
きのうガラスコーティングから上がった3rdを引き上げ、入れ替えでユーノス500をMメカのお店に入庫させてきたばかりですが、丸1日経たないうちにまたお店に舞い戻っておりました(笑)。続く時は続くもんです。
さて、今回のユーノス500のメンテメニューとしては以下の3つ。
①MSC(6ヶ月点検とEオイル交換など)
②フロントロアアーム交換
③パワステラック交換などなど。
月末の忙しい最中に比較的重めの作業を当日仕上げで…と、
かなりムリクリに詰め込んでしまったのだけれど、上手くいくんでしょうか…!?
①の6ヶ月点検はまぁ、チョイチョイ程度で難なく終了。
②のロアアーム交換もまぁ、それほど難しい作業ではないのでチョイチョイ程度で終了。
問題は③です。
以前からパワステラックにガタが出ていると診断されていたので、
やっと手を付けることにしたけれど、これ、かなり手間がかかる作業なんです。
端で様子を見ていると、ステアリングラックを外すにはEXマニを外し、
クロスメンバーをズラし…と、かなりの大作業でした。
予算上の都合でリビルト品を使用したんですが、
これが結果的に当日仕上げの予定がすべて番狂わせになるハメになるとは…。
リビルト品を装着すべく準備を進めていたところ
これまで付いていた物と比較すると微妙に形状が違う!?!?!?
うっ、嫌な予感。。。。
結果的に「これじゃぁ付かないじゃん!!」
とってもピ〜ンチな状況に追い込まれ…(汗)。
一番の問題点は赤矢印の2本のリターンパイプの形状が微妙に異なり、
パワステラックを固定するクランプがハマらない!?!?!?
他にもよく比較するとパワステラック本体のハウジングの形状が違う!?
そもそも届いたリビルト品はユーノス500用なのか!?!?!? というワケで作業ストップ。
とりあえず他の作業はMメカに任せ、届いたモノの正体を探るべく、
私はEPC2を駆使して部品番号をチェックしてみることにしました。
というのも、姉妹車であるクロノス系どれかの車種用が送られてきたんじゃないのか?
ってことも考えられたので、互換性含めて確認作業をすると数十分。
なんとなくのナゾが解けました。
部品共用が考えられる姉妹車として
「クロノス」「MS-6」「クレフ」「MX-6」「プレッソ」などを調べましたが、
パワステラックAssy自体はどれも専用品番がついていたので別物でした。
が、そこからさらに調べてみたら意外な事実を知る事に。
パワステ本体のハウジングこそ、それぞれ違うけれど、
その中身や付随するパーツはユーノス500、クロノス、MS-8、クレフは共通。
ユーノス500は5ナンバーサイズの車幅なのに同じなんですねぇ。
で、MX-6とプレッソ(AZ-3)については、別品番で別物であることが判明。
そしたら、な〜んでリターンパイプの形状が違うんだ???
その点についてよくよく確認してみると、途中で部品の改変があることが判明。
同じ前期型であっても、1993年11月生産分〜後期型については
前出のリターンパイプの形状が異なるようなのです。
(ちなみに我が家のユーノス500は超初期型の前期型)
これについても、ユーノス500、クロノス、MS-6、MS-8、クレフは共通でした。
つまるところ、改良版のパワステラックが送られてきてしまった…って結論に。
てか、取り寄せにあたって該当部品かどうかを確認するために、
型式は当然のことながら、車台番号、形式指定、類別区分番号、
年式もキチッっと記載したのに
違う物が送られて来るって、どーゆーことよ? ジャパンリビルトさん!!!!
結局、リターンパイプを新たに取り寄せる必要となり、置いて帰ることにしました。
しかもタイミングが悪いことに工場の関係で仕上がりは
1週間以上先延ばしとなる嬉しくないオマケまで…。
てなワケで、またMメカと夜の街へと飲みに出掛けたのは言うまでもありません
(最近こんなんばっかだ…)。