうちにロードスタークーペに乗れるのって、
これが最後かもしれないですからね(^^
というワケで、本日の作業はこれでおしまい。
残るは翌日の部品入庫を待ってから、作業再開となりました。
Posted at 2005/02/25 04:38:29 | |
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