
気がつけば半年以上、手入れをしてなかった3rdの革シートの掃除をしてみました。
それほど乗ってないし、そもそも汚れたままの服装で座るようなことはないから、目立つような大きな汚れはなかったものの、半年ともなれば薄っすらと黒ずんだ状態でした。
革シートの掃除はいつも話している方法となんら変わることなく、汚れ落としは
M.モゥブレィ サドルソープを使い、仕上げに
ラナパー レザートリートメントを使っています。
クルマの革シート清掃やメンテナンスキットとして有名なのは
コノリーレザーケアキットでしょう。
実際、私も購入して使ったことがあったけれど、
その印象は今ひとつ、いや今二つ!?
英国レザーの老舗コノリー社製が作った革シート用メンテナンスキット…という
うたい文句からの安心感はあるけれど、期待したほど洗浄性が高いことはなく、
おまけにキットに含まれるハイドケアというトリートメント剤は
メチャクチャ粘度が高く=硬くて、塗りにくい&拭きにくい、
他にも乾くと粉が出る、白く残りやすい…などなど、あまりいい印象がありません。
セット価格が9000円ととても高価なところも、
期待値を上げてしまうせいもあるのかも。。。
とはいえ、あくまでも個人的な意見ではありますが…ネ。。。
それならば…ということでイロイロと試して辿り着いた結果が今の方法です。
クルマの革シート専用ではないながらも、
洗浄性や保湿性などが十分満足がいくレベルであるし、
そもそもリーズナブルな値段がとても良い点かと。
では、洗浄段階での比較を撮ってみたので参考にしてみてください。
なお、画像左が運転席座面のドア側サイドサポート、
画像右側が運転席背面の左側サイドサポートの接写になります。
●革清掃前

目立った汚れはないものの、全体的にうっすらと黒ずんでいます。
やはり擦れる機会が多いドア側のサイドサポートなどが特に汚れやすい部分です。
汚れ以外にも乾燥して手触りがカサカサしており、革本来の柔軟性が薄れています。
また、乾燥することでシワの原因にも繋がります。
●サドルソープ洗浄後

画像ではそれほど明確な差が分かり難いものの、洗浄後は黒ずみがなくなり、
彩度が上がっているほか手触りがまったく違います。
サドルソープが革に浸透して保湿されたため、手触りがシットリしています。
●ラナパー塗布後

洗浄後はラナパーを塗布して、さらに革の保湿をします。
塗布直後は画像のようにテカテカと光るものの、数日でテカリは抑えられ、
深みのあるシットリとした色に落ち着きます。
革シートの手入れとしてはサドルソープの洗浄だけでも十分効果的なので、
どこまでやるかは、お好みで変えても問題ないと思います。
革シートの手入れを考えている方は
一度お試しください。
Posted at 2011/05/15 22:28:44 | |
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