
来月、500が車検を迎えるにあたって、いつものMメカと電話でイロイロと打ち合わせをしています。
ぶっちゃけほとんど整備もせずに、たとえ自分で陸事に車検を持ち込んだとしても問題なく通るレベルは維持できてます。
ただ、せっかくMメカのところで車検整備をするなら、前から気になっていた「とある作業」が流れのついでに出来るので、それに関する相談をしていたってワケです。
ちょっと古いクルマの部類に入ってきた500ですが、
それでもパーツの供給体勢は悪過ぎるってこともなく、
通常の消耗品程度であれば今でも大半のものはすぐに揃います。
しかし、それ以外のめったに出ないパーツともなれば話は別。
すべての部品をメーカーは常に揃えておけ!! ってのも土台無理な話なワケで、
モノによってはオーダーを入れてから再生産するモノもチラホラあって、
今回交換したいパーツを聞いてみたら納期までに最大で1ヶ月が必要とのこと。
というワケでこのパーツが到着次第、入庫という段取りに落ち着きました。
さて、そんなパーツの問題以上にこのタイミングで気になるのが
自動車重量税の引き下げに関する審議の全貌が
ここ数日になってやっと具体的に見え始めたことでしょう。
ちょうど2年前にも自動車重量税の暫定税率が撤廃されると言われたものの、
結局、棚上げされたままの状態が続いていました。
これが今年の4月からやっと引き下げが確実視される見込みとなったのは嬉しいところ。
今回、ちょっと手を入れてみようと思ったのも、
この引き下げによって多少浮いた差額でパーツ代に充ててみよう…
という算段だったんですが、よ〜く調べてみたらコレがなんともまぁ、
そうきましたかぃ!! というか、またやらかされた…といいましょうか。。。
従来、自家用の自動車税は年額で0.5トンあたり6300円。
500の車重は1.5トン未満なので×3となり1万8900円が年額。
これに2年の車検で3万7800円が徴収されておりました。
これが今度の引き下げで0.5トンあたり5000円へ改められ、
同じ条件で計算すると、5000円×3=1万5000円が年額。
2年での車検の場合は3万円となりました。
う〜ん、2年でたった7800円しか下がらない計算。。。
2年前の暫定税率撤廃の動きがあった時には0.5トンあたり2500円といわれ、
同様の計算をすると、なんと2年1万5000円へ大幅に下がるハズでした。
それが今回、実際に引き下げとなったら期待したほど減税されてないなぁ…
といった感は否めませんなぁ。
まぁ、この税収不足ですから致し方がないかぁ…と思いつつ、
この改正案よ〜く見たら、それ以上に思わぬ落とし穴が…。
「※ただし18年超の経過車の税率は変わりません」
出たぁ…現状維持!?
これでは古い車はとっとと乗り換えろ!! 的な実質的な増税の鬼、、、デス。。。
ちなみに500は今年で18年目…。減税でぬか喜びしたのはなんだったんだろう…。
つーか、減税見込んでパーツ手配しちゃったじゃんか!!
クルマに拘りがなく、単なる道具として見る一般ユーザーが大半を占める世の中ですから、
国の政策としてもエコカーやハイブリッド車の買い替えを促進させたい思惑は理解しています。
景気対策にもなりますしね。。。
が、まったく逆の古いクルマに乗り続ける人には
減税した分の穴埋めをさせられる構図ともなりました。
コレって、体に悪いと言われ続けてるのに、
未だにタバコを吸い続けてる人から税金を巻き上げるのと同じ図式。。。
悪いって分かって承知してんなら払えるでしょ? 的なノリ。
18年以上同じクルマに乗ってるってだけでもコダワリがあったり趣味なんだから、
ある意味、増税も止むなし…だから払い続けますが、
またしても期待を持たせた割にはガッカリな結果となりました。
さぁ〜て、、、換えるパーツの話どーすんべかなぁ…。