
ひっさびさのJ58Gレストア日記です。ただ単に、ここのところ、レストア作業がサボリ気味で、まったく進行していなかったのがホントのところです(^^
さて、そのレストア作業の中でも大きい問題となっていたナゾのガス欠症状に着手するべく、いつものMメカのところへと持っていくことにしました。
到着するなりスグに開始したのは、燃料タンク内の状態を確認してみる作業から。
リアパッケージ回りを剥がし、フューエルポンプを外したら、
すぐに原因がつかめました。
フューエルポンプについているガソリンの吸い口側の網状のフィルター(画像)には、
ベットリとペースト状のモノが付着していたのです。
これではガソリンが吸い込めず、どーりでガス欠症状なワケだと、、、。
で、さらに燃料タンク内をよくよくチェックしたところ、
沈殿物も見られたワケで、こうなるとガソリンをすべて抜き、
配管やらタンク内などを、すべて掃除するしか手立てはありません。
原因がわかって良かったのやら、良く無かったのやら…。
それはさておき、では、ナゼこのようなヘドロ状のモノが付いたのか?
これはまだ憶測、または観察の途中経過での結論なんですが、
燃料添加剤が関係しているようなんです。
実は、1年ちょっと前に、
フューエルポンプがダメになって、
中古品に交換していました。
もちろん、この時はフューエルポンプや燃料タンク内も
タイヘンきれいな状態で、なんら問題はありませんでした。
で、ポンプを交換してからほどなくして添加剤を入れ、
大して距離を乗らないJ58は、ガソリンの劣化とともに、
その解け込んだハズの添加剤がヘドロ状となって燃料タンクの底に沈澱し、
それを吸い上げて詰まらせていた…
そんな結論に達しました。
普段、この手の怪し気な添加剤はいっさい興味をもてず、
試すことはなかったのだけれど、
モノ珍しさから入れたものが、後になってこんな事態を招くとは…。
今頃になって後悔するのでありました。。。
さて、そんな痛手はさらに現実として、突き付けられるコトに…。
診断と見積もりの結果、フューエルポンプ、フューエルフィルタ、
インジェクターなどの部品を新品に交換しなくてはならず、
それだけではなく、汚れてしまったタンク内やフューエルパイプの
清掃などをしなればならず、
工賃を入れてマトモにやった場合、20人の諭吉さんが必要になることに!?
さすがにそれだけの出費は難しいので、
値引きと、できる限りの作業は自分でヤッてみるというコトにして、
なんとか、10万円代半ばくらいまでは抑えられることになりました。
とはいっても、J58Gのレストア最高額なワケで、
とってもイタイ出費には違いありません。。。、
これもひとつの経験、
開き直って痛手も勉強として楽しむコトにしましょうかねぇ…。
レストアに終わりはあるのでしょうか…。
Posted at 2005/07/18 03:25:07 | |
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