
今日は花澤マツダ純正輸出用部品店より届いたギアドリブン(画像中央の黒いパーツ)の取り付けをしました。ギアドリブンはミッションの外側からカウンターシャフトに取り付けられるパーツのため、ミッションオイルを抜き取る作業からはじめることにしました。それにしても、ミッションオイルはいつ交換しても、その独特の臭いが好きにはなりませんね~。
抜き終わったところで、ギアドリブンを取り外すと、すぐに違いが分かりました。ミッション内部に接するギアの歯の部分の色が違っていたんですね。思わず「お~っ」て感じ。ちなみに日本仕様は「黄色」、ヨーロッパ仕様は「青」となっていました。これは生産工場で組み付けの際、色の違いで容易に仕様の違いを見分けることを狙ったものと思われます。
さて、さらにそれぞれのギアの歯を数えてみると、日本仕様の21山に対して、ヨーロッパ仕様は19山と少し小振りなことも分かりました。と、ここで「ん? いいのかぁ?」とも思いましたが、とりあえずヨーロッパ仕様のギアドリブンを組み付け、ミッションオイルを入れて下回りは完了。その次はスピードメーターを組み換えて作業はすべて完了しました。
組み上がったところで試乗に出かけると、やはりイヤな予感は的中。。。 走り出してスグにスピードメーターの指針がおかしいことに気がつきました。せっかくギアドリブンをヨーロッパ仕様に換えたのに、前と同じように過大表示されるのです。いや、むしろその誤差は若干ながら、広がったとも言えます。。。 体感上では30km/h程度の速度にも係わらず、メーターの指針は60km/hあたりを指してるんですね。。。これでは車検どころではなく、まったくもって使い物にならないって状況です。
よくよく考えてみれば、そりゃあそうですよね。歯数が減ったのですから単純に「いつもより多く回っております~」って感じですし。。。 染之助染太郎じゃあないけど「おめでたくない~」って感じであります。
とりあえずこの日は、組み付け後の状況を花澤さんのところへ報告したところで時間切れ。ああ~!! いつになったら、このスピードメーターはまともに使えるんだぁ!!って叫びたくなります。ふぅ…。
Posted at 2002/10/14 02:03:28 | |
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