
大リバースショックから一夜明け、とりあえず今日のところは、レカロ装着の作業からはじめることにしました。
きのうの作業では、簡単にレールを仮り組してはみたものの、とりあえず組んだだけの状態なので、細かいセッティングを煮詰めることがメインとなります。
作業をはじめてみると、とある有名なレカロショッでもよく口にしている「しつこいくらいの調整」の言葉の意味がよく分かってきます。
というのも、スライドレールにある3段階の穴の調整のほかに、シートとスライドレールの間に入れるカラーなど、その組み合わせ次第でドラポジがいくらでも変わるのです。
「角度調整がキチンと出来ていないレカロほど始末が悪いものはない」
という言葉もあるように、そのまんま付けてしまえばイイというワケでもなく、
逆に言えば、ドライバーの好みに合わせられるように自由度が広いセッティングは、
どこにすればイイかがわからなくなるとも言えます。
さて、トライ&エラーを繰り返すこと数回。
とにかく狭いドア開口部にシートを中腰で抱えて、
トリムに当たらないように気を使いつつ室内に入れて、
なおかつ穴位置を合わせつつの作業はかなりツライかったです。
もう、それだけでもクタクタになってくるほどです。
だからレカロショップの人は、よくいつもこんな作業を繰り返すものだと、
ある意味関心してしまうのでありました。
本当は、私だけが使うならば着座位置を一番低くするのもアリかと思ってましたが、
あくまでもオーナーが母親のため、そんなコトを考慮してイロイロと試してみた結果、
純正シートレベルの着座位置を参考に、
リア側の調整穴の一番高いところをサンダーでカットして中段で固定。
フロントも中段で固定し、シートとスライドレールの間のカラーを1コ入れたところで
なんとか落ち着きました。
ただ、これはあくまでも座った感じだけのフィーリングなので、
走り出したらまた変わるかも? なのでとりあえず暫定仕様です。
ま、違和感があったら、また外して自分で調整すればイイだけのコトなんですけどね。
自分で調整が出来る人ならばプロショップの世話にならずとも、
なんとか出来てしまうし、納得がいくまで何度も出来るとも言える感じです。
それは配線に関しても同じ。マツダ車に精通しているMメカですから、
これまでにレカロシートの取り付け作業などを一度もしたコトがなくても、
ヘタなショップに任せるよりも比較にならないほど安心なわけで、
成せばなることが分かりました。
さて、気に入るまで作業を続けること半日。
ご覧のようにロデオドライブが無事に付きました。
Mメカ曰く「車両価値を上回るシートだよ(笑)」だと(^^:
まあ、そーっちゃそーだけど、悪くない組み合わせだと思うのは、
オーナー自らの満足感からなのかもしれません。
本当は今日中にマスターシリンダー交換まで手をかける予定でしたが、
時間切れで明日に延期となりました。
Posted at 2006/01/31 03:53:32 | |
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