ゼロヨン兄のブログ一覧

ファミレスで昼飯を食べて店を出ようとした時のことです。

お店のグラスを持ったおばちゃん二人が血相をかえてアタフタして入ってくるんですね？　
ん？？？なんで店のグラスを持ってるんだ？　答えはすぐに分かりました。

店のドアのすぐ外には、もう1人のオバさんと、
グッタリと地面に横たわったマルチーズがいました。

勘の鋭い人ならピンと来ると思いますが、
この暑いさなかに犬をクルマの中に放置していたために起きた熱中症のようです。

この日の最高気温は32～33度C以上には達していたでしょうか。
しかもよく晴れた一番暑い時間帯でした。その血相をかえて出てきたオバちゃんは、
犬を冷やす水をかけるためにアタフタしていたってワケです。

立ち上がることはできないものの、なんとか呼吸はしてるので、
大丈夫だろうと思って私はその場を去りましたが、
どうして毎年このような悲劇がくり返されるのか？
をその後ずっと考えずにはいられませんでした。

真夏の炎天下で窓を締め切ったクルマの車内は、
部分的には100度Cには達するということは案外知られていない事実。

こんな状態で数十分、数時間、人間や動物が締め切った車内では
耐えられるワケがありません。

あまりにも毎年このようなコトがくり返されるというコトは
世の中の人々の認識不足を感じずにはいられません。

現実としてクルマに興味のない人がこの世の中には大半を占めているのですから、
それならそれで、国や自工会で視聴率の高いTV番組（例えばナイター)などの時間に
CMを流して対策をするべきではないか？と思っています。

今年もまたこのようなニュースを聞きたくないものです。