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ゼロヨン兄のブログ一覧

2011年07月31日 イイね!

リサイクル…からの〜リユース

リサイクル…からの〜リユースここ数年、夏場になると横浜のマツダR&D(MRY)で定例開催されている「ロードスター展」に行ってきました。

自宅からはそう遠くないMRYだから、行くこと自体さほどワケないハズなのに、ついうっかり開催してること自体忘れていたり、覚えていても用事が重なって行けなかったりと、何かと相性が悪かったイベントです。。。

そういう時に限って重要だったり大事な車両が展示されていたことを後になってから知り、ロードスター乗り、あるいは研究家としてはとても悔しい思いをしてきたから、やっと行けた!! てな具合(^^;

さて、今年の目玉はかねてからのウワサにあった、
ちょっとだけ懐かしのコンセプトカー「Miata Mono-Post」の展示。

とはいっても広報写真でしかお目にかかったことがなく、
日本国内の大規模なショーでも展示されたことはないハズ? なので、
初めて実車を目にする事になります。

このMono-Postは2000年にラスベガスで開催されたSEMAショーに向けて
カリフォルニアにあるマツダノースアメリカの現地デザインチームが、
当時発売されたばかりのNB1のミアータをベースに
企画・製作をしたイメージコンセプトモデルになります。

SEMAショー自体が良い意味で「イカれた改造ヤロー」が、
こぞって手を入れた改造車両や改造パーツを発表するイベントでもあり、
このMono-Postもご多分に漏れず、イベントの趣旨に沿って
HKS製のタービンを搭載してターボ化されたり、大径ホイール&タイヤ、
ブレンボ製のビッグキャリパー&ローターなど大幅に手が加えられていました。

ただ、本来のロードスターからすれば少々違うベクトルへと向かっているので、
アメリカナイズされたコンセプトカーとも言えます。

その後、北米各地で開催されたモーターショーや現地のデザインスタジオなどに展示され、
日本国内では広島本社ショールームにも一時期展示されたこともあったようですが、
この手のコンセプトモデルにありがちな、役目を終えた後は決して恵まれない末路
がこのMono-Postにも待ち受けていたのだそうだ。

発表からちょうど10年が経った2010年に入ると
カリフォルニアで廃棄する話が持ち上がったとのこと。
その話をMRYが聞きつけ、保存・研究材料として引き取る形になり、
こうして再び日本で多くの人々の前に姿を表すことが出来たようです。


さて、実車をつぶさに観察していてひとつ重要なことに気付きました。
ベースとなったのは北米仕様のNB1ミアータになるのですが、
車台番号を確認したところ、10ケタ目が「W」になるので1998年生産であり、
下6ケタの番号を確認したところ100001だったので生産1号車であることが分かりました。

NB1ミアータの記念すべき1台目が、
まさかMono-Postへと改造されていたとは、意外な事実を知る事となりました。


さて、実は私としてはMono-Post以上に見ておきたかったのが、
画像後方のF010(左)とV705(右)です。
2009年、2010年のロードスター展の目玉として展示されたものの、
やっと目にする機会に恵まれました。

F010はいわゆる「NAクーペ」で、以前ブログで話したように、
18年ほど前、当時実車を見る機会に恵まれていたので久々の再会ともなります。

V705は20年前にJ58G広島が開催した最初のイベント
「里帰りミーティング」の会場で、社内プレゼン用に流した映像、
いわゆる「サンタバーバラの奇跡」を初めて目にして以来、
ずっと実車を見てみたいと思い続けていたから、
20年経ってようやく願いが叶った形になります。

この2台については後に私が制作の中心に携わった
徳間書店刊行「ユーノスロードスター名鑑」の企画段階で
マツダ側に現存してないか打診し続けてはみたものの、
当時の広報からの回答は「研究開発車両であるから処分されてもう存在しない」
の一点張りで取材もしくは撮影をあきらめていた経緯があります。

それもそのはず。広報が把握してなかったのも当たり前で、
実際、この2台についてもMono-Postと同様に研究開発を終えた後には
廃棄の運命を辿ることが予想されたため、とある社員の方の想いで長らくMRYの倉庫内に
人知れず分からないように保管していたことが“現存”への道へと繋がったようです。

言うなれば、この3台の試作車両、後世ロードスター史を語る上で重要な車両であるから、
リサイクルではなくリユースになって本当に良かったと思えるのでありました。
Posted at 2011/08/01 11:18:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスター関連 | クルマ
2011年07月29日 イイね!

生存確認

生存確認いつものようにGoo-netを使って、粛々とロードスターの限定車を中心とした検索と確認をしているのだけれど、またこれは!! という出物を発見しました。

なんの変哲もないと言っては失礼ですが、NBロードスターの10周年記念車(以下10th)デス。

限定車ともなればオリジナルを保っている車両なら喜ぶけれど、この10th、かなり改造点が多く私個人としてはちょっと残念な状態です。

では何に食いついたのか? というとシリアルナンバー!! 

10thは欧州、北米、豪州、日本など各国で販売され「????/7500」といった連番でシリアル番号が入った世界限定車です。

で、きょう見つけたこの10thのシリアルナンバーは「0002/7500」。つまり2番目の車両の現存が確認できたのでした。

余談ですが、これまで行ってきたNB生産実態調査で日本仕様の10thの車台番号を全車確認したところ、公称限定台数500台キッチリ生産していたことが確認できています。

ただ、この500台以外にも元カタログ用撮影車=現10周年記念サインカーも存在しており、これを入れた場合には厳密には501台ということになります。

このサインカーのシリアルナンバーは「0001/7500」とはなっているけれど、量産モデルとは違う試作品らしきバッジが付いているから、実際に販売された車両が別に存在している可能性もあります。

そもそもこの10thサインカー、車台番号を見るとNB8C-100006であるから、EPC2上では“存在しないことになっている” NB1の超初期の量産試作車です。

エボリューションオレンジマイカのRSをベースに、“10th仕様”に仕立てた試作車ベースの試作車ではあるから、実際の10thの車台番号範囲とは大幅にずれているため、限定台数に含めない方がいいのかもしれません。

それはさておき、、、この2号車の存在が掴めたことで、ひとつ疑問ができました。2号車が見つかった!! と喜んでおきながら矛盾することではあるんですが、実はこのシリアルナンバー2号車=2番目に作られた10thではない!? ってことまで分かったのです!?!?

それは車台番号を基準にした場合、このシリアルナンバー0002は日本仕様の10thとしては7番目に生産された車両だったので、そうなると他の車両の順番はどうなってんだ? となるのです。

車台番号上の生産1号車が出てくれば、もっと分かってくることもありそうなんですがねぇ。

研究は生涯尽きそうにありません(笑)。
2011年07月27日 イイね!

キミ達いったい…

キミ達いったい…さて、前回のつづき。

ライフウインクとイーリバースのLED装着作業が終わって帰ろうとした時、3rdの水温計の針がガンガン上昇中!!

この日も7月にしては涼しい夜だったし、そもそも夜間。にも関わらずこの水温上昇はあり得ない…。それに関連してか、エアコンを入れようにも生暖かい風しか出てこない…。完全に異常デス!!

てか、この状況って、つい最近ユーノス500でも…。
しかも同じ場所…。やっぱデジャブですか!?

普段なら水温計の針は中央より少し下辺りを指しているんだけれども、
ほんの数分で画像のように、あれよあれよという間に
今までに経験したことがない位置まで上がり続けました。

こりゃヤバイ!! てなわけで、
とりあえず走って風を入れてみたら面白いように針は下がり始め、
それに伴ってエアコンも冷風が出るようになり、
その後は何事もなかったようにケロッと元通りに。

あれはいったい何だったんだろう…。。。。


それから数日後。休み明けのMメカにユーノス500の進捗状況を聞くついでに
とりあえず事の顛末を伝えてみたら、まさかまさかの回答が…。

「サーモスタットがダメなんじゃね?」

えぇっ!!!! ナニナニナニ? 3rdもですか???
今まさにちょうど入院しているユーノス500も
サーモスタットの閉固着が原因なのに…。

3rdはまだ6年程度、距離はたった4万4000kmっすよ!?
ユーノス500は19年で14万km(厳密に言えばエンジンだけは10万km)以上走ってるから、
症状が出るのは分からんでもないけど、こんなに新しいクルマなくせに…。

まぁ、一般的には6年経ったクルマは古い部類なんでしょうけど、
私的にはまだまだ新しいクルマという認識です。

てゆうか、5年の保証期間が過ぎてから壊れなくたってイイじゃないか!!
以前乗ってたNRリミの時と違い、どーせ使う機会もないだろう…と
延長保証に加入しなかった時に限ってナゼこうなる…。

この前の車検の時にもクラッチペダルに違和感を覚えて、
クラッチマスターを有償で直したんだし…ちょっと恨みたくもなります。

Mメカ曰く、距離や年数など関係なくダメになる時はダメになるし、
それほど珍しい案件ではないけれど、
複数所有しているクルマが同じタイミングでサーモが壊れたという話は
さすがに経験がないらしい(失笑)。

とりあえず現状では症状は再発しておらず、私の口頭説明程度での回答だから
最終的な確認は入院させてみないと分からないものの、
2台同時に入院させては普段のアシがなくなるので、
ユーノス500が直ったら入れ替えで持っていくことにしようかと。

まったくもぉ…キミ達そろってナニしてんのさ…。
やれやれ…。
Posted at 2011/07/28 23:07:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 3rd Generation Limited | クルマ
2011年07月24日 イイね!

二つともLED

二つともLED先日、ユーノス500のナンバー灯用に付けたイーリバースのT10 LED、3rd用に…と同時に購入しておいたので交換してみました。

また、パナソニックカーバッテリー用のオプション品、寿命判定ユニット「ライフウインク」が、ちょうど届いたので同時に作業することに。

期しくも、両方ともLEDが入った製品なので、これも時代だなぁ…と感じます。

詳細は整備手帳をご覧いただくとして、まずはイーリバースのLEDから。

ユーノス500ではナンバー灯の組み合わせがとても良かったけれど、
3rdに付けてみたら正直、予想外にアレレ? って印象です。

NCロードスターのナンバー灯にはLEDの照射範囲が若干狭く、
ナンバープレートの中央部分が少々暗く見えます。
おそらく、ユーノス500に比べて
ナンバー灯の左右の間隔が開いているせい?ではないかと。

白さや力強さはまぁ、レクサス並みだから良いのですが、
もうちょっとLEDの照射範囲が広かったら嬉しかったかも…てな感じ。
車種によってマッチングの善し悪し? がありそうです。

一方、ライフウインクの方はというと、付けて正解。
バッテリーのコンディションを可視化して簡単に判断できるユニットなんだけれども、
「エンジン始動」「車両点検LED」「充電不足LED」と3つの判定をしてくれて、
予想以上に便利そうなのです。

駐車場に停めておく時間が長い3rdにはとても有り難く、
最初から付けておくんだったと思ったくらいに(^^


てなワケで、久々に手を入れた3rd、
作業を終えて乗り込んだら異変が起こっておりました…。

こいつもデジャブかよ…。

また…つづく…。

Posted at 2011/07/27 22:13:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 3rd Generation Limited | クルマ
2011年07月23日 イイね!

デジャブ…!?

デジャブ…!? 深夜になって始めたユーノス500のナンバー灯の交換作業をしていた時、アイドリング中になんだか騒々しい…。

グゥウォ〜ン〜という喧しい電動ファンの音が、いつまで経っても鳴り止まないのデス。

この日は7月にしては異常に涼しい5月中の気温で、なおかつ陽射しもない深夜。むしろ肌寒いくらいの陽気なのに、これはやっぱりオカシイ…。

それに気付いて水温計を見てみれば、こんなに涼しいのに水温がガンガン上昇中。外は涼しいけど500は暑い!! と叫んでる!?

こりゃヤバイ!!!! てなワケでとりあえずヒーター全開にして走って風を入れようも、
それ以上は上がらなくても下がる気配ナシ…。

騒々しい電動ファンが回ってるのを確認したから電動ファンモーターは大丈夫。
ラジエターは数年前に交換してるから漏れはないハズ…。
冷却系に問題があるところで考えられるところとしては
あとはサーモスタットか…!?

このまま置いといても始まらないので、
深夜ながら身支度を整えてMメカのお店に向かうことにします。

早過ぎるけど、深夜なら渋滞はなく、
気温が涼しくてヒーターを全開にしてても大丈夫だし、
動けるうちに…と移動をはじめることにしましたが、
これが想像以上にコンディションが悪くなる一方で…。

水温計の針は上がっていき、
ついに横浜の大黒PAまで行ったところでレスキューの世話になるハメに…。

車両保険のロードサービスを要請して、
ここからまた私と一緒にMメカのお店までドナドナとなったけれど、
奇しくも以前オルタネータートラブルで立ち往生した時と同じ場所。
まさにデジャブって感じですかねぇ。。。

ローダーに揺られる事1時間。
Mメカのお店に辿り着くも、まだ出社前の時間で誰もいない(笑)。

数時間後、ゾロゾロと出社してきたところで、
さっそく診断をしてもらったところ、
やはりサーモスタットのトラブルで閉固着が原因でした。

ここ数ヶ月、気持ち水温計の針が上がってるような感じだったし、
電動ファンが回ることが多かったなど、
トラブルらしき前兆が出ていたのが、ここでやっと納得できました。

で、サーモだけではなく、
ウォーターポンプからも大量に冷却水が漏れておりました。

さらにさらに、それ以上に
やっかいな連鎖トラブルまで勃発したかもしれないかも…というコトもわかり…。

異常に熱がかかったことでヘッドが歪んだかも…てな具合…。
とりあえず出来る限りのテストをして確認はしたけれど、
現状ではなんとも言えない状況です。

どーしよぉ…こりゃ一大事です。。。

とにもかくにも、ウォーターポンプとサーモスタットを新品に交換して、
その状況で様子を見てからでないと最終的な判断がつかない状況デス。

これがダメだったら…ヘッドを降ろして…とタイヘンな事態となりそう。

とりあえず余談を許さない状況に迫られておりますが、
あとは運を天に任せるばかりです…。
Posted at 2011/07/24 14:09:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500 改 25G | クルマ

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「“アルヴェル”のオフ会…??? http://cvw.jp/b/9438/48589267/
何シテル?   08/09 11:53
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