
納車から2週間、チョコチョコ乗っていたコトもあって、NCの走行距離が1000kmを超えました。
となれば、新車無料1000km点検となるのですが、点検自体はほぼ黙視になるから、それほどタイヘンな作業ではありません。ただ、入庫させるにはワケがあって、各部油脂類の交換の方が重要なんですね。
新車特有の金属粉がオイル中に混ざるのはご存知の方も多いように、その交換のために持っていくコトにしたのでした。
具体的には、ミッション、デフ、エンジンなどのオイル交換です。
整備手帳にも画像を掲載した通り、予想通りドレンプラグには鉄粉がビッシリでした。
こんな状態で数千キロ走れだなんて、ちょっと我慢ならないもんです。
で、Mメカと作業中話していたのは、
最近のクルマはどんどんオイル交換のサイクルが伸びているのだとか。
例えば、エンジンオイルは2万km無交換でいけますとか、
デフオイルの交換は必要ありませんとか!?
ハッキリ言って信じられませんよね。
ちょっと前まで交換は頻繁にしましょう~みたいなコト言っていたくせに…。
で、Mメカが言うにはオイルの性能などが飛躍的に向上した!?…というワケではなく、
交換サイクルを長くして廃油を出す量を減らし、自然環境に配慮しています…
みたいな企業姿勢の方を優先しているから…というコトらしいのです。
そうなんです。交換をしなくても、なんとかなるけど、
厳密にはクルマのコンディションを見た場合、
無交換は決して褒められたコトに変わりはないんですネ。
要するに、個人財産は痛めても自然環境は大事にしましょう…
そんなところなのでしょう。
確かに、自然環境は大事です。
けど、同じくらいに個人財産も大事です。
あまりメンテナンスをせずに、クルマを痛めつけて、
早いサイクルで買い替えましょうってコトなのでしょうか。
これって、本末顛倒な気がするんですがねぇ。
これを言うと鶏か卵かの論争になるけれど、
クルマは長く乗らないで、家電製品のように使い捨て感覚で買いなさい!?
なんてコトを言ってるような気がするのは私だけでしょうか?
確かに最近の人はモノに執着やコダワリを持たないとは言われるけれど、
とうとうクルマも使い捨ての時代に突入してしまったのかなぁ…
そんな側面を見たような気がしたのでした。
Posted at 2005/11/03 16:54:15 | |
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3rd Generation Limited | クルマ