
マツダが運営するロードスターに興味があるユーザーに向けて配信される「ROADSTERマガジン」と、マツダ車に関する情報を伝える「MAZDA@ Express」に登録しているのですが、今日相次いでこんなメールが届きました。
「ロードスター20周年記念車、 大変ご好評につき、追加販売が決定いたしました!」
ホンマでっかぁ!?(^^;
こーゆーコトを書くのはアレなんですが、
どーもこの「大変ご好評につき」の部分がひっかかってます。
すでに何度もお話ししているように最近では限定台数を公表せず、
ある一定の短期間に受注が入った分を生産する特別仕様車というスタイルをとっています。
もちろんソレには、ある一定の採算ラインに乗る生産設定台数があるハズです。
私が想像するに、この「大変ご好評につき」は
「予想以上に受注が入らなかったので受注期間を延長しました」
であるとにらんでいます。。。
まぁ、モノは言いよう!? と言いますか、なんと言いますか(^^;
苦戦しているのも非常に納得!? この特別仕様車、オーディオレスが基本でして、
仕様を考えるとそのまま乗るとは通常考えにくいモノ。
これにカーナビまで付けたRHTだと総額で350万円コースにもなります。
M2含めた歴代限定車を振り返ってみても上位に入る、かなりお高い仕様となっています。
ハイブリッドだ、エコカー減税だと騒がれる昨今、
たった二人しか乗れなくて荷物もたいして積めない、
しかも減税が適用されないクルマをこのご時世に買う人なんて、そうそういないモンです。
クルマに興味がない世間一般のフツーの人にとってみれば
それは当たり前のように選択肢に入るワケがありません。
ロードスターが20周年だろうがなんだろうが、そんなコトを喜んでるのは
一部のマニアの間だけの狭い話しだってコトだけは確かです。
実際のところ、いつもお世話になっているMメカのお店に実態調査をしてみたところ、
それを裏付けるように!? 都内でも大きな店舗にも関わらず、
1台も受注が入っていないという報告がありました。
3rdジェネが発売された時は、いくら新車効果があったとはいえ、
Mメカのお店だけでも5台が売れていた実績があります。
それでも限定500台のところが実売台数は354台だったコトを考慮すると、
この20周年記念限定車、相当苦戦しているコトが予想されます?
NCになってからの限定車なり、特別仕様車の実売台数を調べると、
おおよそ300を切る280台レベルに落ち着いてますから、
現状では200台を切るレベルなのかなぁ…と。
まぁ、この生産台数についてはもちろん、いずれ実売台数を調査する予定ですので、
新たな研究テーマができたと思っています!?
それがイイ意味で裏切られる…という事を願いたいんですがねぇ…!?
Posted at 2009/10/31 02:23:14 | |
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