
私の自宅から東京方面に行く場合には、国道1号線を通り、横浜新道というのが定番ルートなんですが、この間に大きな渋滞に2回ハマるコトは確実なんですね。
神奈川県内の交通情報を聞いた方なら必ず聞いた事はある「原宿交差点を先頭に…」と、「戸塚警察署を先頭に…」の2カ所です。
夜間道が空いていると、5分もかからずに通過できてしまうたった5km程度の距離なんですが、良くて30分、ヒドイ時になると1時間はハマるなんてコトもあります。
で、今日は横浜の方へ用事があって出かけようとしたところ、当然ながらこの2つの信号渋滞にハマりました。
それが今日は尋常じゃない混み方だったんですね。
年明け早々で、初詣などに行くクルマも多かったコトでしょう。
さらにはこの日は箱根駅伝の往路が終わって数時間経ったばかりでした。
仕方がないので、普段あまり使わない抜け道を使いつつ1号線に戻ってみると、
普段ならある程度は流れているところでもクルマがまだビッシリ!
これはきっと事故かナニかあったのかも…
そんな風に仕方なく待っていると、
やっと渋滞頭の戸塚警察の交差点手前に来た時愕然としました…。
着ぐるみ着たピンクのウサギが道路に向かって手を振ってやがる…。
戸塚警察署の交差点にほど近いところには某中古車店があるのですが、
初売りのイベントか何かがあって、道路際にいたのでしょう。
では、なぜこのウサギが渋滞の原因なのか? 答えは簡単です。
ただでさえ1回に交差点を抜けるクルマが少なくて混んでいるのに、
さらにウサギに気をとられてドライバーがアクセルを緩めるため
結果としてそれぞれのクルマが加速していないのです。
これではクルマは滞るだけで、普段以上の混雑になるワケです。
要するに事故見物渋滞と同じ現象です。
一般のドライバーは、ただでさえ運転に集中せず、
イロイロなコトに気を取られて注意散漫な人ばかりなのだけれど、
さらに気を取られたため、渋滞がひどくなったというワケです。
しかし、たいていのドライバーはノンキに「渋滞ヤダねぇ~」
なんて人ごとのように言ってるのだろうけど、
その時々の状況に応じたメリハリのある運転(上り坂などの失速など…)
をしてないからこそ渋滞が起きているのであって、その原因を自らが作っている
なんてコトには夢にでも思っていないことでしょう。
渋滞解消のための道路整備もケッコウだけれども、
ドライバー一人一人への意識改革を促す方が先だろ!! 私はそう思っています。
そしたら、もう少し渋滞も減るだろうし、
渋滞によるさまざまな損失も減るような気がしてるんですけどねぇ…。
Posted at 2005/01/08 18:01:21 | |
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