
まるでお化けのように? 出るだ出ないだ騒がれていた
マツダのRX-8の発売が目前に迫ってきましたね。
エボルブ時代(画像はエボルブの資料です)から含めると市販化までずいぶんと時間がかかったような気がしますが、
この間マツダ自体にイロイロな紆余曲折を経ていたワケで、ロードスター同様に市販化されたこと自体が奇蹟とも思える1台であります。
RX-8が現実のものになると確信したのは1年ほど前でした。今だから言える話しですが、ちょうど1年前の今ごろXaCARのロードスターミーティングに参加した時にマツダ三次(みよし)試験場でRX-8の試作車を数台見ていました。われわれのイベントがある横では、偽装こそ施してはいたものの、RX-8が堂々と走り回っていたんですね(笑) これを見たときには本当に飛び上がりました(笑) だからイベントそっちのけで、走り回るRX-8ばかり目で追っていました(笑) しかし、知ってか知らずか? 他の参加者は何とも思ってなかったようですが…。
何のテストかは分かりませんが、ダートの試験路を何度も何度も走っていたこのRX-8の試作車は白いボディカラーで、フロントバンパーはなく、NB1ロードスターのヘッドライトを付け、カペラのリア回りをごっそり移植した今とは程遠い姿。お世辞にもカッコイイとは言えないものでした。おそらくスクープを警戒してこのような姿にしていたものと思われます。S1、つまり先行試作車とはまだまだ程遠い状態のものでしたが、マツダが本気で取り組んでいることをすごく実感し、実はこの広島行きで一番のおみやげの出来事でした。
一般人がいるにも係わらず、堂々と走り回っている姿を見て、三次試験場の場長さんに話しを聞いたら、あの試作車がRX-8だとは言わなかったものの、「写真に撮らなければ見るのはいいですよ~」と容認してくれるんですね(笑)。なんともマツダらしいよなぁ、と思うのでありました。
あれから1年。RX-8はもうすぐ現実のクルマとなりつつあります。実はずっと気になっているクルマだけあるし、浮気心がちほらと出つつあります(笑)。
たぶん、試乗したら「買いたくなるクルマ ナンバー1」になるだろうなと予想できるので、ある意味怖いです(笑)。
つい最近マツダのサイトでもRX-8の告知が本格化してきましたね。そこでビデオカードなる面白い試みをやっていました。私もビデオクリップ?を作ってみましたので、よろしければご覧ください。ちなみにこのビデオでRX-8が走っている場所が三次試験場のS路と高速周回路です。
Posted at 2002/12/22 07:23:19 | |
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