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ゼロヨン兄のブログ一覧

2005年01月15日 イイね!

相も変わらずで…

相も変わらずで…眠い目を擦りつつ、休日にしては朝早くから自宅を出て500を走らせていました。毎度ながらこの日は、目的地が近づくにつれて私と同じトコロへ向かう、いかにもってクルマがいつもながらに多く走っています。

去年はちょっと忙しくて行かなかったこのイベントとは、そう、自動車雑誌の出版社「三栄書房」が毎年年明けに主催するチューニングカーとキャンギャルの祭典!? オートサロンの会場に向かっていたのでした。

ずいぶん前の日記にも書いたけれど、正直私はこのイベントは好きではないし、
あまり快く思っていないのです。

それは後述するとして、どうして行ったのかというと、
同じユーノス500乗りの仲間である東海メンバーの方々が、
オートサロンの見学のために遠方から来ていました。
それと、長らくショーモデル「アテンザMPS」として発表されていたモノが、
いよいよ量産試作の段階までこぎつけ、
「マツダスピードアテンザ」として日本デビューを飾ったため、
そんなコトもあって重い腰を持ち上げたのでした。

さて、いつもながらに会場に向かって走っていて思うのは、
同じ会場に向かうであろう観客が運転するクルマの走り方が、
度を超えてメチャメチャってコトです。

先きが詰まっているから、私も仕方なく追い越し車線側で待っているのですが、
いかにもって感じのクルマ達は詰まるや否や、
先の流れもまったく見ずに急に右へ左へ車線変更して追い越そうとするのです。
結局左側の車線に行ったって詰まっているのですから、
同じコトなんですけどねぇ…(ーー;

せめて流れくらい読めばいいのに、まったくそんなコトもしないもんだから、
目障りだし鬱陶しいったらありゃしません。

結局のところその輩達、そんなコトをしていたって、
じっと待っている私の視界から消えるコトは最後までなかったし、
結局料金所の渋滞につかまって全然変わらないどころか遅いくらいでしたし、、、。
そんなに先を急ぐなら、ETCくらい付けりゃいいのにねぇ…
だなんて思いながら、並んでいる横をすんなり通過するのでした。
ちょっと気持ち的にはスッキリかも?(^^

こーゆー子供染みた輩が減ってこそ、本当の意味で日本の自動車文化、
もしくはチューニングカー文化が確立すると思うんですがねぇ。
この様子じゃ、まだまだ先になりそうです。

閑話休題。

昼過ぎにメンバーと合流して会場を見学。
もちろん、目指すのはマツダブースです。

昨年9月に開催されたパリショーに続き、
日本初お目見えとなるマツダスピードアテンザは、
アテンザというより、マツダとして久々に本格的な快速スポーツモデルです。

ご存じでない方にマツダスピードアテンザの大まかな概要を説明しますと、
従来の2.3LのMZRエンジンにターボを追加して、大幅なパワーアップがされています。
さらに、ハイパワー化に伴って4WD化され、そして新開発の6速MTを採用、
バンパーなどエクステリアも専用品となっています。

ちょうど真っ向のライバルとしては、
現行レガシィB4 GTスペックBであることは、間違いないところです。

ちょうどマツダブースには、アテンザ、そしてユーノス500をはじめ、
数々のマツダ車のデザインを手がけた、お馴染み小泉さんがいらしたので、
ご挨拶もそこそこに、ちょっと捕まえてお話を聞くコトができました。

聞けば、マツダスピードアテンザはかなり作り込んである力作であり、
車両価格は約1馬力あたり1万円、つまり280万円前後になるとのコト。
絶対的な価格は高いけれども、聞けば聞くほど手が入っているだけに、
かなりお買い得感がある感じを受けました。

例えば、パッと見変わっていないように見えて、フロント外板のすべてと、
リアバンパーはすべて作り直してあること。内装も専用の革が用いられているコト。
前後ともに欧米の安全基準を満たすために、
若干全長が伸びた世界共通スペックのモノが日本仕様にも採用されているコト。
280PSに耐えうる6MT(リバースは左上になる)を新開発したコト。
4WDシステムも従来のモノでは耐えられないため、強化したモノにしているコト。
もちろん足回りも専用の強化タイプであるコト。

予想通りだったのは、一番のスポーツイメージを持った5ドアのスポーツでは
ボディ剛性が確保できなかったため、致し方なく4ドアを選択したコト。
しかも、ハッチバックに比べてセダンは開口面積が小さく、
ボディ剛性が保てているけれども、それでも剛性が足りないので、
トランクスルーを塞いでリア回りのさらなる剛性アップをする徹底ぶりなのだとか。

これでは大規模なマイナーチェンジに匹敵、いやそれ以上の手の入れようだと思うし、
内容を考えれば300万円少々で手に入ることが、かなりバーゲンだと思います。

しかも白い革内装(画像右)は、初回のオーダーのみ選択ができるとのことで、
さらにプレミアム度を増した演出も憎いところです。

はじめはアテンザのMCと同時か? とも思ったのですが、
どうやら、これはこれで独立した派生モデルという位置づけのようで、
限定車扱いではなく、シリーズモデルであるようです。
過去を探しても、これほどのスポーツモデルのセダンはマツダにはなかったハズ?

ドライブした印象を聞いても、1.6tを超える車両重量を感じさせない
マツダらしい軽快な走りに仕上がっているそうな。

そのフィーリングを楽しめるまでは、あと半年はかかりそうです。

さて、会場にはたくさんのクルマが展示されてはいたし、
流し見程度には見ていたけれども、マツダスピードアテンザに終止してしまったのは、
散々見たのがこのクルマしかなかった…というのもあります(笑)。

それよりも、会場を後にして、
仲間と食事をしながら、長々と話していたコトの方が楽しくて、
逆に言うと、それくらいしか記憶に残らなかったとも言えます。

TMSと同じで、年々自動車マニア、もしくはチューニング人口が減っている、
それは感じるところでありますが、会場に来る時に走っていたコトを感じたように、
これからは、より一般ユーザー側がハード、ソフトともに
よりいっそう成熟していった市場になっていくコトが出来るようになったら、
若い改造車マニアのアンチャンだけではなく、
クルマ趣味を持つ人みんな記憶に残る楽しいイベントになるのだろうな、、、と。

欧米のように、オトナも楽しめるチューニングの時代が、
日本にもいつの日か来るのかなぁ…と、思うのでありました。
Posted at 2005/01/21 01:23:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

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「クルマだって… http://cvw.jp/b/9438/48554198/
何シテル?   07/20 23:24
これまでに所有したクルマはすべてマツダ車ばかりですが、マツダ特有のエンジン「回転系」ではなく「往復系」だけです。 ちなみにハンドルネームの「ゼロヨン兄」と...
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