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広島へ行った最大の目的がこの日に行われた自動車雑誌Xacarのイベント「ロードスターミーティング」です。すこし説明すると、このイベントはXacar誌があらかじめ誌面で参加者を募り、抽選で招待されるというもの。なんとか抽選に通り広島まできたというワケです。

　さて、集合場所の三次ロイヤルホテルに集まったのは19台のロードスターとオーナです。ひととおりの説明をうけた後に2班に分かれて三次試験場へと移動し、S路と呼ばれる世界中の路面が再現されたテストコースへと案内されました。このS路、走ってみるととっても面白い。高速コーナーから、先の見えない深いRのワインディング（しかもわざとギャップがある！）までいろいろ再現されていました。なるほど、このようなところでクルマ作りがされているものなんだと感心することしきり。自分にとってもよい経験でした。

　ひととおり走ったあとは、レーシングドライバーの飯田章氏が操るFDの横に乗せていただくチャンスに恵まれました。これがまた、当たり前なんだけどスゴイのなんのって。コーナーでは積極的にテールスライドさせて、FDを意のままに操っているのが素晴らしい。ここまでクルマをコントロールできると走る愉しみがもっと深くなると思いました。

　S路を楽しんだ後には場所を移動し、直径100mほどの旋回場で参加者全員のジムカーナとなりました。基本的には簡単なコースなものの、同乗させたパセンジャーに右か左か聞きつつの走行(笑)　それでもなんとか1本目は出走26台中の2位。1位のスーパーチャージャー付きのNA8とは約1秒半の差。コースを覚えればなんとかいけそうな感じ。

　で、2本目。かなり丁寧にかつ大胆に走ってなかなかいい感触。タイムを見ると2位以下に1秒の差をつけて1位となりました。足はRSのビルを入れているものの、タイヤを含めてフルノーマルなので上々といったところでしょう。

　ジムカーナが終わったところで三次ロイヤルホテルに戻り、主査の貴島さんの講議を聞いた後に立食パーティに。元広報の前田さんをはじめ久々にお会いするマツダの方々と歓談をしつつ、楽しい1日が終わりました。