
来月、2度目の車検を迎える予定のNR。NAや500は自分で車検を取得しているけれど、NRに関しては新車で主治医のお店で購入しているコトもあって、車検を出せば必ずイロイロと「お得」なコトがあるので、自分で通さずにお願いしています。
で、今回もNRはイロイロと企みがあるのだけれど、
それはまた追々お話することとして、今回の車検ではひとつ気になるコトがあります。
その気になるコトとはNRに限ったコトではなくて、
世の中のクルマ全部に関わるとあること。
そう、2005年1月から施行された
「自動車リサイクル法」です。
すでにご存知の方が多いかと思いますが、
いずれ廃車になるであろうクルマから発生する有用資源をリサイクルして、
環境問題へ対応するために制定された法律です。
2005年以降、クルマの購入時や廃車時、または車検時に
必ず全車から「リサイクル料」として徴収されるモノなんですが、
ぶっちゃけ値段はいくらするのよ? ってのが気になって調べてみました。
するとマツダ車はマツダの専用サイトで
リサイクル料がコト細かに紹介されていました。
これによると、NBロードスターの場合は、
両席エアバッグ処理料金が2240円、
エアコンのフロンガス回収料金が2030円、
ASR(シュレッダーダスト)処理代が5690円、
これに資金管理料金および情報管理料金の610円が加わり、
合計1万570円が車検費用に加算されるコトがわかりました。
ついでに我が家で所有している、
NAロードスターとユーノス500についても調べてみると…
NAロードスターは、エアバッグレスなのでASR処理代の5380円と、
フロンガス処理代の2170円、
資金管理料金および情報管理料金の610円で、合計8160円。
ユーノス500の場合は、エアバッグレスなので、
ASR処理代の6620円と、フロンガス処理代の2170円、
資金管理料金および情報管理料金が610円、合計9400円
…これが次回の車検時(もしくは廃車時)に徴収されるようです。
要するにクルマの大きさ(シュレッダーダストの量)や、
エアコンの有無、エアバッグの数、
そしてメーカーによって値段が変わってくることが分かりました。
これまでも解体屋さんに持ち込んだとしても、
処理費用として1万~1万3000円前後は取っていましたから、
思った以上に安い金額で処理してくれるという印象です。
ただ、イロイロな疑問もなきにしもあらず。
完全な形がある車両が解体された場合、
ドアやバンパーなどがリサイクルパーツとして第2の人生として歩んだとしたら、
シュレッダーダスト代として払った金額は納得いかない気がするし、
ごくごく稀な事例だけれど、一生解体せずに保存なり乗っていくクルマとした場合、
これって取られ損って感じですよね。
まあ、こーなってしまったのは
環境を考えてリサイクル化を推し進めているというよりは、
一部の心ないユーザーによって引き起こされる放置自動車(不法投棄)
がいっこうに減らないため、その措置というかその対策
という悲しい現実がありますよね。
いずれにしても、次回車検時(廃車時)または新車購入時には
確実に費用を徴収されるコトを忘れずに。
Posted at 2005/03/11 02:55:21 | |
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