
ここのところずっと日記でもご報告していた、NRリミのヨーロッパ(ドイツ)向けのスピードメータ交換後の速度誤差の件、「ユニットデスプレーメーター」交換で解決しました。
事の流れを整理すると、ドイツ仕様の240km/hスピードメーターを個人輸入して交換しました。すると速度誤差が大幅にあり、酷いと60km/hもの差になりました。これでは実用にならないので、千葉県の花沢マツダ純正輸出用部品店に相談することに。
まずはじめに疑ったのがトランスミッションに取り付けられるドリブンギア。しかし取り寄せて交換したものの結果はNG。というかまったく変わりませんでした。
お次はメーターパネル内にあるユニットデスプレーメーターに焦点をあわせることに。
イロイロ調べていくと、さきほどのギアドリブンからのパルス信号がユニットデスプレーメーターに入り、そこからスピードメーターに信号が入力されて、指針を動かすという仕組み。ちなみに「ユニットデスプレーメーター」(画像右下の白い四角い箱)とは、オドメーターとトリップメーターの距離をカウントするパーツのことです。
これをよくよく調べてもらったら品番も違うし、考えられる原因はココしかない?という結論に、、、。というところが前回までのお話でした。
さて、注文から約2週間。花沢マツダ純正輸出用部品店さんから例のブツが届きました。いつもながら早く届くので感謝感謝です。
さっそくメーターパネルと日本仕様のユニットデスプレーメーターを取り外します。当り前ながらギアドリブンほどの違いは外見からは確認できません。約20分ほどで交換は完了。エンジンをかけると、やっぱりオドメーターは「0」になっていました(泣) 約2年半 4万6000Kmの記録がゼロに…。
気を取り直して試乗してみると、全速度域で10~15km/h程度過大表示をするものの、以前ほどの誤差が開かずマスマズの様子。さらに確認するためにスピードリミッターが当たるまでチェックするとメーター読みで、ぬよわkm/hで作動することを確認。どうやら完全ではないものの、ほぼ大幅な速度誤差は解消されました。というワケで大本の原因は「ユニットデスプレーメーター」という結論に落ち着きました。
若干の誤差については、ギアドリブン交換の時にお話した、ファイナルギアが関係しているようです。しかし、実用上なんとか耐えられるところまできたので、これ以上のことはせず一応の解決としました。
輸出用の240km/hメーターを付けたい一心で気軽にはじめてみたものの、ここまで大掛かりなことになるとは思ってもいませんでした。今回の件ではメーターの輸入を手伝っていただいたIさん、そして原因をイロイロ調べていただき、パーツを手配していただいた花沢マツダ純正輸出用部品店の花澤さんのお力で解決できました。
この場をお借りしてをお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
Posted at 2002/11/21 19:23:05 | |
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