
自宅に帰って、みんカラを開いてみると、みん友でもある
Toshi80さんがポツリとつぶやいていました。
かぴょさんが、オーテック・ザガートのステルビオに乗って大黒に来るので行くと!?
な、なにぃ!?!?!? 並々ならずステルビオに興味があるワタクシ。晩飯も食べずに3rdをすっ飛ばして大黒を目指すことに。
Toshi80さんが毎月後半に大黒PAで開催している「
Toshi'sミーティング」で、以前、かぴょさんと知り合ってお話をしていたところ、ステルビオほかエンスー車を複数所有されているというではないですか!?
以後、Toshi'sミーティングに毎回毎回通っていたのは、実はかぴょさん来ないかなぁ…
と淡い期待を抱いていたからなんだけれども、ナカナカ都合が合わずでした。
そんなもんですから今年はムリかぁ…と半ば諦めていたけれど、
思いがけず横浜まで来られるなら、晩飯すっ飛ばしても行く価値はあるってもんです。
さて、飛ばす事20数分で大黒PAに到着…来ておりました!
ほとんど目にする機会のない好きなクルマです。
もう、これだけでテンション上がりまくり。
ご挨拶もそこそこに、つぶさに観察させてもらいました。
ステルビオというと赤のボディカラーにタン革の内装ってイメージが強いですが、
かぴょさんはシルバーに黒の本革とシックなイメージです。
色でこんなにイメージが変わるもんかと。
ちなみに、先日発行された
ハチマルヒーロー 2012年11月号に
掲載されていたクルマそのものでもあります。
有り難い事に室内にも乗車してもイイ!? ということで、さっそく最大の特長でもある、
ボンネット一体のフェンダーミラーの視認性を見てみることに(^^
これが思いのほか後方の視認性が良くて、
ドアミラーに比べて視線の移動量が少なくて疲労は少ないかもって思います。
意外に知られていないトランクルームを観察させてもらうと、
中央にテンパータイヤがドン!と鎮座しておりまして、
ラゲッジスペースはコンパクトでありました。う〜ん素敵(笑)。
同時期にマツダ(厳密には株式会社ユーノスだけど)にもあったユーノスコスモも
大きな面積をあえて狭く使うある意味「ゆとり」が贅沢に演出していた時代だったなと。
お話を聞いていると少量生産車ゆえに
新車発売から20年以上が経過していると悩みは尽きないようで、
ガラスを含めてほぼ新品パーツが皆無なことと、
それ以上にスチールにアルミの異種金属の溶接による腐食が避けられず、
保管方法など苦労が耐えないなど、一筋縄とも行かないようです。
それこそ我が家のユーノス500などの比ではないくらいに。
けど、最近のクルマは効率だの、エコだのセコセコしているけれど、
バブル時代のクルマってこういったゆとりなり、乙な演出などが味わえて、
何者にも代え難い贅沢な魅力が溢れていると改めて感じるところでした。
ステルビオは新車当時の価格は約1800万円と、
今どころかバブル真っ盛りの頃でも破格と言えるほど高価なクルマだったけれども、
つぶさに観察すると職人が1台1台アルミパネルの外板を手叩きで合わせていたり、
革シートや木目パネルなどハンドメイドで作られ、贅の限りが尽くされています。
忘れられがちだけれど、クルマを作る上で窓ガラスの製作なども非常に高価なものだし、
それをイタリアから日本へ輸送して販売ともなるとトータルで考えれば値段相応、
いやいや、つぶさに観察するとむしろ安いとすら感じる作り込みでした。
この日、Toshi80さんはBNR32で来られていて、カテゴリーは違うけれど、
クルマバカにとってはバブル期はやっぱり良き時代だった再認識したのでありました。
と、帰り際に、かぴょさんがまたまたスゴイことをポツリ…
とある“スーパーなクルマ”を購入されたと!?!?!?
これには思わず!!!!!
また来年の楽しみが相当増えちゃいました(^^
みん友の惰眠さん、マジで来た方がいいですよ!! 損はさせませんから(笑)。
改めまして、かぴょさんイロイロ観察させてくれて、ありがとうございました!!
Posted at 2012/11/23 08:16:49 | |
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