
リアスピーカーのバッフルボード製作中に、スピーカーの縁に穴が開いてしまったのが前回までのお話。
う~ん困った。これがちょっとでも触れば簡単にボロボロと崩れるほど、縁の部分が劣化していたんですが、それ以外はもちろん問題ありません。なんとかリペアできんもんかいな? こんな時はまずはググれ!! ってなワケで、まずはネットで情報収集。
どーやらこのボロボロに崩れた部分は「ウレタンエッジ」というらしい。
というコトを踏まえて補修方法を検索することに。
するとありました、ありました。
家庭用スピーカーの補修方法として
丁寧に紹介してあるサイトに辿り着いたけれど、
クルマ用のスピーカーも構造も要領も同じだから参考になります。
このスピーカーのウレタンエッジ、どーやら私に限ったことではく、
10年ほど経つとどのスピーカーも劣化して
ボロボロになってしまうものらしいのです。
で、補修には何を使うのかというと、それはセーム革!?
そう、クルマを洗車する時に使う我々にも馴染みのある、あのセーム革です。
スピーカーの振動吸収や革がもつしなやかさがウレタンに近いようで、
これを用いた補修が定番なんだそうな。
てなワケでさっそくカー用品店に行ってセーム革を購入。
値段はB4サイズほどで1200円也。
ちなみにセーム革であれば鹿革でも羊革でもなんでもいいようです。
さっそく補修といきましょう。
買ってきたセーム革にスピーカーの型取りをしてから切り取ります。
お次ぎはボロボロのウレタンをブレーキクリーナーでキレイに除去して、
接着面の当たりをよくします。
あとは切り取ったセーム革を多用途の接着剤を塗って貼付けるんですが、
まずは外側から。接着剤が乾いたらカーボン(コーン)側へ貼付けます。
こうしてリペアが完了したら、このように仕上がりました。
あとは接着剤が完全に乾くまで24時間を要するので丸1日放置して完成です。
さっそく仕上がったリアスピーカーを装着しての感想は…
全然問題ありませんでした。これでひと安心デス。
リペア以上に感じたコトは前後ともに組み付けた
インナーバッフルボードの効果が予想以上にあったってことでしょう。
実は作業を始めた時も半信半疑だったのだけれど、
装着後は以前よりクリアなイイ音をしているように感じたから、
思った以上に効果有りなコトが確認できました。
ちょいと硬い板をスピーカーの間に噛ませるだけで、
こんなに変わるものなんですねぇ。
この様子だとデッドニングも期待出来るかも? です。
デッドニングの材料が数日中には届く予定だから続きが楽しみです。
Posted at 2008/07/09 00:24:44 | |
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