
ニューイヤーミーティングの会場を早々に後にして、次に向かった先は、いつものMメカのお店。きょうは、先日の飛び石が当たったフロントガラスの状態を見てもらい、ついでにいくつかのクレームパーツ交換をしてもらうために行ってきました。
フロントガラスについては、その後とくに症状が悪化することはなかったけれど、とりあえずは保険を使って交換しようという方向に話を進めることに。
やはりその後Mメカの調べでも、3rdのAピラー周りのメッキモールは
剥がさないとフロントガラスが外せないようなので、
コチラも新品になるかどうかを調べるとのことで落ち着きました。
で、せっかくガラスを交換するのだから…と勧められたのが断熱ガラス。
通常は単なる着色のマツダ純正のガラスだけれど、断熱タイプではないんですね。
で、イロイロと調べてくれた結果、日本板硝子も旭硝子も、
今のところNAやNBにはその断熱タイプがあるものの、
NCには用意されていないとのこと。
仕方ないのであきらめようかと思いきや、
特注対応で中赤外線(IR)と紫外線(UV)をカットしてくれる
「クールベールタイプ」を作ってくれるのだとか。
ただ、特注ゆえに納期までに1ヶ月かかる上に、少々値段が高くなるので、
保険負担ではまかい切れない可能性があるから、
オーバーした分は自己負担になるかも、、、、てな具合。
オープンカーに断熱ガラスっつーのも、なにやら矛盾してるようではありますが、
もともと夏場などは暑すぎて幌を開けるなんてコトはしないし、
断熱されて室内の温度が上がらず、エアコンの効きがよくなるなら、
その方が快適でイイので、ちょっと考えてみるコトにしました。
さてさて、そのほか今日のお題はクラッチマスターのクレーム交換。
聞けば、初期のNCではクラッチの切れが悪い車両があるらしいのですが、
ゼロヨン号の場合、幸いそのような症状が出ていなかったのだけれど、
気をきかせて、その対策品に交換してくれたのでした。
で、作業をしているトコロを見て、今ごろひとつ気がついたのは、
NCってクラッチのリザーブタンクがないんですね!?
ブレーキのマスターのリザーブタンクと一体化されてたのにはビックリでした。
こーゆーところも効率化されてるんですねぇ。
当然、クラッチフルードを交換した関係で、エア抜き作業をしたので、
ついでにブレーキフルードの交換とエア抜きもしておきました。
一石二鳥でもあります。
さて、その作業で飛び散ったフルードを洗うために、
エンジンルームを高圧洗浄していた時に、またしてもMメカが発見。
「あれ~? なんかプラ~ンとぶら下がってんなぁ? なんだこりゃ?」と。
500に続いて今度はNCもですかぁ????
洗い終わって再びリフトで上げて、のぞいてみると、確かに何かがブラブラしてる。
これはいったいなんなんだ? てな具合でとりあえず外してみたのが画像のモノ。
EXマニ付近に付いているこのパーツ、
パーツカタログで調べると「クリップ」というコトは判明。
とりあえず、ゼロヨン号だけでは分からないので、
店内にあったRHTも上げてみて、下から見てみると、そのクリップはやはりありました。
けど、付いてるだけであって、同じく機能上なんにもしていない????
ゼロヨン号の場合、このコイル状になっている部分と、ベースの部分の溶接が、
振動などによって剥がれて結果的にブラブラしていたのでした。
機能上なんにもしてないのに、、、。
で、溶接が剥がれるというコトがメーカー側も後にわかったようで、
いつものごとく!? その対策品に「こっそり」換えられており、
RHTにはそれがついてました。
結局、なんのためのモノかは最後までわからないままだったけれど、
クリップというモノからも、本来、何かの配線などを、
そのコイル状の中に通すガイドみたいなもののようなんですが、
少なくともゼロヨン号の仕様には不要な部品であることは確かなようです?
要するに、付いてようが、付いてなかろうが、ラインに流れてるクルマには
面倒だから全部付けてしまえ!? 的な存在のモノのようです???
いいのかそれで? って気もしますが、
それなのに、溶接が剥がれてブラブラしてたんじゃぁ、
元も子もないべさぁ? てな感じです(^^;
という意味のないと思われるモノなので、
結局外すコトだけで作業は完了。
う~ん、いったいコレがなんだったんだろ?
研究家としては、やっぱ気になりますねぇ(^^
イロイロなNCのエンジンルームのぞいてみて、
なんなのか? くらいは調べるようにしますかねぇ。